久々に作業をしたよ!
今回は、前回作成した革シースの形を整え、最終処理までを行った。
まずは、ウェットフォームが終わったシースの外形を整えた。
素材の切り出しが甘かったせいで、各層の外周部分の合わせ部分がガタガタだったのを、革包丁でざっくりと切り取って整える。正直なところ、75%ほどはすでに取り返しがつかないので、なかばやけくそで切りまくる。
作業はベランダに出て行ったんだけど、まだベランダ工房を開場するには時期が早かったようだ。作業を終えて部屋に戻ったら、3個所も蚊に刺されていたよ。かゆいわ!
外形の最終調整が終わったら、側面にエッジコートを塗り、さらに全体にオイルを塗って完了だ。
こういったものの塗布には、防水、防腐、栄養付加(?)、などなどの実用的な効能もあるそうなんだけども、正直よくは知らない。どうせ酷使するつもりも、珍重するつもりもないから、そういう意味ではこういう仕上げ剤は使わなくてもよかった。ただ、こうすることで、濃い目の色がつくというのが、私にとっては重要だった。色の好みという意味ももちろんあるし、なによりも、色のコントラストを減らしてミスを目立たなくするという意味が大きい!
さて、これでシースは完成だ。あとはナイフに刃付けをすれば、ついに企画も完了だ。