GORDON RAMSAY PLANE FOODは、ヒースロー空港の最新のターミナル、ターミナル5にあるレストランだ。レストラン名にもなっている、ゴードン・ラムゼイというのはイギリスの有名な料理人の名前らしく、日本にもその名を関したレストランがあるそうだ。
ここでエジンバラ行きの飛行機を待つ間にディナーを取った。
店内は空港のレストランにしては小奇麗で、でも有名な料理人のレストランにしてはカジュアル、というほどよく品のいい雰囲気。今回のようにラフな旅装で入っても、そう気後れすることもないか、というくらいの気軽さがあった。
今回の訪英では、これが初の食事ということで、今後の食を占う意味でも美味いものを食いたかったんだけども、しっかりと美味かったので幸先が良かったといえる。
私はポークチョップのソテーに、ブラックプディングと、リンゴのコンポートがついたもの、それにサイドオーダーでチップスを頼んだ。連れは、魚のソテーかなんかだったと思うけど、忘れた。
どれも実に無難な味で、美味いか不味いかと言えば、間違いなく美味かった。有名シェフの小洒落た店、ということでもわかるように、やや値段が高めなので、その辺をトータル的に考えると難しいけど、雰囲気込みで損をしたというよりは得をしたと思ったよ。次にヒースローに行くことがあったとしても、ここで食べたいと思えた。
さて、ここで特に感激したのは、チップスだ。ここに限らず、この先どこで食っても感じたんだけど、本当にこの国はチップスが美味かった。チップスってのは、いわゆるフライドポテトなんだけど、これが美味いんだよなぁ。フライドポテトが大好きで食いまくっている私をして、ここまで感激せしむるとは・・・。香ばしさも、イモそのものの風味も文句なしだ。うーん、素材の差なのかなぁ? 日本のファミレスやファストフード店などで供されるものとは、一味も二味も違った。
そんな最高のチップスを、長いフライト明けの一杯とともに食ったひとときは、これ至福であった。
(そうそう、ここは従業員がインド系の人ばかりというのも面白かった。ここに限った話ではなく、ウェイターや販売員のような職種には、アングロサクソンではない人が多かった。逆に伝統的なパブの店員などはアングロサクソンばかりで、この辺の住み分けが階級社会ってもんなのかなぁ、と感じた)
写真は↓ (※食べ物編の写真はピンボケばかりです)