今はワイプ確定だし、システムもそこそこ把握したので、あまり遊ぶ気はしないMWOなんだけども、8月ごろにはシステムを理解すべく頻繁に遊んでいた。
その頃の思い出を、機体の紹介のような形で残したい。
【CPLT-C1】
記念すべき初代愛機。カタパルトC1型。
Foundersプログラムに参加した際に選べる特典機体の中から選んだのがこれ。カタパルトといえばメック界を代表するメックの1つで、65トン級の重量機。高い支援能力と、機動性を併せ持つ名機。
これに手を生やすと10トン増えて、かの傑作75トン級マッドキャットになる。でもこの時代には、まだマッドキャットは中心領域に現れていないので、その気分を味わうにはカタパルトでいくのがいいだろう、ってな気分でチョイスした。
C1型はカタパルトの型番の中ではよく言えば標準的、悪く言えば中途半端な型番だ。ミサイル満載のA1、狙撃砲塔のK2などと比べると、ここぞという得意なフィールドを持つような、尖ったつくりにはしにくい。どこで戦っても二線級になりがちで運用が難しい機体だと思う。
Hardpointは、胴中央にエネルギー2、左右胴にエネルギー1ずつ、左右腕にミサイル1ずつ。初期装備ではこのHardpointすべてを使って、中口径レーザー(ML)×4と長距離ミサイル15(LRM15)×2という構成になっている。
初期の段階ですでに、これ以外の選択肢はないな、っていう構成だ。C1型はこの構成にするための型番だと思っていい。遠近両対応にしておいて、両方でそこそこ頑張れる、という運用をするための型番だ。
もちろん遠近どちらかを尖らせる方向に、カスタムできないわけではない。たとえばLRMのかわりにSRMにして近距離仕様にするとか、LRMとMLをとってPPCをいれて狙撃仕様にするとかも、できないわけではない。だけど、そういうコンセプトにするなら別の型番でやったほうが強いので、C1型でそれをやる意味がない。
C1型は、LRMよる遠距離牽制をそこそこの破壊力で行った後、レーザーによる近距離戦を少し情けない火力で行おう、というマルチローラーとして、チームの総合力を底上げすることに意味を見出すのが正しい型番だと思われる。ので、初期装備の方向性は、そんなにいじる必要がなかった。
とはいえ、初期装備にも難点はある。その最たるものは、遠距離戦をするには弾薬が少ない、ということだ。
LRM15×2を撃っていると、すぐに弾がなくなる。なので私は、ジャンプジェットやMLを削って、かわりに弾薬を増やして運用していた。なんだかんだで、序盤のLRM合戦が仕事としてはメインとなるので、そこを強化した形だ。
他には、前述したようなLRMをSRMにする近距離戦仕様や、全部取っ払ってPPC×2を積む砲撃戦仕様、なんてことも試したけど、どちらをやっても、この型番のよさを殺しているな、と思ってすぐにやめてしまった。
そういう別仕様は、それにふさわしい別の型番で行ったわけなんだけども、それはまた次の話だ。