カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 10月1日(2023年)


 週末に宮ヶ瀬湖周辺を走ってきた様子を、久しぶりに動画にまとめたので公開。

 都心から西方面にある、相模川水系の三つのダム湖、相模湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖は、いずれも何度も行ったことがある場所なんだけども、その中で比較するならば宮ヶ瀬湖は一番訪れた回数は少ない、不慣れな場所と思われる。

 そうなった理由はよくわからない。拠点からの距離は大して変わらないんだけど、相模湖へ行くときには必ず大垂水峠を越えるので、山道の楽しさがある一方で、宮ヶ瀬湖への道は比較的平坦なので、面白みがないと感じていた・・・からかなぁ。

 ただ今後は、バイクが新しくスポーツタイプからクルーザータイプに変わったことで、山道より平坦な道を好むようになるかもしれない。であれば、しばらくはショートツーの定番の地として、今までの相模湖のかわりに、宮ヶ瀬湖周辺をそれに当てるのもいいかな、と思っている。

 とはいえ、宮ヶ瀬湖まで行くと、さらに足を延ばしてヤビツ峠というのが定番ではあるので、そういう欲を出すと、結局山道なのだけど。

 ま、今回のように揚げパンを食べたり、今回は寄らなかったけど服部牧場などでアイスを食う程度でお茶を濁して、短時間で帰るのが最近の好みだけどね。はてさて。

日記: 9月29日(2023年)

 晩夏のバイクカスタム最終章。

 パニアケースを設置した。

 これまでに行ってきた、ウィンカーリロケーションや、ヘルメットホルダーリロケーションは、まさにこのためだった。やっと実施できてなによりだ。

 BOLTのユーザーたちの積載対策をウェブで散見すると、その多くは革のサドルバッグをぶら下げているように見受けられる。だいたい、革のサドルバッグ、ファブリックのサドルバッグ、トップケース、の順で見受けられるんじゃないだろうか。

 かく言う私も多数例と同じく、サドルバッグのような振り分け型の積載を志向してはいた。やっぱりBOLTのようなクルーザータイプのバイクには、トップケースよりもパニアケース/サドルバッグがよく似合う(個人の感想です)。

 しかし私には、パニアケース/サドルバッグをつけるにあたって、少しこだわりポイントがあった。

 それは設置位置を高めにしたい、ということだった。見た目のイメージで言うと、YAMAHA純正のワイズギアのサドルバッグのような設置位置だ。これが好ましい。

 汎用品のサドルバッグサポートに、汎用品のサドルバッグをぶら下げる、という最もよくありがちな組み合わせにすると、どうしてもバッグの位置が下の方にぶらーんとなってしまう。これはこれで、ある種のカッコ良さはあるものの、それは私の求める形ではなかった。

 ということで、設置位置にこだわって模索した結果、Viking BagsのBOLT専用パニアケースが、非常にいい感じだった。見た瞬間、そう、これこれ、これが欲しかったのよ、というくらい理想に合致していた。こういう発見はいつだって最高にうれしい。

 そして「見た目が好み」「かぶる人がほとんどいなそう」という点が最初にグッときたポイントではあったものの、もう1点、「カギがかけられる」というところも、かなり良い要素だった。

 長年カギ付きのトップケースに親しんできた身としては、バイクにそれなりにセキュアなボックスがある環境というのは、やはり失い難いものがあった。ちょっとバイクから離れる時に、物を置いていく安心感が違う。

 というわけで、Viking Bagsのパニアケースを購入して、設置したというわけだ。

 設置自体の難易度は、まあ簡単だった。最も面倒くさい工程になるはずのウィンカーのリロケーションを事前に終えていた、というのが大きい。

 車体のフェンダーのボルトを片側あたり2ヶ所外し、ステーをそこに付属のボルトで共締めし、ステーにバッグをさらにボルト4つで締めるだけ。ネジ外し2回に、ネジ締め6回の簡単な作業だった。

 が、そこにはやはりアメリカ品質というか、めんどくさい部分が2つほどあった。

 1つはバッグ側に装着するゴムのグロメットが恐ろしく硬くて、装着にバカ力が必要だったということ。血管が破れるんじゃないかという勢いで、無理矢理ねじ込んだものの、そのはめる作業で手のひらはひりひりと痛くなってしまった。

 もう1つはステーとバッグとをつなぐ付属のボルトが、ギリギリの長さすぎて遊びがなく、工作精度の低さと相まって、設置が困難だった、ということだ。これはもう頑張るのが面倒くさかったので、付属のギリギリサイズのM6×20㎜ボルトの代わりに、余裕ができるM6×30㎜のボルトをホムセンで買ってきて、作業難易度を下げてちゃっちゃとつけてしまった。

 ともあれ、そんなこんなで設置したパニアケースは素晴らしいものだった。利便性はもとより、このビジュアルが、BOLT購入段階で想定していた理想像に限りなく近いのが嬉しい。

 なかなか頻繁には乗れないBOLTだけども、これでまたさらに好きになれたし、旅立ちやすくもなった。

 よいぞよいぞ。

日記: 9月24日(2023年)

 昨日の作業のついでの話。

 ウィンカーリロケーションをするついでに、ヘルメットホルダーのリロケーションキットも導入しておいた。

 理由は2つ。

 1つは、ヘルメットホルダーのリロケーションをするには、ウィンカーリロケーションをする時と同様に、リアフェンダーを外す必要があるため、同時に作業を行ったほうが効率がいい、という点。

 もう1つは、デフォルトのヘルメットホルダーの位置だと、今後サイドバッグやパニアケースを導入した際に、その後ろに隠れてしまう、という点。

 これらから、ウィンカーリロケーションキットの作業のついでに、ヘルメットホルダーもリロケーションしておいたという次第だ。

 ヘルメットホルダーのリロケーションは簡単で、パッセンジャー用のフットペダルにキットを共締めし、そこにヘルメットホルダーを移設するだけだ。間違えようがなく、誰にでもできる作業だろう。

 ヘルメットホルダーの着脱にはトルクスレンチが必要、というのが唯一の注意点だったかな。

 作業を開始するまで、私もそのことを意識してなかったんだけども、長年にわたるミニの整備でだいぶ工具が揃っていた私に隙はなかった。・・・いや、あせったけどね。トルクスレンチなんて、工具箱に入っていることも忘れていたよ。

 ほっ。

日記: 9月23日(2023年)

 BOLTの積載力強化計画を開始した。

 まずは、リアウィンカーのリロケーションから手を付けることにしよう。

 BOLTのようなクルーザータイプのバイクの積載アイテムと言えば、トップケースというよりは、やっぱりパニアケースやサイドバッグのような、左右振り分け型がよく似合う。

 でもBOLTの場合、リアウィンカーの位置に問題がある。

 BOLTのリアウィンカーは、パッセンジャーシート真下あたりに配置されていて、多くのサイドバッグの類と干渉する位置となっている。標準のままでは、パニアケースやサイドバッグを設置することが難しい。

 そういう場合どうするのかというと、それはもう、リアウィンカーの位置を変更するしかない。

 そういうニーズは多くあるため、世の中にはリアウィンカーをリロケーション(位置変更)するキットがしっかりと用意されているのだ。

 ってことで今回は、それを導入してみたという次第だ。

 使用したキットはYAMAHA純正のものにした。

 導入ステップは、

  1. シートを外す
  2. ウィンカーやブレーキランプとバッテリーをつなぐハーネスを外す
  3. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプのアッシーを外す
  4. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプを分離させる
  5. リロケーションキットをかませつつ、リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプを組み直す
  6. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプのアッシーを車体に戻す
  7. ウィンカーやブレーキランプとバッテリーをつなぐハーネスをつなぐ
  8. シートを戻す

 という感じだった。

 さすがに純正部品だけあって、工程はやや多かったものの、工具さえあれば誰でも失敗しないレベルの出来の良いキットだった。安心の品質だ。唯一閉口したのは、外した直後のリアフェンダーの裏側が、泥汚れで汚かったことくらいかな。

 ってことで、ウィンカーの後方リロケーションは完了した。

 パニアケース/サイドバッグの導入は、また後日としよう(すでに手元に入手はしてある)。

 こうご期待。

日記: 8月12日(2023年)

 朝錬ツーリングをした。

 今回は、朝飯ツーリングではなく、ただ朝に少し走ってくるだけの、朝錬・飯なしツーリングとなった。

 目的地は、涼しいうちに帰れる短距離の場所、かつ、Boltの写真がある程度映える場所・・・ということで久々に名栗湖にした。秩父どころか芦ヶ久保まですら行かないという、ショートショートツーだ。

 しかしツーリングは距離ではないのだ。好きな時に好きなだけ走ればよい。

 そして涼しい朝のツーリングはいい。気持ちいい。

 またBoltでの走行にも、徐々に慣れてきたかな。

 Boltはほどほどの速度で走るのが楽しいバイクなせいか、FZ6時代と比べると7~8割程度の平均巡航速度という、のんびりツーリングになる。コーナーに至っては、相変わらずステップを擦ることを恐れていることもあり、下手したら往時の3~5割程度の速度だ。ブレーキが友達。

 でも、そんなのんびりドコドコツーリングが楽しい。

 のんびりを楽しみ、後続のバイクを先に行かせることを楽しむ。大人になった気がするわ。

 さして遠くない名栗湖には、走行1時間余りで到着した。

 10年前くらいまでは、名栗湖ではそんなにはバイクの姿は見かけなかったと思うんだけど、今ではすっかり様相が変わっていた。

 この日の到着は朝7時前という、かなり早朝の部類に属する時刻だった。にもかかわらず、到着時点ですでに、10台以上のバイクがダムの天端にずらっと停車していたのだ。大人気だ。

 うーん、いつのまにこんなにメジャーになったんだここは。昨今のバイクブームはすごいな。

 そんなバイクたちに紛れて、私もBoltを停車させた。そして10数年前にFZ6でも撮った定番の構図(たまにこのブログの上部バナーにも出てくる)で、今度はBoltの写真を撮影だ。

 パシャリ。

 うーん、陽が当たっていなくて、ちょっと暗いかな。だけど構図は良い感じで撮れたな。ヨシとしましょう。

 さて、写真を撮ってしまったら、もうここに用はない。

 そそくさと名栗湖を後にした私は、また走行、兼、練習を楽しみながら、昼の暑さが本格化する前に、まっすぐ帰路に就いたのでした。

 ・・・ちなみに。

 今回のツーリング後に、そんなに減ってないガソリンを補給した数値はこんな感じだった。

 走行距離:75.3 km。給油量:3.64 L。ほぼ渋滞なしの下道、山道、田舎道。

 で、燃費は20.7 km/Lってところか。Boltはざっくり20 km/Lと覚えておこう。