カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2011年10月

日記: 10月18日(2011年)

 Two Worlds 2のマルチプレイにおける「巻き戻り現象」が深刻な問題になってきた。

 昨日、また2人でマルチプレイのアドベンチャーを進めたんだけど、2、3時間かけて遊んだ分のすべてが、ゲーム終了後に保存されずに、データが巻き戻ってしまった。一緒に遊んでいたZ氏は、ちゃんとデータが保存されていたし、今までもそういう経験がないそうなので、おそらく私とサーバーとの間に横たわる限定的な問題なのだろう。

 感覚としては、

 1)ゲームを開始する(サーバーにセーブされたキャラクターデータをロード)
 2)ゲーム中にいろいろな行動をする(ホストマシンとの通信でローカル的に処理)
 3)ゲームを終了する(サーバーにその時点でのキャラクターデータをセーブ)

 という流れだと思うんだけど、この2)から3)までの間に、サーバーとの通信が切れてしまっているようなのだ。そのせいで、ゲーム中は快適なんだけど、その成果がサーバーに残らないので、次のゲームを始めるときにエラーが発生して、再起動を余儀なくされ、再起動をするとデータが前のゲームの開始時に戻ってしまう。

 これは由々しい問題だ。

 ってことで、いろいろと調べてみた。

 ■How to save your MP Character anytime.
 ―「誰かとアイテムのトレードをすると、その時点でキャラクターがセーブされる」

 ほほう。・・・って、これTW1の話か。残念。でもやってみる価値はある・・・かなぁ?

 ■Two Worlds 2 multiplayer character doesn’t save.
 ―「1、2章では平気だったが、3章以降発生した」
 ―「誰かとアイテムのトレードをすると、その時点でキャラクターがセーブされる」
 ―「(複数キャラ持っているが)メイジのキャラクターだけで起こる」

 ほぼ同じ主張。そしてTW2の話のようだ。現象が極めて私に近い。私が書いたんじゃないかとすら思える。

 一応、どちらも他人とのやり取りをするとセーブされるというような話のようだ。なんとなく説得力がある気がするけど、根本解決にはなってないよなぁ。この手段は、1人でVillageをしているときには通用しないしなぁ。うーむ。キャラクター別で発生するとも書いてあるから、作り直すというのも手ではあるのか。

 そんな気力はないよなぁ。

日記: 10月17日(2011年)

 今日もTwo Worlds 2。

 1つ100アウラ(Two Worlds 2の通貨単位。以下ap)未満の戦利品をちまちまと売り続け、ようやく10,000ap貯まったので、TW2のマルチプレイのモードの1つである「ヴィレッジ」に手を出してみた。

 ヴィレッジモードは、その名のとおり「村」モードだ。自分の村を開拓、運営していくという、オンラインRPGとしては特異なモードで、マルチプレイのキャラクターのための暇つぶし&アイテム・資金稼ぎの救済コンテンツ、というような位置づけだ。他人を自分の村に招待することは一応できるものの、実質的にはソロコンテンツだと思っていい。

 ヴィレッジモードをはじめると、村の村長(相談役?)がいろいろと初動の指示をしてくれた。やれ「牧場を建てろ」、やれ「商店を建てろ」、やれ「衛兵所を建てろ」、やれ「問題発生!蜘蛛を退治してくれ」、やれ・・・etc。

 この一連の流れが要するにチュートリアルで、これが終了すると、ようやく自由に施設を建て増ししたり、領内を気ままにうろついたりすることができるようになった。ここからが本番のヴィレッジモードの始まりだ。

 で、いろいろとやってみたんだけども、どうやらヴィレッジモードでできることは、大まかに3つのようだ。

 1つは建物の建て増し。シムシティだと思えばいい。施設を建てることで人口が増える。人口が増えると、税収も増える。しかし同時に人口が増えると、問題も増えるので、対処するための維持費も必要になる(衛兵所など)。まぁ、絡む要素はそう多くはないので、そんなに複雑ではなさそうだ。

 1つは宝箱漁り。領内には、7,8個ほどの宝箱が点在している。ヴィレッジモードを起動するごとに、中身が復活して鍵がかかるので、暇つぶしに開きにいくと装備の充実や、資金の確保、鍵開け実績の回数稼ぎができる。中身の品質は、自分のレベルに応じてスケールするので、すごくいいものが出るわけでもないけど、そこそこ使えるものは出る。なかなかおいしい。

 1つは問題対処。領内にしばらくいると、村長が「たいへんじゃぁ!」と騒ぎだす。話を聞けば「領内のどこどこに怪物が出たので退治してくれ」とのことで、それに対応してやる。難易度はとても低い。対応するまでは村民の満足度が大幅に低下してしまうので、税収が著しく落ちてしまう。モンスターそのものと成功報酬とで、そこそこの経験値にもなるようなので、問題は速やかに解決してしまうのがいいようだ。

 税収は、村にいる間は6分に1回入る。ログアウトしている場合は6時間で1回だ。村に入り、宝箱を漁りつつ、問題に対処して、宝箱を開け終えたら、村に入りなおす・・・ということを繰り返していると、そこそこ税収も上がって、アイテムや経験値も稼げ、施設もじわじわ拡張していくことができた。

 結局この日は2、3時間ほど村の運営をし続けて、税収を1回あたり2,600apほどにまで上げることができた。ログアウトしていてもリアル半日で5,000apほどは貯まっているであろう、という寸法だ。これはお気楽。思ったよりも簡単に初期投資の元は取れそうだぞ。

 また村内の自宅にはアイテム保管庫もあるので、そういう面でも便利。10,000ap貯まったら、即ヴィレッジ開始でよさそうだ。

 ただ、1つだけ大きな問題点もある。これはヴィレッジモードの問題というより、TW2のマルチプレイの問題かもしれないけど、たまに「データが巻き戻る」のだ。どうもサーバーと通信が切れても、ゲームは何事もなく続行してしまうようで、プレイヤーはサーバーとの通信が切れたことに気がつかない。ゲームを終えるときに初めて切断していたことに気がつき、次回開始時には、切断直前のデータにまで戻されてしまう。

 これが昨日だけで3回も発生したので、割と頻発する事象なのかもしれない。これはこまめにゲームから退出、入りなおしをして、通信確認をするなりの対処が必要かもしれない。うーん、怖い怖い。

日記: 10月15日(2011年)

 私のTwo Worlds 2に関する好印象な記事に騙されて、まんまとTW2を購入するに至ったZ氏と、TW2のマルチプレイをやってみた。

 TW2のマルチプレイは、全7ステージ構成の面クリア型コンテンツである「アドベンチャー」をはじめ、他に村育成モード「ヴィレッジ」、対戦モードである「水晶ハント」「デュエル」などがあるようだ。そのなかで今回は、基本とも言うべきアドベンチャーを試してみた。

 感想としては、なかなか楽しく、しかしながら、ボリュームが少ない、というものになった。

 最大8人まで参加できるアドベンチャーに、わずか2人で挑むプレイは、難易度的になかなか過酷だったものの、大いに楽しめた。ぎゃーぎゃーと悲鳴を上げながら、おっかなびっくり進んでいくプレイは、Dungeons&Dragons Onlineの初回プレイを髣髴とさせる、興奮に満ちたものだった。

 またDiabloの序盤と同じで、初期装備がへなちょこなだけに、敵が落とすアイテムのことごとくが輝いて見えるのもうれしい。敵の落とした剣を拾っては使いたくなり、盾を拾っては使いたくなる。戦利品1つ1つに一喜一憂できる感覚は、いつになってもワクワクするものだ。

 スキルやステータスも同様で、レベルアップのたびのポイント配分が楽しい。次のレベル、次の次のレベル、と未来のポイント配分のことを考えては、早くそこに至りたくなる。自分の分身のできることを増やす過程にのめりこめる。

 要するに、キャラクターに魅力があり、感情移入しやすいのだ。見た目のデザインが最悪なゲームなのにそう思えるのは、キャラクター周りのシステムがいいということだろう。そういう自分の自慢のキャラクターを操って、仲間と共闘するプレイが楽しくないわけがない。

 しかし大きな欠点もあった。上述したように「ボリュームが少ない」のだ。このことはマルチに関しては大きな痛手だった。

 一口に「ボリューム」といっても、それは複数の意味を含んでいて、1つには7ステージというのが少なく、1つには1つのステージ自体が小さく、1つにはできることの幅が少ない、という意味になる。

 1つのステージをクリアするのにかかる時間は、初見の2人だけで時間をかけて挑んでも、せいぜい1時間ほどだった。これが全部で7ステージしかないということは、7時間分前後のコンテンツしかないということになる。このボリュームでは、ガツガツやったら1週間もあれば消費しつくしてしまう。

 ハクスラ系はもともと、比較的速やかにコンテンツを消費してしまいがちなジャンルではあるけど、だったらせめてDiabloのように、難易度で複数周回させるとか、そういう延命処置をしてくれてもよかったではないか、と思わずにはいられない。7周×3難易度で、しかも途中からは同じステージを何周かしないと次に挑むのにレベルが足りない、というくらいの作りなら、まだしもキャラクター育成を長く楽しめたように思う。

 また、ステージのマップそのものにあまりにも工夫がなく、一本道なのも寂しい。マップをシングルほどに広大にしろとは言わないものの、もう少し幅のあるマップ構成、寄り道のできるマップ構成であってもよかったように思う。フィールドマップならもっと道ではない部分にバラエティを持たせてもいいと思うし、洞窟マップならもっと道に迷うような箇所が多いつくりでいい。また、床スイッチとか、レバーとか、物理演算とか、馬術とか、帆船操作とか、せっかくいろいろな工夫の余地があるんだから、もっとそれらも使いまくってほしいところだ。

 (たぶん「複数のマップ」にプレイヤーキャラクターを分散して並行処理することができないシステムなのだと思う。1つのゲーム中に「建物に入る」とか「洞窟に入る」とかがないので。だからいろいろと幅が狭いのは致し方なくもあるが・・・うーむ)

 そんなわけでマルチプレイに関しては、全体的に見て「惜しい」「もったいない」というのが強い印象になってしまった。基礎システムも雰囲気も挙動もいいんだけど、「もっとマルチプレイ部分にも本気を出してくれれば、もっともっとよくなったのに」と思えてしまうために、本来の評点よりも辛めになってしまう。

 ただ、面白かったかつまらなかったか、と問われれば、面白かった。文句ばっかり言ってるけど、かなり面白かったのだ。このゲームのマルチプレイには、時間を気にせず延々とキャラを育成したくなってしまうような中毒性がある。いったんプレイをし始めると、「早く次の装備にしたい」「早くあのスキルブックを買いたい」「早く村育成モードをしたい」というような意欲が次々と湧いてくる。これは下手をするとシングルがどうでもよくなりそうで危ないぞ、という気分すら芽生えてくる。

 なので、このマルチプレイの至らない部分で、TW2の全体評価が下がるってことはない。というか、むしろより評点が上がりはしている。だけど、でも、やっぱり、そう、うーん、惜しいなぁ。

日記: 10月12日(2011年)

 相変わらずTwo Worlds 2。

 序盤は、敵の集団を魔法でPullして、ヒーヒーいいながら各個撃破していたんだけど、最近は自キャラが強くなってきて、盾を構えて突撃&強引に粉砕、のようなこともできるようになってきた。戦い方の幅が増えていっそう楽しい盛りだ。

 基本的には「自由度のないOblivion」、あるいは「敵がリスポーンしないTPV版Diablo」な印象のTW2だけど、戦闘や装備関連の多様性だけは優れている。武器はスタイル(片手、盾持ち、両手、二刀)とタイプ(剣、槍、斧、鎚、棒)で挙動やスキルが変わるし、弓だともっと変わる。こういう細かい仕様は、勝手に「こいつは斧使いとしよう」とか縛りを入れて、なりきりプレイで気分を盛り上げる派の私にとっては嬉しい限りだ。

 そしてさらに魔法はかなり特殊だ。TW2の最大の売りといってもいいと思う。

 TW2の魔法は、店やLootで手に入る魔法のカードを組み合わせて、自分で合成するシステムになっている。合成は、1つの「効果」、複数の「形態」、複数の「調整」を組み合わせて作り、その組み合わせによって様々な結果が生まれるようになっている。

 例えば、「火(効果)+遠隔(形態)+誘導(調整)+攻撃(調整)」というように魔法を合成すれば、敵を自動追尾するファイアボルトを撃つ魔法になる。これを、「火+遠隔+誘導+攻撃+拡散」とすれば、1回の詠唱で3発の誘導ファイアボルトが発射できるようになる。

 さらに、魔法は1回の発動で3つの効果まで連続発生させることができる。例えば先ほどの「火+遠隔+誘導+攻撃」の誘導ファイアボルトに、続けて「火+範囲+攻撃」の効果を発動させるようにして、「火+遠隔+誘導+攻撃→火+範囲+攻撃」、とすると、ファイアボルトがヒットしたあとに、その着弾点を中心に一定の範囲にいる敵全員に火のダメージを追加で与えるような魔法になる。MMORPG用語で言えば、DD→AoEDD、となるわけだ。

 こういう組み合わせを、用途に応じて考えていくのがとても楽しい。組み合わせる枚数を増やすと、消費マナがどんどん増えていくので、効果を無尽蔵に増やせばいいというわけでもないというのも絶妙なバランスだ。下手に効果が多いものを作るよりも、1段効果を下げたものを連射するほうがよかったりと、考え甲斐がある。組み合わせによっては、樽やバケツが空から降ってくるだけ、というような無意味な魔法になったりもして、そういう遊び心も面白い。

 今は、遠隔+拡散→火+召還、で1回の詠唱でヘルハウンド風ペットを3匹出す魔法を使って、ペット使いプレイを楽しんでいる。気分しだいでペット任せでもいいし、ペットの後ろからファイアボルトを撃ってもいいし、ペットとともに剣で殴ってもいい、というお気楽プレイだ。

 ヘイ、パピー!

日記: 10月9日(2011年)

 この週末はTwo Worlds 2をはじめからやりなおした。

 というのも、結局Xbox360版ではパッドでの操作がだるくて、PC版を買いなおしてしまったのだ。購入先はSteamのDL版。ちょっと前にTW2のセールをしていたような気がするんだよなぁ。だからそのときに買えばよかったなぁ、と思わないでもなかったけど、欲しい時が買い時、ってことで定価で迷わず購入した。まぁいいでしょう。

 ちなみにSteam版は英語版なんだけど、日本語版であるXbox360版から言語ファイルを抜いて、PCのデータフォルダに入れると、ほとんどの部分を日本語化できる。これ、Xbox360版とPC版両方持っていたらセーフな行為なのかな? 多分セーフだと思うけど、よくわからないので私がそうしたかどうかは黙っておこう、ふふ。

 で、プレイ。

 おおおお! 操作しやすい! おもすれー!

 やっぱりFPSやTPSは、マウス操作が直感的でいいな。Xbox360版では、思い通りに動かないことがかなりストレスだったけど、その大半が解消されたよ。おかげである程度は「強い奴に動きで勝つ」ようなこともできるようになって、リアルタイムアクションの醍醐味も味わえるようになってきた。もともと結構気に入っていたTW2だけど、PC版でまた評価が上がったよ。いいぞいいぞ。

 ゲームの進度は3連休の一気プレイで、あっさりXbox360版の進度を超えてしまった。最近にしてはガッツリプレイしたよ。3日で総プレイ時間が10時間ほどになった。これで全4章構成の1章途中まで進んでいるから、最終的には25-30時間くらいのボリュームではないかと想像している。

 よしよし、しばらくはまた「家に帰ったら遊びたいゲーム」があるという、充実した日々を送れそうだぞ。え? ダークソウル? PS3? あーあー、何も聞こえない。