カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2020年05月

日記: 5月18日(2020年)

 ルンバのエアロブラシがもう摩耗した。

 ルンバを購入したのはもう6年くらい前になる。それから5年もエアロブラシを交換しないままでいて、初めての交換をしたのが去年のこと

 で、それからさらに1年が経過して今に至るわけだけど、もうエアロブラシがつるっつるに摩耗してしまっていた。

 5倍のスピードで摩耗したのは、最初の5年は「純正のエアロブラシ」を使って、つぎの1年は「安い互換品」を使ったので、ひょっとすると互換品の品質が原因なのかもしれない。というか、きっとそうだろう。

 でも、ここで私はついついセコイ気持ちを抑えきれなかった。「いやいや、実は純正も1年くらいでつるつるになってたけど、ただ気が付かなかっただけなのでは?」「安さは正義だ」とね。

 そうして低価格を肯定するために、純正品の有効性を否定した私は、今回も再び安い互換品を購入したわけなんだけど。

 ・・・これが大失敗だった。

 今回購入したものは、もう摩耗するのが速いとかそういうレベルじゃなくて、使い始めの段階から問題ありだったのだ。

 このエアロブラシを装着してからというもの、

 「ピー。エラー2。ルンバのワイヤーガードを開けてブラシを清掃してください」

 というエラーメッセージが頻発するようになってしまった。そしてそのたびにルンバが停止してしまう。すぐに再起動はできるものの、人の手を介する必要があるので、ロボット掃除機としてはもはや機能していない。使い物にならない。

 このメッセージは本来、エアロブラシの回転抵抗が大きくなると出るエラーなのだと思われる。主にホコリの詰まりでエアロブラシが回転しにくくなるとか、そういう不具合へのエラー警告だ。でも、今の私のルンバには、当然それはあり得ない。エアロブラシは新品だし、交換時に各所の清掃も行ったからだ。

 推測するに、おそらくエアロブラシの突起が「長い」とか「固い」とかいう、品質上の問題なのではないかと思う。それで床を掃くときの回転抵抗が高すぎてエラーになる。その推論を補強する事実として、エラーを吐くのはいつだって、床の抵抗の高いカーペット敷きの部屋だ。床の抵抗が少ない畳やリノリウムの上では、まったくエラーを吐かない。

 もしこの推論が正しいなら、使っていくうちにエアロブラシが摩耗していって、抵抗が少なくなった時点でエラーははかなくなるだろうけど・・・それを待つのに何か月かかるのかわからない。自分でエアロブラシを削ってみるって手もあるにはあるけど・・・明らかに清掃能力が低下しそうだ。

 要するに、まぁ、安物買いの銭失いだった、ということだ。次からはエアロブラシに関しては純正品を使うことにしよう。

日記: 5月6日(2020年)

 ワイルドスピードシリーズを観た。

 いわゆるワイスピだワイスピ。

 今まで観たことがなかったこの有名映画シリーズなんだけど、せっかく買ったハンコンを使うテンションを上げるべくカーアクションに接してみようという意図と、そしてなによりも自粛ムードで家の中での時間つぶしが求められていたということとが相まって、今年の短いゴールデンウィークを使って、Amazonプライムビデオで一気に観てしまった。

 なるほど。ゲーマー視点だと、The Crewとか、Need for Speedとかの世界観に似てるなぁ、と思うわけなんだけども、これはたぶん逆なんだろうな。ワイスピのような物語を体験した人たちの中の「その世界観をゲームで追体験したい」という層をターゲットに、こういうゲームが開発されたんだろう。そういうバックグラウンドがなく、偶然The Crewに出会って遊んでいるという、私のようなタイプのほうが、きっとレアなのに違いない。

 シリーズ序盤は車の比重が高く、The Crewに近かったワイスピなんだけど、回を重ねるごとにだんだん車以外のアクションが派手な、いわばGTA成分が増えていって、最終的にはトンデモ技術満載のSF超大作みたいになっていったのが、残念なような、面白いような、複雑な印象だった。まぁ特にこだわりはないからなんでもいいや。

 そもそも「ワイルドスピード」っていうタイトルと車押しのポスターとで、このシリーズは「TAXI」とか「トランスポーター」とかと同じような、ひたすら車が走る映画なんだろうな、と思っていたんだよね。それがさにあらず、車も重要な要素だけど、どちらかと言えば勧善懲悪(?)アクションが重要な、我々の世代でいうところの「ダイハード」「リーサルウェポン」ポジションの映画だったとは。テーマがアングラな割に、エログロがかなり抑え気味なことも相まって、脳みそを空っぽにして安心して観られるアクション映画だったよ。

 シリーズ途中で主役の俳優が亡くなったということも、今回知った。きっと大ニュースだったんだろうけど、全然そういうことも知らなかったんだよなぁ。R.I.P.ブライアン(役の人)。