カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2021年07月

日記: 7月22日(2021年)

 失敗ツーリングの簡単な記録。

 私が最もよくいくプチツーリング先。

 相模湖。

 そしてその兄弟的な湖。

 津久井湖。

 この2つの相模川系のダム湖が、神奈川県北西部に並んでいるわけだけど、実はその近辺にもう一つ、津久井湖のサブ的な湖があり、穴場的な展望地として存在しているらしい。

 名を、城山湖、という。

 この事実を私は、もう数十年にわたって、何度となくこの地域を訪れていながら、最近になってやっと知った。

 これは何としても訪れなければなるまい。

 ということで、意気揚々とバイクで城山湖に向かったのだけど・・・到着できなかったのだ。

 理由は簡単で「二輪車通行禁止」だったから。

 驚くべきことに、城山湖に至る道は、そのすべてにおいて、二輪車の通行が禁止されていたのだ。

 どうも昭和の時代にバイク乗りが悪さをした名残らしい。こういう場所は割とそこら中にあって、狭山湖の周りもそんなだったような記憶があるけど、とにかく、バイクで向かった私を待っていたのは、道路交通法の分厚い壁だったのだ。

 法律に禁止されてはどうしようもない。

 急な坂道で、突然通行禁止標識が現れたもんだから、Uターンをして引き返すのにもかなり神経を使ったけど、順法意識の高い私は、おとなしく帰路に就いたのでした。

 「明日ミニでリベンジしたる」と心に誓いながら。

日記: 7月17日(2021年)

 ちょっと前の話になるのだけど、記録的に書いておこう。

 先日断念したローダウンカスタムを、バイクショップに依頼してきた。

 バイクショップはバイクを置いてある実家ではなく、私の自宅近辺の店。なので、ミニに乗って実家へ行き、そこでバイクに乗り換え、今度はバイクに乗って自宅方面へ戻り、そしてバイクショップに行くという迂遠なる行程を経て、やっとこさ訪問してきた。

 ショップは、店主が1人で運営している、ザ・個人ショップ、という感じのところだった。

 大き目のガレージに、コンクリート打ちの壁面という武骨スタイル。カスタム待ちのバイクが並び、奥には昇降機やら巨大な工具トレーやら。こういうガレージを持つことは、男の子の夢の一つだよなぁ、というイメージそのままのところだった。

 そんなガレージの一角のカウンターで、ローダウンカスタムの相談。こういった店でカスタムを依頼したことがなかったので、多少、というか、かなり緊張して入店したものの、店主の対応はやわらかく、わかりやすく、満足のいく商談を気持ちよく行えた。よかったよかった。

 ついでとばかりにタイヤの空気圧のチェック&エア補充サービスでしてくれて、さらにカスタムの工賃も想像以上に良心的。非常にいいショップだと断定した。

 そんないい店だけに、ショップはそれなりに繁盛しているらしく、すぐには作業に入れないとのこと。今回はカスタム計画の相談をしに行ったにとどまり、バイクを預けてカスタムをしてもらうのは、1ヶ月ほど先の話になった。

 なので、バイクはまたしばらく実家に安置だ。またバイクに乗り、自宅近辺から実家まで戻り、そこでミニに乗り換えて、今度は自宅に帰ってきた。

 うーん、自宅–実家間を行き来しまくる日になったな。

日記: 7月11日(2021年)

 早朝相模湖プチツーリング。

 前日に無意味に脱着したリアホイールの様子を確認し、作業に問題がなかったと判断するために、涼しい朝のうちに軽く走行してきた。

 目的地はいつもの相模湖。ひねりも減ったくれもないけど、我が家からは距離感がちょうどいいのだから仕方がない。

 R20を西進し、八王子、高尾を過ぎ、大垂水峠を越えて神奈川県に突入。ついた先が相模湖だ。うん、ちょうどいい。

 相模湖の駐車場はまだ早朝過ぎるせいか、料金所が稼働していない模様。「本日有料」と看板が出ているのだけど、支払うことができない。バイクはたかだか60円なので、支払うにやぶさかでは全くないんだけど、支払う方法がないので無料で駐車させてもらった。悪気はないけど、一応ここで白状しておこう。

 そんな早朝の相模湖は、しかしいつもと少しだけ様子が違った。

 妙に外国人率が高い。しかも全員運動している。カヌードックからカヌーを担ぎ出してカヌーの練習に精を出す人もいれば、湖畔公園内をジョグする人、ただ歩いている人と様々なんだけど、全員が白人でアスリート体形、アスリート風体という、異常事態。そして湖上には、浮かぶ舟艇を監視しているらしい警備隊のごとき船と、そこから響く声。

 ・・・あぁ、わかった。これ、オリンピックの何かだろう。

 そう思ってググってみれば、カナダのカヌーチームが、相模湖をキャンプ地として訪日しているらしい。なるほどね。期せずして、面白いところに遭遇してしまった。

 日が昇って暑くなる前に帰りたかったので、見物もそこそこに帰路についたんだけど、こうして実際に選手を目にしてしまうと、なんだか少し贔屓目になってしまうものだな。もしカヌーの放送を見ることがあれば、カナダチームを応援することにしよう。

 あ、そうそう。バイクの調子はよかったです。問題なし。

日記: 7月10日(2021年)

 カスタム失敗の巻。

 やろうとしたのはサスペンションをいじってローダウンする、ということだった。そのための換装パーツも買い込み、必要な工具も揃え、サービスマニュアルを熟読して手順も把握した。

 ・・・つもりだった。

 のだけど、結論から言うと、失敗した。

 サスペンションとスイングアームとを固定しているパイプのようなものが、どうしても抜けなかったんだよなぁぁぁ。完全に固着しているというか、もう分離するものとは思えないほどにガッチリ固まっていて、どうしても抜きされず、作業を断念するに至った。無念だ。

 というわけで、結局のところ実施したのは、リアホイールを外して、付け直しただけという、ただただ無意味な作業になってしまった。

 まぁ、自力でバイクのタイヤを外したこと自体が初めてだったし、いろんな構造も分かっていい経験にはなったかな。と、自分を慰めることにしよう。

 換装パーツの取り付けは、おとなしく経験のあるバイクショップにお願いすることにするよ。

日記: 7月1日(2021年)

 駐車場のシェアリングサービスが便利。

 ということを最近知り、使ってみたのだけど、実際になかなかお得なシステムだと理解した。

 どういうものかというと、「昔車を持っていたが今はない」「戸建てを購入し駐車場はついていたが車は持っていない」というような、一般家庭の空いている駐車場などを、一時駐車場として登録しておき、別の誰かに時間貸しするためのウェブサービスだ。「個人の貸したい」と「個人の借りたい」を、主に日単位でつないでくれる。Airbnbの駐車場版、というとわかる人にはわかりやすいかもしれない。

 利点は値段が安いことと、支払いがクレカで簡単なこと。そしてなによりも、事前に予約できることが、メリットとして大きい。特に都心部や観光地での移動において、「目的地で駐車場を見つけられるだろうか」というような不安を抱えなくて済むのは、精神衛生上とても大きい。自動車移動に伴うストレスの、最大級のものを減じ得る。

 試したのは、「タイムズのB」と「Akippa」の2つのサービス。後者が最大手なのかな。

 システムの性質上、複数のサービスに並立して登録してある駐車場はないと思うので、あるサービスではいい立地や条件のところが見つからなくても、別のサービスで検索すると見つかったりする。目的に応じてより良い駐車場を見つけるためには、複数のサービスで検索するのが必須かもしれない。

 私が利用したのはいずれも「〇〇邸駐車場」「コーポ〇〇駐車場」というような名前の、個人宅やマンションの軒先の駐車場。目的地周辺の地図から、登録されている一般家庭の駐車場を検索して、サービスのサイト上で予約。当日はそこへ行って、停めて、用事を済ませ、そしてまた車に乗って帰る。貸主との接触はないし、機械駐車場のような支払いすらない。その日だけそこが自分の家の駐車場のようになる。簡単だ。

 また特筆するべき点として、乗用車だけではなく、バイクでも多くの場合利用できる。これもいい面だ。逆に狭隘な住宅街などでは、大型車非対応という場合もあるようだ。私には関係ないけど、これで利用が限られる人も、それなりにいるかもしれない。

 まだまだ著名なサービスとは言い難いし、登録駐車場の分布も偏っているので、使えるシーンは限られている。駐車場が必要な場所に、いつもシェアリングされている駐車場があるとは限らない。それでも、こういう選択肢があることを知っていると、便利に活用できるシーンもありそうだ。

 こういった種類のサービスは、今後よりメジャーになっていくと予想されることだし、うまく利用できるようになっておきたい。