カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2006年06月

日記: 6月7日 (2006年)

 こんなことを考えるのは私だけかもしれなくて、だからこんなことを言うと、変な人に思われるかもしれないんだけど、でも言う。

 電車で、やたら窓際にこだわる人が嫌いだ。

 別に窓際が好きなのはいいんだけど、その好みを、他人に迷惑をかけてまで貫くごく一部の人が嫌いなのだ。

 混雑した電車に乗ろうとすると、昇降口に陣取って「ここは俺の縄張りだ」とばかりに動かない人がたまにいる。私は仕方なく、その人をよけて奥に入るんだけど、「なんでコイツをわざわざ避けて入らないといけないのか」と少々納得がいかない時がある。そんなに窓際が好きなら、せめて一回降りて、最後に入りなおせばいいのに。いい大人が、昇降の流れを阻害してまで、昇降口に陣取る神経が理解しがたい。「お前は子供か?」と言ってやりたくなる。

 ちなみに、同じ窓際でも、戸袋に隠れる部分というか、長椅子の末端部分の、昇降口サイドの手すりの裏のスポットにいるのは、昇降の流れをほとんど阻害しないし、あそこは長椅子と戸袋と手すりに三方を守られた、なにか不可侵なイメージのある場所なので、特に腹は立たない。あそこは早い者勝ちの、ベストスポットだ、と言う認識が私の中にあるせいだろう。

 逆に、昇降口のまんま目の前に陣取る人は、そのベストスポットを逃したくせに、未練たらしく壁際をキープしようという、潔くない醜悪な精神を想起させ、昇降の流れを阻害するという物理的な迷惑に加え、精神的にも見ていて実に不快だ。

 というわけで、私は昇降口に仁王立ちする、幼稚で、厚顔無恥で、無知蒙昧で、迷惑千万な種族を唾棄するのであった。

日記: 6月4日 (2006年)

 こないだ試しにアップした動画なんだけど、見ての通りあれには音声が入っていなかった。

 ・・・というのは別に、音声をあえてオフにしたわけじゃなくて、編集時に音声を入れることができなかったのだ。

 私が撮影に使っているのはXacti DMX-C6っつームービーデジカメなんだけど、これ、動画の保存形式がmp4なんだよね。私はその辺を全く意識しないで購入してしまったんだけど、このmp4というのが、実は結構クセモノだったようで、mp4って案外編集や再生のツールが充実していないらしいのだ。おかげで、ちょっと困ってしまっている。

 いろいろフリーのツールを落として、試してはいるんだけど、うまいこと変換→編集っていう軌道に乗らないんだよね。編集はMicrosoftのムービーメーカーでいいかな、と思うんだけど、ムービーメーカーで編集できる形式にまで、動画を変換できないのだ(無論、私の知識不足で)。たまにいい感じの画質でmpgに変換できたと思ったら、音声だけ変換できないなどの症状が発生したりして、作業は難航中だ。

 変換ツール一つ、編集ツール一つ、っていうだけがシンプルで理想なんだけど、なんかいいのないのかなぁ。

 情報モトム。

日記: 6月3日 (2006年)

 朝起きて、そのまま外に出て空の様子を伺う。完全な曇天。うーん、遠出をするには不安だなぁ。

 朝7:00の段階での天気予報によれば、東京:曇り、山梨:曇りのち晴れ、とのこと。うーん、まぁ大丈夫ってことにするか。東京で雨に降られる前に、山梨方面まで抜けちゃえば平気そうな気がするぞ。

 ってなわけで、いそいそとバイクに跨り出発した。今日の目的地も、道志、山中湖方面だ。富士吉田のうどんでも食らって帰ろうかというプラン。

 ・・・だったんだけど。

 R413で津久井湖を抜けたあたりから、走行中に雨の水滴がヘルメットのシールドを、ぽつぽつと覆い始めた。まだ降水量自体は、傘を差さないで歩ける程度なんだけど、なにしろ高速で移動してる分、普通に歩く数倍の投影面積で雨水を受けてしまう。少し走っただけで、あっという間にシールドを通した世界が水玉模様に彩られていく。

 視界が悪くてしょうがないので、シールドをあげると、今度はメガネが水滴の襲撃を受ける始末。仕方がないので、シールドを閉めて、水滴越しの世界で運転を続けることにした。まぁ、まだ霧雨程度だから、服についた水滴は、走行風で濡れた端から乾いていく。視界もこのくらいなら、注意して運転すれば、そんなに危険でもないだろう。

 しかし、さらにR413を進み、いわゆる道志みちと呼べる範囲(どこからどこなのか正確には知らないけど)に到着するころには、標高があがったせいか、雨足は強まる一方で、霧雨は見事に小雨にランクアップを果たしていた(なんてこった!)。

 さらにしばらく我慢して進んでいた私なんだけど、行く手の上空は現在地以上にどんよりと雲に覆われて見えて、進路と未来にまるで光明が見出せない。っつーことで、結局Uターンして、帰ることにしてしまった。レインスーツはもっていたものの、靴はただのスニーカーだし、グローブもぐしょぐしょだし、視界は悪いし、不快なまま進んでもしゃーないな、と判断したのだ。

 とりあえず記念に、以前アップしたムービーと同じ地点で、比較するための動画を撮影したことで、なんとなく自分の達成感には納得をつけておいた。後日アップする予定なのでご覧あれ(今アップできる環境にないので写真だけ)。

 途中、再び通過した津久井湖でトイレ休憩。なんと、そのときには時間のせいか場所のせいかはわからないけど、あっさりと雨はやんでいた。ひょっとしたら今からまた道志に向かえば晴れてるのでは、とふと思ったけど、右往左往するのも雨にいいように踊らされてる感じでいやだったので、後ろ髪を引かれながらも、おとなしく帰還を継続することにした。

 昼飯は、吉田のうどんならぬ、八王子のR16沿いで長浜ラーメンを食らった。同じ麺でも大違い過ぎるよ、ママン。