カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2008年07月

日記: 7月31日(2008年)

 引越しをして半月ほど経った。敷金の返還でちょっと(?)もめた以外は、引越し作業はスムーズに進み、あまり生活に負担をかけずに、新生活に移行することができた。

 以前の部屋に越してきたときの様子もこのブログ上に残っているんだけど、そうか、あの頃は初めての一人暮らしだったんだなぁ。当時は速攻で実家に舞い戻りたいと思っていたんだけど、舞い戻るどころか、ほとんど同じような場所に移住する始末。いや、正直なところぐーたらな私は、今でも楽チンな実家暮らしに戻りたいんだけど、なかなか現実は思うようにいかないのだ。とほほ。これはもう、食洗機と、ルンバと、乾太君を導入するしかないな! はい、無理!

 さて、新しい環境なんだけど、結論を先に言えば、引っ越してよかったと心から思えるほどに良かった。家賃が上がっているから、当然に良くなっていてもらわないと困るんだけど、それでも心配ではあったから、上々な結果で一安心だ。居住性、遮音性、日当たり、近隣環境、等々は全て向上。今のところ黒光りする6本足のにくいヤツも見ていない。

 特筆すべきは意識の変化だ。部屋そのものとは直接関係ないんだけど、引越しを機に、自分の意識面を矯正できているのが、今のところプラスに働いている。

 例えば清掃。今までは、清掃面で半ば諦観していた部分があって、「汚れたら掃除」という名目のもと、週1ペースの掃除、というような、ひどいけどありがちな「ザ・1人暮らし」生活だった。それが今のところ、新しい部屋をできるだけ綺麗に保っていたいという感覚が湧き出てきて、引越し後から今日まで、毎日掃除を欠かしていない(クイックルワイパーだけって日もあるけど)。

 おかげで今まで必須だった「室内スリッパ」が不要になり、素足でフローリングを歩いても、足の裏に汚れがつくこともないし、堂々と床に寝っ転がれるようになった。いわば欧米の家から日本の家になったわけだ。欧米の家なんぞ知らないけど。素足&ゴロゴロができるのは、やはり落ち着く。

 また食生活も、冷蔵庫購入プロジェクトで目標にしていた自炊率の向上が、今のところ達成できている。それどころか、これまた引越し後2週間の記録は、自炊率100%だ。

 なんというか、せっかく買った冷蔵庫の中の密度が低いと、「冷蔵庫を無駄に買った」という思いが強くなって、不安なんだよね。まさしく冷蔵庫ビギナーの感覚だけど、そう感じてしまうんだから仕方がない。だから常に冷蔵庫になんらか入っている状態を保てるように、コンスタントに食材を買うんだけど、食材は冷蔵したところでそんなに持たないから、買ったら数日以内に食わなければならない。だから、外食なんてしている余裕がないのだ。

 冷蔵庫を埋めるために買い、買ってしまったから自炊して食い、食うと冷蔵庫が空くからまた買わなければならない・・・という「冷蔵庫強迫観念」によって、私の食生活は制御されている状態だ。ま、そのうち、冷蔵庫があることが当たり前になって、使わないことへの罪悪感が衰えれば、自然とまた変わる気がするけどね。でも今はこの感覚のいざなうままに、漂ってみるハラ。

 この辺の生活スタイルの変化の影響は色々なところに波及している。例えば、平日のお楽しみであるゲーム生活に関しても、従来は、

 ・外食→帰宅→ゲーム→就寝→起床→風呂→出発

 だったのが、今は、

 ・帰宅→掃除→風呂→食事→ゲーム→就寝→起床→出発

 となっている(ゲームばっか?うるへー)。なので、微妙にログイン時間が遅くなり、睡眠時間が増えた。逆に朝に風呂に入らないぶん、ログアウト時間を遅らせることもできるんだけど、今のところそこまで熱中しているゲームもないし、健康な生活を楽しんでおこうと考えている。

 ってことで、Fly Dukedomライフスタイル課では、ただいま15分以内で作れる、包丁を使わないレシピを大募集中! いいかげん、肉焼くだけ、卵焼くだけ、魚焼くだけ、ってのも飽きた! 美味いけど!

日記: 7月27日(2008年)

 ハリー・ポッターの最終巻が先週水曜に発売になった。やっとラストなのか、というのが第一印象だ。

 ハリー・ポッターを最初に読んだのは、西暦何年だったかまでは覚えていないけど、和訳本の3巻目が発売済みだった時期だ。当時同居していた母親が気まぐれに借りてきたレンタルビデオで、そのときから半年ほど前に話題になった、映画第1作を観賞したのがきっかけだった。

 長年ゲーム、それもRPGなんぞを好んでなんてやってるくらいだから、私はたぶんファンタジー好きの素養は大いにあるんだろう。でもそれよりも映画を見たときの印象は、鮮烈に蘇ったロンドン旅行の懐かしさと、子役の子供たちの愛らしさだった。

 その頃は、ちょうどロンドン旅行から戻って1年くらいだったと思うんだけど、訪英の影響でたぶん少し「英国かぶれ」していたというか、英国に親近感を覚えていた頃だったんだよね。帰国後に林望の著作を読んだり、英国車(ミニとか)がいいなぁとか思ったり、ハロッズの買い物袋を持つ人を鼻で笑ったり(ウソ)、フィッシュ&チップスを自作してみたりという、わかりやすい行動をとっていた。そんな私は、映画の中に描かれた、ファンタジックな英国風景にやられてしまったのだ。

 もちろん、子役の子供たちの魅力も大きかった。別にロリコンでもショタコンでもないけど、騒がれるだけの魅力を、確かに彼らは発散していたと思う。生意気なお子様たちのドタバタ活劇を、多分私は、ニヤニヤしながら鑑賞していたはずだ。

 で、映画を大いに楽しんだ私は、続きが気になってしょうがなくなり、すぐさま当時発刊されていた3冊の書籍を購入した。映画の映像が想像力をサポートしたこともあって、3作とも満足のいく読後感を得ることができた。生意気にも「原作のほうが映画よりよいぞ」とか玄人ぶったりもした始末だ。ま、ちょっと児童書を買うのは恥ずかしかったし、それ以上に「流行りもの」を買うのは恥ずかしかったということも、正直に述べておこう。

 さて時は流れて、あれから4、5年は経ったのだろうか。1~2年のペースで発刊された本シリーズは、いよいよ先週、最終巻に到った。正直4作目以降は、英国熱も、ポッター熱も冷めていたんだけど、それでも半ば惰性で、ここまで全巻を読んできた。熱が冷めたせいか、パターンに飽きてきたのか、それとも実際に質が落ちているのかはわからないけど、だんだんシリーズの面白さが衰えてきているようには思う。

 でも、これでやっと「オチ」だ。今まで広げに広げた風呂敷を、はたしてどうたたむのか。ここ数巻で得られなかった、早く先を読みたい、という気持ちを心地よく感じながら、ゆっくりと読んでいこうと思う私なのでした。

日記: 7月26日(2008年)

 セーブデータが無くなってしまったMHP2G。

 コツコツ溜めた素材が水の泡になってしまった喪失感と、上位以降の徐々にマゾくなっていくゲーム内容に、根性なしの私はややへこたれていたということもあって、正直かなり「もうどうでもいいや」っていう気分になりかけていた。だけど、知人が今更になってKaiを導入したということと、ちょっとだけ違う武器を使ってみたことによる新鮮さがプラスに働いて、やる気が大いに復活。むしろムキになってこの一週間、主にキークエストだけに的を絞って、原状回復に努めた。

 その甲斐あって、集会所は上位になんとかもっていくに至り、村も下位ラストまでたどり着いた。このスピード出世(私にとっては)は、B氏の協力あってこそなんだけども、うん、マルチプレイはやはり楽しいな。Kaiはどーも接続が気楽という感じがしなくて、機器の設定やら、クライアントの起動やらが面倒くさいんだけど、本体顔をつきあわせてやるはずのものが、数百キロ離れていても出来るんだから、やはり感謝すべき環境なのだろう。うむうむ。

 武器は今のところ初心者ながらも太刀一筋。使用回数が他は0の太刀だけ40くらいになっている。おかげでだいぶ太刀にも慣れてきて、最初の頃に抱いていた「なんだこの威力がないくせにガードも出来ない大剣は!」という印象の悪さが、だいぶ減少しつつある。ゲージを溜めた状態の維持や、ゲージを消費する攻撃(名前わからん!)を考えて使うのが楽しく、またそれがうまくいくと「使いこなしている」感を感じられて嬉しい。

 あとは・・・キークエストばかりをこなしてきたから、お金も素材も全然ないのが問題だなー。いい加減下位武器&下位防具じゃあやっていけませんよ!

 でも、素材集めはだるい。・・・また根性なしの虫がうずき始めたぞぅ。

日記: 7月22日(2008年)

 NOOOOOOOOOOOO!!!

 MHP2Gのセーブデータが消えたよママン!

 先日、ファンタシースター・ポータブルの体験版プレイのために、CFWのバージョンアップをした、という話をしたばかりなんだけど、実はその作業で色々と無駄なファイル移動や整理をしたんだよね。どうもその影響のせいか、MHP2Gのセーブデータがなくなってしまったのだ。

 ってことで、ちまちまちまちまと地道に進めていた、ガンランス使用回数120回くらい、他0~3回という、いかにも私らしい偏ったデータも過去のもの。マフモフ一式をまとって骨製武器を持った、雪山からティガに叩き落された男による、特産キノコ集めから再スタートになったのでした。そんなにたくさんやったわけではないけど、私にとっては案外長いスパンで進めていた大事業だっただけに、痛いなぁ。

 またおんなじガンランスでやるのも芸がないというか、飽きた。そこで、MHFでは5日くらいで引退になってしまった武器、太刀を使っての斬り下がりマニアプレイをしようかと画策中。

 ギザミマンに耳栓なしで下位は乗り切るぞ!・・・気力があれば。

日記: 7月16日(2008年)

 ファンタシースター・ポータブル(素直に略記するとPSPになってしまうので、このエントリーではPPと略す)の体験版が配布されていると聞き、興味本位でダウンロードしてみた。そして速やかに所定のフォルダに格納し、起動。

 「バージョン3.91以上でないと動きません」

 がーん! どうやら私のPSPのバージョン、3.51では、この体験版を動かせないらしい。となればファームウェアをバージョンアップしなければならない。ところが私のPSPは、まぁ当然といえば当然だけど、カスタムファームウェア(CFW)なんだよなー。だから安直にPSPの公式サイトでアップデートするわけにはいかないのだ。

 ということで、CFWのアップデートのための情報収集を開始した。私はこの手の情報は、必要なときに必要なぶんだけしか収集しない性質なので、大昔にCFWを3.51にした時点で知識が止まってしまっていた。だから、かつて情報収集を中断した時点から、知識の追跡を始めなければならないんだけど、もう今の環境にはPSP関連のブックマークすら残っていない。となるとこれはもう、ゼロからのスタートだなぁ。あー、めんどくさい、めんどくさい。

 しかし歯を食いしばってあれこれ検索して、なんとかCFWに詳しいサイトを発見。CFWを4.01にすることに成功した。3.51を3.52にして、さらに3.52を4.01にするという二度手間だったけど、やり終えると怖いもの無しになったかのような、妙な爽快感があった。今ならどのゲームでもできるぞ、みたいな。ふー。

 で、いよいよファンタシースター・ポータブルをプレイしたんだけど・・・、良くも悪くも、全然PSUと変ってないな。MHFとMHP2Gが変わらないのと同じくらい、PSUと同じ。

 肝心のゲーム内容となると、私にとっての競合タイトルはもちろんMHP2Gになるわけだけど、根底にある部分、つまりアクションそのものの楽しさや、グラフィック、効果音、音楽のセンスでは、MHP2Gのほうがはっきりと上だな。少なくとも私にとっては。

 ただ、MHP2Gがより純粋にアクションゲームに近いのに比べて、PPははよりストーリー性が強い。また、プレイの刺激は少ないけど、そのかわりにストレスもあまりない。ワンミスで死ぬようなこともなければ、カメラワークが理不尽なこともない。だから、より気楽にプレイできるという側面はある。MHP2Gのパイに食い込むにあたっては、このあたりがつけいる隙になのかな、たぶん。

 確実なのはマルチプレイをするならMHP2Gだ。それぞれの進度がことなるシングル/マルチ共用ゲームで、レベル差という障害がないシステムは、あまりにも強大だからだ。