カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2012年05月

日記: 5月21日(2012年)

 金環日食を観た。

 いつもより1時間ほど早く起床し、早めに出社。会社社屋の屋上で、のんびりコンビニ朝飯を食いながら、同僚とピクニック気分で見物。日食観察体験そのものも面白かったし、世代を超えたプチ懇親会のような状況もなかなか楽しめた。うむうむ。

 たまに太陽が雲に隠れることもあったけど、概ね良好な司会を確保することができ、太陽が欠けていき、金環になり、また徐々に太陽が回復していく様子を鮮明に確認することができた。一生一度の経験になったかもしれないな、これは。

 さて今回の観察では、2つのアイテムを使用した。

 1つはノーマルな日食グラス。VixenのSUN CATCHER-XII。いろいろなバージョンがある商品だけど、Amazonで買ったので、Amazonバージョンだ。

 もう1つはオペラグラスタイプのもの。太陽観察専用オペラグラス。3倍大きく見えるという触れ込みにつられて購入した。

 結論からすると、前者ばかりを使用した。後者はAmazonのレビューでも何人かに指摘されていたように、焦点の調整制度が悪く、左右の像がぶれてしまって、鮮明な観測結果を得られなかった。太陽光が緑色なのも雰囲気が悪く、小さくとも鮮明な黄色で観測できるノーマルな日食グラスに軍配が上がった次第。

 (そもそも裸眼かコンタクトレンズで見ることを前提に作られているようなので、この日メガネで通勤した私には適したものではなかったんだけどね)

 ま、オペラグラスのほうも、同僚の間で金環を待つ間の話題の1つになったからいいかな。

日記: 5月20日(2012年)

 今週末はDiablo3三昧。

 一応、TSWの週末ベータも少し遊んだんだけど、前回のテストとあまり代わり映えがしないし、ソロコンテンツの凝りようを楽しむゲームなら、本番まであまり遊ばないほうがよいとも思ったので、素直にDiablo3だけを遊ぶことにした。

 うろ覚えだけど現在はこんな感じ。

 ・MNK♂でAct2途中。Lv15くらい
 ・DH♂でAct4到達。Lv25くらい
 ・WIZ♂でNM Act4到達。Lv45くらい

 週末前まで休眠していたWIZを週末は動員。レベルの高い友人の後ろで、壷を壊し、物を拾う仕事に精を出していたら、一気にレベルが上がってしまった。プレイヤースキルも、ギアも、全然居場所にそぐわないまま進んでしまったので不安ではあるものの、まあ楽勝だったのでいいでしょう。

 割と周囲でも盛り上がっていてうれしいDiablo3。しかし言いにくいんだけども、早くも私はちょっと飽きてきてたりして。ゲームを始めれば時間だけはすぐに過ぎていくから、傍目には熱中しているようでもあるんだけど、その実、あんまり興奮はしていない。黙々と内職にいそしむような精神状態になってしまう。私にとっては面白さよりも作業感が強い。

 とりあえずインフェルノまで頑張りたいが・・・はてさて。

日記: 5月17日(2012年)

 今日のDiablo3。

 ・MNK♂でAct2途中。Lv15くらい
 ・DH♂でBelial撃破。Lv22くらい
 ・WIZ♂は休憩。Lv15くらい

 ということで、相変わらず満遍なく低レベル。今週末にはノーマルクリア報告ができるのだろうか。

 Diablo3のいいところの1つは、プレイ内容がシンプルで、かつプレイヤー層が幅広いから、最近遊んでいなかった知り合いとも遊びやすいことだ。一昨日はSWTORの仲間と遊び、昨日はRIFT頃の仲間と遊ぶ、などもしやすい。いいことだ、うむうむ。

 さて、3クラスやってみてなんだけども、なんかどれもまだしっくり来ないんだよなぁ。

 MNKは今現在私が試した唯一のMeleeで、そういう意味では新鮮で楽しい。でも、どんな武器を装備しても、戦闘時にはまったく武器を手に持たないから、武器を更新する楽しみが純粋に数字だけなんだよね。これはむなしい。そしてなにより、ヒゲモジャスキンヘッドはやっぱりちとヒロイック感が薄まる。

 DHはスキルが多様で楽しい。しかしBlizzard伝統のヒーロークラス(?)らしく、使っている人がやたらめったら多くて、今までのクラスかぶり率は間違いなく首位。別にかぶってもシステム上、数値上の不利益はないけど、気分的な問題として、天邪鬼な私は人気クラスを使うということが少し気にかかる。

 WIZは外見が二枚目。ちょんまげはセンスを疑うけど、二枚目はやはり遊んでいて気分がいい。ただ、今のところ思ったほど魔法使い的な豪快さがないのが残念。どちらかというとDHのほうが派手で、WIZは地味。レベルが上がってくると違うのかもしれないけど。WIZも結構人気があるのもネック。

 昨日はDH、今日はMNKメインだったから、明日はWIZでもやるかなぁ。

日記: 5月15日(2012年)

 みんな大好きDiablo3発売日!

 ってことで、Diablo3そのものよりも、Diablo好きな人の多さに驚いた蝿です、こんにちは。

 かなりバラバラなゲームの話題で花が咲いていたTwitterのTLが、今日に限ってはほとんどDiabloネタで統一されていた。人気はあるだろうと思ってはいたものの、これほどとは。ブランドの力は偉大だ。

 なかでも私に至っては、実働用のDLアカウントと、観賞用のパッケージアカウントの2つを購入してしまうという信者っぷり。

 ・・・。

 ・・・違うんだ。

 かなり以前に、パッケージ版の予約をしていたんだけども、それをすっかり忘れてしまっていて、DL版を購入してしまったのだ。なんたる不覚。DL版で初日を遊んでいる現在、パッケージ版はおそらく遠いアメリカの地で、運送トラックの中に入っていることでしょう。あまった1本どうすっかなぁ、とほほ。

 で、だ。ちゃんとゲームそのものの話をしよう。

 感想は、えー、「Diablo」でした。以上!

 正直、それ以上でもそれ以下でもないね。驚きもないし、革新的なことも感じられなかったし、既視感いっぱいだったけど、各種行動のレスポンスのよさとか、マジックアイテムのドロップ具合とか、全体的なテンポとか、退廃的な雰囲気とか、さすがに無難によく出来ていたよ。ハクスラの王道だ。

 過去のDiabloは1も2も、ラスボスを倒した時点でレベルもアイテムも興味がなくなり、燃え尽きてしまっていた。たぶん今回もそうなりそうだけど、まぁ、それまでは楽しめるんじゃないかな。

 とりあえず初日は、Demon Hunter、Wizard、Monkをいじってみた。うーん、どれを育てていこうかなぁ。

日記: 5月14日(2012年)

 MMORPGらしい、ってなんだろう。
 MMORPGである意味、ってなんだろう。

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 MMORPGと一口に言っても、今やかなり多様になってきている(というか、昔から多様だったが)。

 EQタイプのものだけでも、EQのようなグループ狩りレベリング/レイドコンテンツ主体タイプ、DAoCのようなグループ狩りレベリング/PvP主体タイプ、EQ2のようなソロレベリング/レイドコンテンツ主体タイプ・・・と、多くの「違う楽しみ」を持ったゲームに分類することができる。これにUOタイプ、DDOタイプ、量産型クリックゲータイプ、なども組み合わせれば、MMORPGの種類は本当に膨大で、これらを「MMORPG」と一括りにしていいものか悩むくらいだ。

 で、あるにもかかわらず、掲示板などでは「MMORPGらしくない」「MMORPGである意味がない」というような言説が頻出している。

 しかし多くの場合、そう言われているゲームのどこが「MMORPGらしくない」のかという説明がまったくないか、その説明が「MMORPGらしくない」理由になっていないかのどちらかばかりで、結局意図がよく伝わってこない。

 たとえばSWTORなどは、かなり「MMORPGである意味がない」と言われたゲームだ。でも、私にはまったくそうは思えなかった。「ソロレベリング重視」だとMMORPGらしくない? いやそんなことはないだろう。どちらかといえば、最も最近のMMORPGらしい特徴だと思う。他人との接触がない? それを補助する機能はないけど、でも接触する相手になる他人はうじゃうじゃいるゲームだった。

 強いて言えば、過去にあったある種のMMORPGとは違うゲーム、ということはあるかもしれない。でもこれが即「MMORPGらしくない」と言えるかというと、言えない。

 結局これは、価値観の問題なのだろう。「MMORPGは上記のように多様である」という価値観を持ち得るかどうかの問題だ。

 MMORPGの種類が少なかった頃は、MMORPGの多様性を許容しなくてもよかったかもしれない。まともなMMORPGがUOとEQしかない頃なら、これらに類似していなければ、MMORPGではないと言っても、まぁ了見は狭いけど暴論ではないだろう。

 でも、もう時代は変わっているのだ。

 UOやEQや、WoWでさえも、もうそれはMMORPGの唯一の型ではなくて、多くの型の1つでしかない。

 MMORPGの類型が増えると同時に、それがもたらす楽しみの類型も増えている。過程の類型も、結果の類型も増えている。グループレベリングもソロレベリングもMMORPGの類型の1つでしかなくて、レイドによるエンドコンテンツもPvPによるエンドコンテンツもMMORPGの類型の1つでしかないだ。

 もちろん個人の好みはあっていい。「グループレベリング/PvPエンドコンテンツの組み合わせが好きで、それ以外は好きじゃない」と言うのは結構だ。人気の有無や、出来の良し悪しももちろんあるだろう。でも、自分の好みに合っていないことや、人気がないことをもって、「MMORPGじゃない」「MMORPGの意味がない」なんていう発言は、見識不足といわざるを得ない。

 逆説的にいえば、ある「MMORPGというジャンル」を好きな人が、ある「MMORPGのタイトル」を好きじゃない、という現象が多発していることこそ、まさにMMORPGらしいと言える。そしてその事実こそが、そのMMORPGをMMORPGであると証明している、ということすらあるに違いない。

 私の好きな「MMORPGらしさ」は、そのくらい広い懐を持っている概念になりつつあると思っている。