カテゴリー別アーカイブ: 蘇英09: 3)観光地

蘇英09: 大英博物館

 大英博物館。入場無料。

 ご存知、ロンドンが誇る世界最大級の盗賊ギルド本部。おかげで世界中のものを、無料で1箇所で見ることができるので、盗賊ギルドも捨てたものではない。しかも無料。盗られたほうはたまったもんじゃないだろうけど。でも無料。イエア。

 広くて1日では見きれないとか、いつまででもいられるとか、色々とその豊富な収蔵品について言われる大英博物館なんだけど、残念ながら弾丸日程の今回は滞在3時間ほどの、短い見学となった。

 とはいえ、正直なところいくら広くて色々とあっても、自分の興味がそのバリエーションの広さに対応しきれるかというとそうでもないんだよね。1度目ならまだしも、2度目でもなお見たいものとなると、やはり自分の興味が深い分野に限られるので、そういう見方をすれば3時間でもまぁまぁ大丈夫だったように思う。

 私にとっての大英博物館は、エジプト、メソポタミア関連が最も興味深く、次いでケルト関連が面白い。お馴染みのロゼッタストーンのお出迎えを経て、エジプトの石像、アッシリアのレリーフ群などは、往時に思いを馳せているだけで胸が踊る。ロゼッタストーンは残念ながらガラスケースに入ってしまったけど、その他の多くのエジプト、メソポタミアの収蔵品は、その展示の仕方が「その場においてある」というありがたみのない方式。なので、収蔵品との距離が近く、当時の空気をも感じられるのではないかと思えるのが、とてもいい。

 ひとしきり収蔵物を楽しみ、ギャラリーカフェで昼食を取って、大英博物館をあとにした。

 写真は↓

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蘇英09: HMSベルファスト号

 HMSベルファスト号はテムズ川に浮かぶ軍艦だ。横浜で言うところの氷川丸のように、係留された船体は一般公開された博物館と化していて、中を見学することができる。

 ここは前回行かず、今回は行きたいと思っていたんだけど、今回もやっぱりいけなかった。残念。子供だましの施設かと思いきや、結構面白いとのうわさなんだけど、まぁ、しかたがないな。

 なので、タワーブリッジを撮影したポイントから、対岸に浮かぶベルファスト号を一緒に撮影しておしまい。

 ちなみにHMSはHer Majesty’s Shipの略。女王陛下の船。英国らしい接頭語だ。

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蘇英09: タワーブリッジ

 タワー・ブリッジ。

 ロビンマスクの代表的な技にして必殺技。世界最古の必殺技といわれている。アルゼンチンバックブリーカーと同様の技だが威力は段違いで、相手の背骨をへし折り、アムステルダムの跳ね橋の如く身体を真っ二つに引き裂いてしまう程。

 ・・・ではなく、ロンドンの有名すぎる橋。なお、これは「ロンドン橋おちた~、おちた~、おちた~」のロンドン橋とは別物なので注意されたし。

 私にとっては、ロンドンを感じるものの代表はこれなんだよね。バッキンガム宮殿でも、ウェストミンスター寺院でもなく、タワーブリッジだ。次点はビッグベン。なので、これを見るところから、たった1日のロンドン観光をスタートさせたかったので、見てきた。

 とはいえすでに行ったことはあるので、これまた遠望しておしまい。上の高いところにあがって渡ったり、橋が開いたりするシーンを満喫したりということは、今回はしなかった。

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蘇英09: ロンドン塔

 ロンドン塔。

 この日はロンドン2日目で、ロンドン市内を弾丸ツアー気味に回ってきた。以前いったことのあるポイントは、さらっと眺めて変化を楽しむ程度にした。その際たるものの一つが、ここロンドン塔となった。

 なので今回は、外から眺めるだけで、中には入らないという、さらっとした観光しかしなかった。ロンドン塔はあんまり外から見て楽しいものではないうえに、天気も曇りがちで、しかも逆光だったのでろくな写真は取れなかった。ま、ここは正直タワーブリッジを見るついでという意味合いが私には強かったので、こんなもんかなと。

 以前中に入ったときの印象は、「武器」「宝石」というイメージで、中に展示されていたRPG色全開の品々は、それはそれで興味深くはあったよ。本やゲームで見る形そのまんまのクレイモアとかがあって、テンションがあがったのを覚えてる。

 そのころに比べると、ロンドン塔の周囲はだいぶ綺麗になったな、という印象だった。たとえばチッピーのような軽食屋台の類も、前回は広場にたたずむ年季の入ったワゴン車だった気がするんだけど、今はその広場の一角に、フードコート然としたちゃんとした建物が建っていた。

 朝のロンドン塔前には、修学旅行と思しき欧州(国籍不明)の中高校生くらいの団体がいてほほえましいというか、少々邪魔くさかった。連中は人に接近するのに遠慮がなくて、普通に人の鼻先を通っていくんだよな。金髪のティーンガールがそんな風に通っていくのは、特殊な趣味の人は喜ぶのかもしれないけど。

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蘇英09: トラファルガー広場

 ビッグベン、および、ウェストミンスター寺院から歩くこと10分ほどで、トラファルガー広場に到着する。

 ここはなぜか私の中では、猿岩石のヒッチハイクのゴール地点というイメージが強くて、以前の訪英時も今回もそれを思い出してしまった。

 トラファルガー広場には、ネルソン提督の記念塔と、4つのライオン像が飾られている。イギリス人はネルソン提督が大好きなようで、あちらこちらにネルソン提督の記念のものがある気がするよ。エジンバラにもあったし。ナポレオンに勝ったのがよほどうれしかったようだ。

 トラファルガー広場からナショナルギャラリー(ナイスな美術館。当然入場無料)はつながっているんだけども、私が行ったちょうどこのとき、ネルソン記念塔とナショナルギャラリーとの間の広場で、巨大なチェスの試合が行われていて、大勢の見物客でごった返していた。その巨大チェスの様子は、ハリーポッター第1巻のよう・・・いや全然違うか・・・だったけども、ルールがわからないので、私は見ていてもあまり面白くはなかった。

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