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EQ2JE: TSO予習しました

 EQ2の新拡張パック「シャドウ・オデッセイ(The Shadow Odyssey:TSO)」に向けて、NECのAPを溜めたり、SHDで久々の野良募集MTをやってみたりして、キー配置やゲームの「ノリ」を思い出すというような準備に余念がない。

 ってことで、期待の新拡張TSOについて、いつものようにEQ2 spells IIIのほうで紹介されていたので、これを予習がてら眺め、雑感などを述べてみようかと思う。なお、単なる感想会なので、まじめな考察とかは期待しないように!

新ダンジョン: 7つのテーマで20個の新しいインスタンスが追加されます。

 追加されるのは、ビフォールン、ナジェナ、ミラガルの聖柩、ミストムーア、セビリザン帝国、ヴォイド、そしてガック遺跡だ。このうち、我々おっさん初代EQ経験者から見て嬉しいのは、なんといってもビフォールン、ナジェナ、ガック遺跡、の三つだと思う。ミストムーアに関しては、EQゆかりの地ではあるものの、すでに追加済みの要素なので、インパクトは薄い。

 日本では、っていうか世界的にもそうなのかもしれないけど、ガックの評判が高い。図抜けて高い。なんだかもう伝説のダンジョンと化している風さえある。ちょっと評判が一人歩きしてるんじゃないの?と不安にもなる。

 ガックは確かにそれだけのものではあったんだろうけど、「評価されすぎだろう」とも正直思う。ここまで評価されちゃったら、もう下手に「ガックを復活」させられないのも無理はない。だからインスタンスという、微妙な復活っぷりになったんじゃないかと邪推してしまう。

 たぶん、ガックの優秀さというのは、ガックの登場当時には他に「面白いダンジョンを有するMMORPG」という比較対象がない、いわば孤高の存在だったから、ハッキリとは評価されなかったように思う。でもその後、いろいろなMMORPGが出たにもかかわらず、ガックを上回るものがついぞ出なかったから、後付けで評価がぐんぐん上がっていったという類の評価だ。その後「実はガックより良くできたダンジョン」が出てきていても、すでに伝説化したガックの評価には届かない。だからもうガックの評価は、いわば実体を持たない域にまで達しているわけで、きっとTSOのガックも、その伝説の域には実体を持つ身の限界として及ばないだろう。そういう覚悟を持っておかないとダメなように思う。

 そしてビフォールンとナジェナ。実は私、EQの第1体験は、ビフォールン>カジック&ナジェナ>ガック&ソルセックという、メインランドコースを通っているので、ビフォールンとナジェナには強い強い思い入れがある。この2つは少し雰囲気の似ているところがあって、罠やカギなどのギミックが多かったり、物理無効の敵が多かったりしたことが懐かしい。EQの楽しさを私に本格的に叩き込んだ最初の場所がここいらなのだ。私にとっては、BBでもCCBでもアンレストでもなく、ビフォールンこそがEQの初級ダンジョンであり、ナジェナこそがキャンプのメッカなのだ。

 だから評価されすぎのガックよりも、個人的にはビフォールンやナジェナのほうが「私のダンジョン」というような、我が子可愛さにも似た愛着を感じるのである。あわよくば、ガックよりも好評だといいんだけど・・・まぁ、その辺はドロップアイテムの性能如何で人気は分かれるわけで、そうなるとよりハイエンドなガックに軍配が上がるんだろうなぁ。

 ・・・いかん、いろいろなTSOの要素について語りたかったのに、ダンジョンの思い出話だけでこんなに行数を費やしてしまった。EQの思い出話語らせたら長いよ? ・・・自重せねば。

 えーと、ダンジョンは楽しみです。はい、次。

新しいアチーブメントツリー「シャドウズ」

 TSOではレベルキャップの増加がないかわりに、アチーブメントを伸ばせるらしい。まぁ、ざっくりと言えば、もっと強くなれますよ、ってことのようだね。楽しみな部分だけど、私だけが強くなるわけではないし、また第一線の人とは格差が広がるなぁ。のんびりやろう。

ミッションシステム

 要するにLDoNのようだ。それ以上でも以下でもないね。従来の「ダンジョンへの進攻が1回で終わるかもしれないし、10回かかるかもしれないアイテムハンティング」が、ある程度「固定回数制」になった、という捉え方だと思う。つまりギャンブル性の削減だ。

 うーん、ワクワク感がない、作業的なダンジョン攻略を助長するシステムになりそうで怖いかも。

新しいヘリテージクエスト

 品物がまだわからないのでなんとも。私がほしいのは「AoFツメ」なんだけどなああああ。

新しい長編クエスト「シャドウオデッセイ」

 蝿さんには関係ないから大丈夫。

新しい信仰

 アナシュティ・スルねぇ。欧米人のエジプト好きは東洋人には理解しがたいな。日本人のシルクロードレベルと想像。

新しい乗り物

 贅沢品に手を出す余裕はありません。

新しい戦闘システム

 物理攻撃ばっかりバリエーションが増えてるような? 魔法にダブルファイアとか増えないんですか?

新しいアーツ&スペル:
シャドウナイト:「Tainted Sacrament」ライン(骨召喚)が強力な範囲ダメージに変わりました。

 あ、あ、あほかあああああ!!!!

 SHDの最大の魅力の1つを、強力な範囲ダメージなどという、実にどうでもいいものと引き換えになくすとは。呆れてものがいえない。AEDDなんぞWLKに任せておけと。わかってないにもほどがあるよ。

 SHDの最大の魅力の1つを、強力な範囲ダメージなどという、実にどうでもいいものと引き換えになくすとは。呆れてものがいえない。AEDDなんぞWLKに任せておけと。わかってないにもほどがあるよ。

 大事なので2回言っておいた。

 私なら「召還された骨ペットは破壊されるまで消滅しません。召還されたペットは、CCされていない敵対的な対象のうち、ファイターをターゲットしていないものを優先的に襲います。ペットのヘイトはマスターに乗ります」とかにするね。いわば外付けヘイト転送装置。専属ASN。

 それがね、AEとか・・・。アホかと。PALかと。

新しい経験値ボーナス

 これは面白いね。Alt育てが案外楽しめるEQ2としては、それの支援があるのは嬉しいかもしれない。行き詰ったらAlt、が合言葉だからな!

 ってことで、軽く(・・・ないところもあったけど)触れてみた。思ったよりも色々と変わりそうで、しばらくは新鮮な楽しみを得られそうだ。通常ゾーンの追加は、1ゾーンだけとのことだけど、世界が広がるペースが早くても、人口密度やコンテンツの濃度が薄くなっていくばかりなので、濃度を濃くしていくという方向性は好印象だ。もうMMORPGも、広さ自慢をするような技術力勝負の時代ではないだろうしね。これからは、コンテンツのアイデア勝負なんだろうと思う。

 ・・・あれ? ところでTSOっていつ開始なんだろう?

EQ2JE: TSOを前にして

 TSOを目前に迎えた今日この頃。少しずつ世界に慣れたり、未消化クエストの消化をしているんだけど、TSOの話を聞けば聞くほど、TSO前にすることが少なくなってしまう。

 EQ2 spells IIIによれば、TSOの大きな売りの1つは、EQ1におけるロスト・ダンジョン・オブ・ノーラス(LDoN、えるどん)のような、「ダンジョン攻略の報酬でもらえる通貨でアイテムを買う」というシステムにあるらしい。そして、それによって入手できるアイテムは、TSO以前の現行世界の平準的なアイテム群を、おおむね上回る性能らしいのだ。モノによっては、現在のレイド報酬をも上回るとか。

 となるとね・・・なんというか、今のTSO直前の時期に、熱心にアイテムハントをする意欲が衰えるわけですよ。もちろん、その通貨を得るためのダンジョン攻略に必要な戦力は、今のうちにそろえなきゃいけないんだろうけどね。でもその、気になるTSOダンジョンの難易度も、「MCくらいの難易度」から用意されているらしいから、全く歯が立たないということも・・・ないんじゃ・・・ないかな、とタカをくくっている。

 ってことで、TSOまでの間は、TSOのもう1つの売りである、アチーブメントポイントのキャップの増加に備えて、今現在キャップに達していない、NECキャラのAP稼ぎとかをメインにしていくハラだ。NECはそういえばエピックも取ってないんだよね。その辺もうまいとこ野良に混じって、少しずつ進めているところだ。

 あとは、TSOはLv50~の追加ダンジョンがあるらしいし、その辺のためのAltを用意して行くのもありかな?

 レベルキャップの増加がないあたりに、モチベーションの持続が心配だけども、やはり期待感はあるし妄想は尽きない。この発売前の時期が、一番きっと楽しいんだろうなー。

EQ2JE: ハロウィン’08

 WARがサーバーダウンだったので、予告どおりにEQ2JEのハロウィンイベントを見に行った。

 パッチは以前述べたように当てるだけ当てておいたので、さらに小さいパッチをちょっと当てただけで、さっくりとログインだ。

 うーん、イカス。

 やはりEQ2JEのキャラは・・・もとい、ハーフリングはよいなぁ。なんというイケメン。なんというおなか。そしてなんというアシゲ。イカス。

 で、まぁ、ハロウィンのイベントを消化した。冒頭の画像がいきなりラスボスのネタバレで申し訳ないけど、こんなとこを見てるガチなEQ2JEプレイヤーもおるまいのでいいでしょう。

 内容は、ハロウィン期間限定のイベントにしてはよく出来ていて、たいした難易度ではないものの、探偵プレイのようなことを楽しめる、プチ謎解きインスタンスを楽しむことができた。グラフィックの安定感とか、キー操作のレスポンスとか、WARと比べると格段によく出来ていると言うことも確認できた。WARはなぜああも荒いのだろう・・・とちょっと残念にもなったりして。ここでいうことではないか。

 ってことで、イベントを記念品目当てで3キャラで挑戦。SHD、NECでさくさくとクリアしたあと、Lv30くらいのTRBでやってみたら、インスタンスに入ってすぐの戦闘でさっくり負けた。こ、これこのキャラはクリアできないっぽいな・・・。

 ってところで、WARのサーバーがあがったとの知らせが入ったのでログアウト。久々にやるEQ2JEはおもしろかったなぁ。TSOの予約だけでもしておくかなぁ。

EQ2JE: 悲願達成

 「ラニーアイ:一堂の会するところ」、通称ラニーアイ2(RE2)を、ようやくのことで“MTとして”クリアすることができた。

 導入されて最初に行ったときのエントリーから、もう1ヶ月以上が経っているんだけど、あれから今回までのあいだに、実は2回しか、MTとしては行っていないんだよね。なので、通算4回目でやっとクリアということになる。

 今までの経緯は、

 ・1回目: ラスボス前で敗退
 ・2回目: 風の王で大苦戦。途中で時間切れ
 ・3回目: キャプテンで大苦戦。途中で時間切れ
 ・4回目: 全部撃破

 という感じだったようにおもう。苦戦の多かった2、3回目は両方とも、純粋に被ダメージに回復が追いつかない展開だった。1ヒーラーだった初回で大丈夫だった相手でも、2ヒーラーだった2回目3回目では苦戦を強いられたりしたから、ヒーラーの数もそうだけども、補助職の構成やDebuffなんかも戦力を大きく左右するんだなぁと、久々に実感させられた。DPSあればいい、って感じでもないね(あったほうが無論いいけど!)。

 なお今回の構成は、SHD/ILL/ASN/WLK/FRY/DFL。なかなかに至れり尽くせりのよい構成だったといえる。うへうへ。

 ともあれ、いやー、1グループレベルでは、現在の最高難易度といってもいいところを、そしてなにより、500年前からの宿敵ラニーアイゴブリンズの大本営を、やっと撃破できたよ。達成感あるなぁ。これでやっと、少し胸が張れるというものだ。

 しかし・・・ろくなものが出なかったのがショックだな!

EQ2: NECのはじめて物語

 ちょっとスパンの長い、ここ数週間の話になるんだけど、Lv80になったAltのNECで、いろいろな「はじめて」を行った。

 まずは、初めてのT8インスタンス。CoA、VoES、MC、お魚・・・とCoAを除けばLv80になるまで、どれもいったことがなかったので、積極的に野良に参加してまわってみた。もっと早くからいけるなら、それこそEXPを兼ねて行きたかったところなんだけど、T8インスタンスの多くは「Lv80」が参加条件のような空気があるので、ようやく行く資格を得て行ってきた、とも言える。

 で、Lv80の猛者たちに混じってT8インスタンスで狩りをするんだけど・・・NECってもしやお荷物なんですか!? 想像していた以上にDPSがでなくて、ちょっとがっかりだ。Lv80になりたての、装備が不十分なキャラとはいえ、SHDでDPS装備にして殴りまくったほうがよっぽどDPSがでるとはこれ如何に。

 元々あんまりDPS計測とかにはこだわらないというか、気にしすぎて例えばDebuffしないとか、ハート配らないとか、Rootで臨時CCしないとか、スタンしないとか、そういう風になるつもりはないんだけど、にしても予想以上によわよわで驚いてしまった。体感的に、SHDのときよりもはるかにソロが楽だったから、DPSも結構なもんだと思ってたんだけどなぁ。これは、今後も気持ちよくNECで遊ぶためには、DPSギアの収集が急務だな。

 ってなわけで、さらに「はじめて」のRE2に参加してみたり(エピック倒せず。まだ倒したことないんだよなぁ)、エピックウェポン・クエストを「はじめて」みたりといった、地道な成長活動を実施中だ。

 うーん、Altでまでエピックが取れるとは正直思ってなかったんだけど、どこまでいけるかなぁ。たぶん、チャードック・クイーンあたりが鬼門になりそうだ。


 #更新しろと脅されたので、頑張った。
 #1日4エントリー。
 #どれも捨てエントリーじゃない点を評価してくれ!