カテゴリー別アーカイブ: EverQuest 2日本語版

EQ2: 補助職といふものをやりておもふ

 レイド休止中!

 ってことで、先週の3連休とこの週末は、久々にAltで遊んだ。Altで遊ぶこと自体は珍しくないけど、週末夜もAltなのは久しぶりだ。さらには動かしたAltも、2ndキャラのNECではなくて、稼働率の低いTRBやCRCといった「そんなキャラもってたんかい!」というキャラたちだったから、2重に久しぶりだった。

 3連休はExpボーナスだったということもあって、元々20そこらだった2キャラとも一気にレベルアップ。CRCは+5、TRBにいたっては+10レベルも成長してしまった。ちょっとだけコレクションやL&Lの大人買いもしたけど、基本的には、純粋にクエストや狩りによる成長だ。

 この世代は、特に狩りによる経験値が、中盤以降に比べて非常に多くて、ただダンジョンにもぐって、帰ってくるだけでもレベルが1つ2つ上がってしまう。FG、RoV、ネク城、CCBというような、各世代定番スポットを、クエストすらろくにないにもかかわらず、存分に堪能できたのは、経験値がバリバリ増える心地よさが大きい。特にCCBは、適正レベルキャラによる初めての突入だったので、実に楽しかった。入口で「入れてくれませんか」と声をかけられてメンバーが増えるという、往年のCCBさながらの展開もあったりして、かつての面影の少ないCCBを、しかしなぜか懐かしく闊歩することができた。

 そんなわけで、TRBとCRCというクラスを体験しているわけなんだけど・・・、両方ソロだと厳しいな。将来的にはどうなのか知らないけど、Lv20~30ではダメージ出力が低く、しかも装甲が薄いから、かなり辛い。メインの息抜きにソロクエストでレベル上げ、という気分には、そうそう気軽になれないレベルだ。でもそのぶん、グループでは妙な「お役立ち」感があって、楽しい。だから、Altのグループがないときに、メインでソロ、ということはできそうだけど・・・あまりにも本末転倒だな!

 レイドでは重要な地位をしめるENCやBRDだけど、こりゃそこにいたるまでは結構苦労がありそうだなぁ。時間的制約がある人にとっては、特に大変そうだ。比較的ソロがしやすいクラスである、SHDやNECを使ってきた私は、今更のように思うのでありました。

EQ2: 会議は踊る

 EQ2が(個人的な)激動の時代を迎えている。

 ありていにいえば、ギルドで「合併」だ「解散」だ「離脱」だ「勧誘」だといった様々な問題が発生していて、最低でもコンテンツの攻略はひとまず棚上げ状態なのだ。このサイトを見ているような、MMORPG馬鹿諸兄にとってはもはやおなじみの、「またアレか」という、まさにそのアレです。

 ってことで、別に内容を細かに言いたいわけではないけど、隠すほどのもんでもないと思うので、現在ギルドは危急存亡の時を迎えている、ということは素直に告白しよう。ま、これもまた、オンラインゲームの1要素だよな! 多様な意見を如何にまとめるか、あるいはまとまらないかの課程さえも、1つのイベントなのだと、ここは達観したい。

 この1ヶ月で主力メンバーが5、6人抜け、ギルドとしてはひとまずレイド活動休止宣言を出した。ギルドとしてこの先どうするかは、まだ決まっていないけど、今までの経験からすると、1)もう少し何人かが抜ける、2)残った人が増員または合併または解散を試みる、3)2の成否に関わらずまた何人かが抜ける、4)2の成否と3の規模により浮上または沈没、という流れになると思う。

 さてその中で私はどうするのか? 実はまだなーんにも考えてません。最適解は「5)ハンサムのハエナレフは突如、精鋭ギルドメンバーを24人に増やすアイデアをひらめく」なんだけど・・・現実は非情だ。うくく。

EQ2JE: タイトルをドリフのパロディにしたら負け

 GU46の目玉のうち、先日体験した「集まる嵐」に続いて、新インスタンス・ゾーン「ラニーアイ:集合(通称RE2)」にいってきた。正式なゾーン名はなんか違った気もするけど、思い出せないので今回は「ラニーアイ:集合」で。

 RE2は、Lv80向けのハイエンドなグループ・インスタンス・ゾーン。その他にいくつかある、Lv80向けのグループ・インスタンス・ゾーンと比べても、高い難易度と広い面積を誇っているのが特徴で、生半可な覚悟では門前払いもありえるらしい。

 しかし、どんなところかは、実際に行ってみなければわからないのだ。

 ってなわけで、ひっさびさにSHDでグループを組み、RE2に乗り込んできた。インスタンスでMTとしてグループ行動を取るのは、かれこれ1ヶ月ぶり以上になるかもしれない。だからうまくリードできるか、内心実に不安だったけど、そういう点でいえば、初めてのゾーンは失敗に対する「仕方がない」感が強いから、気楽だったとも・・・言える。

 で、結果からいえば、侵攻はそれなりに成功を収め、ラスボス寸前までたどりついて、ラスボスで負けた。ラスボスはあっさりやられた時点でログアウトしなければならない時間だったから、粘り強くトライはしてないんだけど、多分そのときのグループ構成では厳しかったものと思われる。でもまぁ全体的に見て、90%ほどは成功したと言えるんじゃないかな。

 ボスに行き着くまでには、何匹ものネームドが待ち構えていて、熱い戦いと、いくつかの良い報酬を得ることができた。前評判どおり、総じて敵が強く、配置もいやらしく、鼻歌交じりの適当進行が通用するほど甘い場所ではなかったけど、仲間に恵まれたとはいえ、私如きへなちょこタンクでもラスボス前まではいけたわけだから、まぁ、ほどよいと言った難易度なのかな。でも正直、メンバー次第では詰まりうるのは間違いないというだけの、シビアさは感じ取れた。少なくとも「Lv80ならどんな構成でもいける」という雰囲気ではないようだ。

 中で得られる報酬は、いまひとつという評判はどこへやら、なかなか有用と思えるものが複数手に入った。運よく鉄箱が出た場合には、RoKインスタンスでは得にくい、Lv80台前半のスペルもドロップしたので、色々な点で魅力的な報酬があるように思える。

 これは是非再訪したいけど・・・ここ、広すぎるんだよなぁ。相当帰宅時間が早くないと、平日に行くのはためらわれるボリュームだ。さりとて休日はレイドだし・・・。

 にんともかんとも。

 (なお、今回の構成はSHD/ASN/DRG/TRB/WIZ/TMPでした)

EQ2JE: テンペスト・チェイサー

 GU46が導入された。

 このアップデートの最大の目玉は、追加された新ダンジョン「ラニーアイ:集合」と、ワールドイベント「集まる嵐」だ。前者は、Lv30台向けダンジョン「ラニーアイ」をLv80向けにリファインしたもので、なかなかに手ごわい構成と、そこそこな報酬とが用意されている、新しい遊び場。後者は、今秋~今冬くらいにリリースされるであろう、EQ2の最新拡張パックに向けた、バックグラウンドストーリーに絡むクエスト群の、最初となるものである。

 で、さらっと後者の「集まる嵐」を体験してきた。

 次回の拡張パックは、「Shadow Odyssey」あるいは「Shadow of Odyssey」という副題になる可能性が高いらしいんだけど、その名の通り、シャドウマンの軍勢に関わる内容となるのではないかと予想されている。シャドウマンはEQ時代からの、最大の謎の脅威とでもいうべきものだったから、それにどのような答えが与えられるのか、個人的には非常に楽しみだ(それとも私の知らないEQ1のその後で解明されたのかな?)。一部では、EQ1であった拡張パック「Shadow of Luclin(SoL)」との名称の類似性から、SoL関連の拡張であることを期待する声もあるようだけど、私はシャドウマンの謎のほうがより興味深かったりする。

 今回のワールドイベントクエストでは、シャドウマンと関係があるのかないのかはともかく、「虚無の嵐が各地に発生し、生き物を害している。調査せよ」というような内容。まぁ、軽いジャブのようなものだけど、不気味な手がどこからともなく伸びてきているような、嫌な前兆は体感できた。まぁ、こんなものでしょう。

 で! このクエストの報酬は、「アイテム交換用トークン」になっていて、繰り返し調査を行うことでトークンを溜め、家具や見た目スロット用の商品に交換することができるようになっている。ストーリーについてウダウダと述べたけど、今回のイベントのキモはこれなのだ!

 このイベントで得られる見た目アイテムが、ただの見た目アイテムならどうということはないんだけど、なんと今回の見た目アイテムは、「装備無しに見える見た目アイテム」というものがあるのだ。要するに「裸に見える」アイテム。・・・こら、そこ。今卑猥なことを考えたキミです。違いますよ。いっておきますけど、女性がトップレスになったり、男性が「たんたん狸の~」状態になったりはしません。下半身は脱げないし、上半身も女性は最低限のものをつけています。

 だが、これを手に入れるとなんと・・・

 常時足毛オープンにできるのだ!

 LotROが実装していたすばらしきシステム、「足毛ON」。これがついにEQ2にも実装されたわけだなー。これはちょっとだるいけど、トークン集めるしかないか!

EQ2JE: 妹属性

 対象Lv80のレイドゾーン群の番外編である、シャード・オブ・ヘイト(Shard of Hate:SoH)。ここはいわゆる「RoKのレイドゾーン」ではないんだけども、レベル、アイテムともにストライクど真ん中なので、もちろん我々の攻略対象ゾーンとして、ここにもたまに侵攻している。

 EQ1をプレイしていた諸氏は、名前でピンと来るかもしれないんだけど、ここはEQ1でいうところのPlane of Hateのなれのはてだ。憎悪の王子イノルークの世界の断片という位置づけで、懐かしのマエストロがいたりするレイドインスタンスゾーンである。こういう歴史設定が妙に燃えるのも、お約束どおり。

 ここは、お手軽に挑める3体のネームドに加え、雑魚からも高品質アイテムがドロップする可能性があるので、完全クリアを目指すよりも、雑魚+3体という形の、比較的低難易度なアイテム目的のレイドの場となることが多い。かくいう我々も、これまではそういう感じで、主に雑魚+3匹が目当ての「平日2時間コース」レイドを、SoHでは行ってきた。

 でも、そろそろもう1個先を目指しても良いだろ!

 ってなわけで、最初の3匹の次に待ち構えるボス、通称「姉妹」に挑んでみた。何人かは、人数が乏しい状態で試しに挑んでみたことがあるらしいんだけど、私は初めてだ。なにやらこのボスでは、3色全てのタンク(ウォーリア、ブロウラー、クルセイダー)の動きが重要になるらしくて、レイド唯一のクルセイダーである私に課せられた任務は重い。いやー、実にいいシチュエーションだ。燃える!

 で、やってみたところ・・・3回目で勝利!

 なんか、結構さっくりだったな。それもこれも我々タンク陣のGJゆえに違いない、カカカ。

 ってことで、SoHの侵攻を一歩前に進めた我々。SoHでは今は、無限湧き雑魚幽霊ファームがブームらしいけど、そんな世情を無視して得られた達成感も、また良いものだ。

 次はマエストロかー。なんかこれは先が長そうだよ。

 ※戦闘中の写真を撮る余裕がなかったので、写真は姉妹亡き後の姉妹お立ち台。