カテゴリー別アーカイブ: Fallout 76

FO76: 定住開始

 12月の週刊パッチ3連チャンの2つ目、バージョン1.0.3.10のパッチが適用された。

 今回の目玉はやっぱりこれ。

 「C.A.M.P.が他人とかぶっても消えない」

 だ。

 このおかげで、こだわりの建築をすることへのリスクがなくなり、FO76の売りの一つであるC.A.M.P.の真価をある程度発揮できるようになった(先日のエントリーで述べたように、依然として建築地の選定には自由度がないが)。

 ってことで、私も小一時間ほどの突貫工事で、それまでの臨時資源解体拠点的なミニマムC.A.M.P.を、レンガ造りの庭付き一戸建てに建て替えてみた。

 うむうむ、なかなかの出来栄えだ。

 建築を始めると、そしていったん建て終えると、その時点で「ああすればよかった」「こうすればよかった」という改善案が出てしまうんだけど、まぁ、とりあえずはこれでいいとしよう。

 ちなみにこれはバージョン5になる。

 1つめ、2つめはここでも言及したことがあるけど、改めてその歴史を、亡くなっていったC.A.M.P.たちへの鎮魂も込めて列記しておこう。

  • ver. 1: 鉄塔ハウス。キャンプマクリントック近郊。Falloutらしい世紀末デザインで気に入っていた
  • ver. 2: 崖際ハウス。ブラックウォーターマイン近郊。眼下にホワイトスプリングリゾートを見下ろす景観がウリの木造3階建
  • ver. 3: 水辺ハウス。プレザントバレー駅近郊。駅近の水辺という人気スポットに果敢に挑んだものの、予想通り1日で消滅
  • ver. 4: ミニマムハウス。ホワイトスプリングゴルフ場コース内。いつ消えてもいいように図面1発で立て直せる割り切ったデザイン。土台1+階段1+床3にすべての施設を乗せた
  • ver. 5: レンガハウス。場所はver. 4と同じ。デザインはver. 3に近い。レンガ造りの2階建て。人口芝床とフローリング床はATOMショップのもの

 ついでに、2ndキャラの家はこんな感じにした。テーマはエコ。写ってないけど、離れた場所に風力発電による水汲み取り所もアリ。

FO76: Fallout 76を傑作にする10の方法

 Fallout 76を傑作にする10の方法 a.k.a. ぼくのかんがえたさいきょうのななろく。

 【1.バグを直す】

 超えるべき当然のハードルにして最難関。

 【2.安定性を増す】

 1.と似てるけどこれも大事。近年ではこんなにCTDするゲームは珍しい。

 【3.パッチノートを正確にする】

 ユーザーとの信頼関係の樹立は重要。隠してもバレることを隠すのはデメリットしかない。

 【4.ターゲットを明確にする】

 前作は確かに、いろいろな楽しみ方を許容できる懐の深さがあったが、今作は明らかにそういうゲームではない。どちらかというとニッチなつくり。にもかかわらず曖昧な言葉で、前作同様に広い層を取り込んだ結果、「思ってたのと違う」という怨嗟が渦巻き、実態以上の不評を得てしまっている。

 「このゲームは、Fallout 4をバニラ新サバイバルで遊び、その不便さマゾさをこそ楽しめた、という奇特な人に向けています。modで何でもできる世界がいい人、気に入らないことはコンソールで処理したい人、とにかく不便が嫌いな人には向きません」とはっきり言ったほうがいい。

 【5.サーバーホッピングを非効率にする】

 複数のポイントをめぐるより、サーバーホッピングして(サーバーを切り替えて)1つのポイントに挑み続けるほうが効率がいい、というデザインは健全ではない。

 安直に対策するなら「そのサーバーへの滞在時間が長いほどドロップテーブルが良くなる」や「各所のデイリークエストをこなすのが最効率」などだろうか。もちろんこれは【2.安定性を増す】を達成しなければ主張できないが。

 【6.ユニークアイテムのレベルを固定する】

 クエストで得られるユニークアイテムのレベルが、クエスト達成時のレベルで上下することで、「クエストを進めたいが、報酬アイテムのレベルを上げるために、本来クエスト達成に必要なレベルよりも、30ほど多めにレベルを上げなければいけない」というような、間抜けなゲーム体験を生んでいる。「率直に言って穴」なデザイン。

 【7.売り物をランダムにしない】

 NPCの品ぞろえを切り変えるためにサーバーホッピングをさせるようなデザインをしてはいけない。「全部並べる」か「その日の品ぞろえはサーバーホッピングしても変わらない」とすべき。

 【8.所持レシピを買わせない】

 自分の知っているレシピや設計図を買う、というような誤った行動をさせないでほしい。覚えているものは読めない、のだから、覚えているものは買えない、だってできるはずだ。

 【9.貴重品を売らせない/解体させない】

 ユニークアイテムやお気に入りアイテムを失うリスクを下げるサポートくらいはしてほしい。ユニークアイテムを解体できないのなら、お気に入りアイテムを解体させないことはできるだろう。売り買いに関しては、まぁ買い戻せるから許せるライン。

 【10.ファストトラベルを一律価格にする】

 ファストトラベルにかかる費用が距離に応じた価格になっていることが、C.A.M.P.の設置候補地を限定してしまっていることが大問題。このデザインでは、ファストトラベルの費用効率を勘案すると、「マップ中央から見てVault 76から点対象になるエリア」のなかで皆選定してしまうだろう。

 結果的に、ファストトラベル費用効率の良いエリア以外の、多くの素晴らしい景観や体験をもたらしてくれそうなエリアが、ことごとく過疎地と化してしまっている。

 好きな場所に拠点を築ける、というC.A.M.P.システムは、Fallout 76の持つ素晴らしいアイデアなのに、それをファストトラベルのコストごときが殺してしまうのは、あまりに惜しい。

FO76: 3週目の活動録

 目新しいことはし終えて、長い(?)余生を楽しむ段階になったFallout 76。

 写真もなしで(2018.12.11写真追加。世紀末戦隊スコーチファイブ)、スコビクイーン討伐後の1週間でやったことや感じたことを、淡々と述べていこう。

 【1キャラ目】

 じわじわ成長して現在レベル100。ソロで冒険する分には問題ないスペックだけど、ブラストゾーンで光しデブに囲まれるだけで泣きたくなる程度の強さ。非力なため戦利品の運搬も大変で、快適さが足りない。これらすべてを克服している2キャラ目とは明暗くっきり。でも馬鹿な子ほどかわいいというか、こっちのほうが愛着はある。ツーショットウェスタンリボルバーをください。

 【2キャラ目】

 すくすくと成長して現在レベル58。メイン爪&サブライフルの遠近両用スタイル。初代よりだいぶ便利かつ強い。変異ガチャ対応スペックなんだけど、変異ガチャするのは面倒くさいので「やろうと思えばできるぞ」ってとこで満足している。現在もっている変異は鉤爪のみ。武器も変異も爪。そのうち有袋類の血清を打つ可能性が濃厚。ジャンプ力もつけばフライングバルセロナアタックも夢じゃない。ヒョー。

 【12/4のパッチ】

 スタッシュ容量が200増えた以外は、目を覆うばかりのひどいパッチだった。1番痛いのは、所持容量関連のバグ。お行儀よく装備を外してログアウトしないと、手ひどいお仕置きを受ける仕様に。今週のパッチで直るといいが・・・。

 【戦利品】

 相変わらず特にいいものも拾えず。強いかどうかはともかく、まだしも便利で面白かったのは、クアッドコンバットライフルかな。装弾数80でLMGのような制圧射撃ができる。スコビー戦で活きるヤツ。

 【被ばく】

 ログインした瞬間に降り立った自分のC.A.M.P.が、核ミサイルの爆心地だった。土台を残して家屋は消滅し、キャラクターもアパラチアの塵となった。爆笑した。

 【スコビクイーン再び】

 今回はサーバーのメンツに恵まれなかったのか、火力不足で逃がした。時間切れでミッション失敗。残念。そして、この敗戦の代償は大きく、すべてのスティムパックを使い切ったことにより、その後の冒険に多大なる支障をきたす羽目に。

 【大農園時代】

 現在12/4パッチのバグの影響で、C.A.M.P.に設置したものが増殖する、という現象が広く発生している。条件などはよく知らないものの、経験上「地面に直接置いた図面化されないもの」が増えてしまっているように見える。その結果、条件に当てはまるものの代表である、農作物が大量に増殖する傾向があり、数日前まで貧弱だった私のC.A.M.P.も、いまや一面の農作物に覆われる豊かさを見せている。コーンスープ飲み放題だ。

FO76: 女王墜つ

 アパラチア最大最強の生物。

 空を統べる者。

 そう、ヤツだ。

 リオレウスだあああああああ!

 ・・・を倒してきたよ。

 はい、ウソですね。リオレウスじゃないです。その名も高き、スコーチビーストクイーンを倒してきました。

 話としては、前回の核ミサイル発射の続き。核ミサイルを南東のクランベリー湿原方面にある地割れ地点に打ち込んだ後、私はいったん拠点に戻り、保管箱から取り出した防護スーツに身を包んでから、いざ着弾点に乗り込んだ。

 ブラストゾーンに足を踏み入れると、イベントクエストが発生した。

 「EVENT: SCORCHED EARTH スコーチビースト・クイーンを倒す」

 ついに来たか。噂に聞いたFO76バニラの最強生物。「全然削れない」だの、「時間切れで逃した」だの、「レベルの高い人の多いワールドで出現させないとダメだ」だのという話をよく聞く。果たして勝てるのだろうか。

 今回の核ミサイル発射は、クイーンが湧く地点に発射こそしたものの、対クイーン戦の勝算については、あまり深く考えていなかった。クイーンに関してはおまけ扱いで、偶然倒せる人が集まったらラッキー、くらいの気持ちだった。

 なので、勝算は五分五分くらいの気持ちだったんだけど、結果から言ってしまえば、倒せるメンツが集まったおかげで、無事に倒すことができた。

 というか、なんか弱かったな。たぶん不具合だと思うんだけど、あまりクイーンが動かなかったのだ。

 クイーンは空中でずーっとホバリングをしていて、そこから手痛い攻撃こそしてきたものの、回避運動を取らないため銃器で狙いやすく、有効打を与えやすかった。私の秘蔵のツーショット黒色火薬ピストルも、ほぼ百発百中で、1発ごとに1mmほど削ることができていたので、人数割りくらいの仕事はできたんじゃないだろうか。

 戦闘時間およそ5分。空の女王は地に墜ちた。

 死骸からは使わなそうな弾丸だかModだかの設計図。そしてイベントクエスト報酬では、これまた作らなそうな除染機の設計図を得られた。戦利品がしょっぱいなぁ。★3装備を2つ3つ出せと言いたいわ(次のパッチでこの辺は修正されるかも?)。

 ともあれ、これで今度こそ正真正銘、すべきことはすべてやった。ゲームクリアだ。ばんざーい。

 でも、FO76はもうちょっとだけ続くのじゃ。

FO76: そして私は死神になった

 FO76脱出から1カ月弱。

 様々な紆余曲折を経て、私はついに、核ミサイルを発射してしまった…。

 というわけでね。

 無事、FO76のメインシナリオ終了! パチパチパチ。

 いやー、滑り込みました。最初のゲームバランス変更パッチの前に、なんとか完遂。「超える力の前に邂逅編を終えた」かのような達成感がある(ない)。これで今後は「ん? 君、スタッシュ容量緩和後にクリアの人? フフン」とか言える(言えない)。

 そして白状すると、今回ちょっとだけズルをした。

 ちょっとネタバレするけど、核ミサイル発射までのプロセスは、1)必要なアイテムを取る、2)世界各地の暗号キーを8つ集める、3)基地で週替わりの復号キーを読む、4)復号キーで暗号キーを復号しアクセスコードを得る、というような流れになる。

 この4)の復号する作業は、リアルにパズルを解くような知能戦が必要になるんだけど、ここでちょっとしたズルをしようとしたら、さらに大きなズルにぶち当たり、結局このプロセスが無になるようなズルに至ってしまったのだ。ん? わからん?

 どういうことかというと、まず最初のズルとして、暗号キーと復号キーを入力すると、自動的にアクセスコードを割り出してくれるという、ウェブ上のツールを利用しようとしたわけ。で、そのツールは存在は知っていたんだけど、URLがわからなかったので、検索サイトで探していたら、「アクセスコードそのもの」が検索で引っかかってしまったのだ。

 で、それを使ったら、ちゃんと発射できてしまった、という次第だ。

 つまり今回のプロセスは、1)必要なアイテムを取る、2)ウェブでアクセスコードをカンニングする、というだけだった・・・。いいのか、これで?

 でも、まぁ、カンニングキーを使ったとはいえ、ゲーム的に要求される復号のためのキーを、すべて得てから挑んだわけだから、セーフでしょう! ・・・セーフとする!

 こういったパズル以外の部分、つまり戦闘面も、そこそこ程度には歯ごたえがあったかな。無限に湧いてくるロボットを駆逐しながら、発射台にアクセスするための、いくつかのプロセスを経る必要があった。今回は友人らと3人で挑んだので、さほど大変ではなかったけど、無限湧きという要素は、ソロだとなかなか面倒くさそうだ。

 ともあれ、これでFO76バニラにおける「やらなきゃいけないこと」はなくなった。そう、最後の決戦を除いてね・・・。