早朝4時~8時という厳しい時間帯に実施されたストレステスト9に参加した。
前回は、PvE序盤とWvWvWを体験したので、今回は製品版に向けたキャラクターメイキング(主に外見)の詰めと、sPvPを体験することを主な目的とした。
sPvPはStructured PvPというもので、要するに他のMMORPGでいうところのWarzoneとかBattlefieldのような、スポーツライクなPvPのことを指すらしい。専用のゾーンで、8人対8人のような規模で陣取り合戦などを行う。ま、昨今のMMORPGでは定番となっているモードといえよう。
GW2の場合、WvWvWはPvEでの育成度合いがキャラクターの性能に反映される、MMORPGらしいPvPコンテンツになっているんだけども、その一方で、sPvPはPvEの育成度合いからは独立した、MMORPGらしさのないPvPコンテンツになっている。レベルは最大にまで引き上げられ、スキル等のアンロックもすべてされ、専用のロビーゾーンで装備も最強クラスのものを取捨選択することができる。全員最強状態での平等な対戦。ビルドと腕前とで勝負するストイックな環境だ。
というわけで、そんなsPvPをプレイしてみたんだけども・・・まぁ、普通かなぁ。
WAR、RIFT、SWTORあたりの同種のコンテンツと、大差のない出来のように思えた。あるゲームよりは多様だったり、あるゲームよりはマップがよかったりするけど、同時にあるゲームよりは視認性が悪かったり、あるゲームよりは挙動が悪かったりする。十分良質な出来だとは思うけど、トータル的に見て、この種のコンテンツのなかで群を抜いた革新性があるとまでは言えなそうだ。個人の好み次第で、どのゲームのものが良いと思うかは、意見がわかれるのではないかと思う。
私は、「私にとってはsPvPは副次的なコンテンツになりそうだ」という第一印象を持った。私は今までこの種のコンテンツを、コンテンツ自体が楽しいからというよりは、コンテンツによって得られる利点(アイテムやランク)があるから、という理由で遊んでいたところがある。だから、そういうメリットが少ないGW2の仕様では、魅力が相対的に薄いのだ。
これはもちろん、遊ぶ人の立ち位置によって評価が別れる部分だと思う。でもやっぱり私は、第一にMMORPGプレイヤーなのだ。自分のアバターの育成と、より広範なゲーム世界での活躍に最も注力したくなる。こればっかりはしかたない。
sPvPは魅力が薄い。これが「たった2時間ほど遊んだ現在」の私個人の感想だ。
話変わってプロフェッションの話。
今回はMesmerで4戦、Engineerで2戦した。もっといろんなプロフェッションを試したかったんだけど、Mistでなんとか戦えるレベルになるように装備やスキルを考え、整えるだけで多大なる時間を消費してしまい、数をこなすことができなかったのだ。
Mesmerは本願どおり、SwordをメインにMeleeっぽく戦った。なかなか楽しかったけど、レンジ能力も生存能力も足りなくてつらかった。接近手段に期待していたIllusionary Leapがあんまり使いこなせなかったんだよなぁ。なにがダメだったのかよくわからないんだけど、脳内シミュレーション通りには機能しないことが多かった。3→3って叩けば、お手軽に接近できると思っていたのになぁ。
Engineerはもう考える時間も気力もなかったので、ドーピングしながら二丁拳銃でパンパンしてるだけという、Newbie丸出しの単純な戦闘を繰り広げた。これがまた単純お気楽で良かった。sPvPよりもWvWvWで使いたい感じだった。
使ってみてどっちがより良かったかっていうと、これは難しいなぁ。本番の1stキャラをどうするか、まだ心が定まらない。うーむ、困った困った。あと2日かけてじっくり考えよう。
あ、あと新しいマウス、G300は全然使いこなせなかった。どうアサインするかも含めて、要鍛錬。