カテゴリー別アーカイブ: Tree of Life

ToL: ドナドナ

 畑を作るには肥料がいる。

 肥料を得るにはフンがいる。

 フンを得るにはブタがいる。

 ってことで、リヤカー・・・っていうかフロントカー・・・手押し車を押して、遠路はるばるブタ君の生息地まで遠征をして、ブタ君を捕獲、運搬しにいってきた。

 その様子が上掲の写真だ。相棒として、途中で見つけたガゼルも積んで、2匹仲良く手押し車の旅客となっている。ドナドナっぽい光景だけど、今のところこやつらに食肉となってもらう予定はないので、悲壮感はない。

 いやー、しかし遠かった。ゲーム内時間で行きは1昼夜、帰りは2昼夜かけての捕獲行となった。元々距離が遠いこともあるけど、なによりも家畜積載後の歩行速度の低下がつらくて、のろのろと拠点に帰る道中は、それはそれは暇だったよ。

 ともあれ、こうして拠点に新たな仲間、ブタ&ガゼルが加わった。残念ながら、そもそもの目的だった、「ブタにフンをさせる」ということはまだできていないんだけども、まずは拠点の動物エリアがにぎやかになったから、よしとしよう。

 ぶひぶひ。

ToL: 順調に植民中

 その日ログインすると、我らの拠点の横に、見慣れた名前が所有者のテントがポツンと建っていた。

 どうやら別のゲームの友人がToLを始めたらしい。

 よくこの拠点を見つけたな・・・と思ったんだけど、このブログのスクリーンショットに座標が出ているんだな。これで追跡されたに違いない。逆にいえば、悪人にねらわれた場合もこれで居場所はバレバレということか。まぁ狙われんだろうけども。

 で、やがてテントだけではなく、本人とも合流。ギルドに勧誘することもでき、我らの拠点の住民が3人に増えた。

 我らの拠点は、GM兼、国土交通大臣のS氏が、一心不乱に建築を続けてくれたおかげで、強固な防壁に守られるた要塞と化している。そのなかでの安心の生産風景が、1人増えて、一層平和かつにぎやかになった。いいことだ。

 国土交通大臣としては領土拡張と防衛費用の兼ね合いに頭を悩ませているらしいが・・・難しいことは偉い人に任せておこう。うむうむ。

 【おまけ】

 このゲームのNPCとの戦闘は、アルゴリズムが単純なので穴が多い。安全にハメ殺せるシチュエーションが豊富だ。以下の動画はその一例。動画では樹木を使っているけど、樹木ではなくても、障害物さえはさめればどこででもこういうことができる。岩とか、屋根の上とか、なんでもありだ。

ToL: 嫉妬と悪戯

 「第2の拠点も放棄することしたよ」

 そう仲間に通告を受けたのは、飲み会でログインできなかった日の、帰宅後のことだった。なんでも、海岸線や山地に沿っている拠点は、うまいこと壁で囲むことができないので、セキュリティに問題があることが原因だそうだ。なるほどねぇ。

 引越し先の座標を聞いておいて、後日そこまで移動してみた。到着してみるとなんと、そこには堅牢な木壁で囲まれた、立派な拠点が設立されていた。え、もうこんなの作れるようになったん!?

 どうやら私がちょっとプレイしない間に、仲間は長足の進歩を遂げていたようだ。私の知っていたヤツは、こんな開発力はなかったというのに・・・。変わっちまったな、お前・・・。

 ま、いいだろう。では早速この拠点に寄生させてもらうか・・・。

 と思って門をくぐろうとしたら、なんと入れないではないか! そうか。拠点の移動にともなってギルドを破壊したから、ギルドを作り直すまで入れないわけか。納得。でも納得はしたものの、せっかく移動してきたのに、立派な拠点を羨むだけで、利用することができないとは、なんともやるせないぞ・・・。

 高くそびえる城壁。見上げる私。壁の内側には文明が栄えているというのに、私はその恩恵に浴すことができない。途方にくれるにつれ、壁の中に対する嫉妬の念が膨れ上がる・・・。ゴゴゴゴゴゴ。

 ってことで、拠点の正門付近に難民キャンプを設立して、美観を損ねてやることにした!

 キャビンではなく、あえて格好悪いテントを建てる。みすぼらしい柵でそこを囲む。さらには正門の前に畑を耕して、小麦を植えたった! どうだ、通りにくいだろう。格好悪いだろう。ざまあみろ! イエア!

 ・・・というくだらないことをするのに、1時間以上を費やしてしまった。スキル上げにもならないし、本来必要もない施設を作るために、貴重なゲーム時間を浪費したわけだ。

 でもまったく何のメリットもない、こういう行動で遊べることこそが、このゲームの深いところだ。自分で遊び方を考える、という創造性を活かせるMMOは、まさしくUOの系譜といっていい。ToLは隠れた良オンラインゲームだよ、ホント。

ToL: 裸族卒業

 ついにねんがんのふくをてにいれたぞ。

 ってことでね。やっと上半身裸の生活を終えて、服を作れる身分にまで進化したよ。

 前回の更新のように第1の拠点を放棄したあと、隣の島で第2の拠点を設営した我々。そこでせっせと建築や加工を繰り返してスキルを上げ、素材を集めた結果、念願の裁縫成功となった次第だ。

 服を作るまでには、大きな施設が複数必要になるから、やっぱりそれなりの広さの土地が必要になる。仕方がないから安全な山岳地帯から下界にくだって、海岸と山岳地帯の間の、狭い面積の土地に築いた拠点が、写真の背景だ。うむ、一気に勢力が増した気分だな。

 でも、こういう広い土地には、夜になるとモンスターが湧いて施設を破壊するから、防衛のことも考えなければいけない、というのが厳しい。残念ながら我々には、まだまだ十分な防衛設備を整えるほどのスキルも人手もないから、この日頑張って作った施設も、次にログインする頃には廃墟になっている可能性が高そうだ。

 でも、この荒廃との戦いは、よほどの大所帯で遊ぶのでもない限りは、このゲームの宿命といってよさそうだ。どうしたって仲間のログイン時間は偏るし、そうなるとメンテの効かない時間帯が長くなる。自動発射のアロータワーでは、自ずと限界がありそうだ。

 そうなってくると重要なのは、「いかに荒廃後のリカバリーをしやすいようにプレイするか」という点のような気がし始めているよ。3歩進んで2歩下がるようなプレイを強いられるのは仕方がないから、その下がった2歩分を、もう1度歩むときの加速力こそが問われる。ここが遅いとなかなか前に進めないし、逆に言えば1度通った道なのだから、工夫次第でいくらでも速くできる部分に違いない。

 廃墟状態から、どうすればいち早く復興できるか。そこを今後は考えていこう。

ToL: 拠点設営完了、放棄完了

 試行錯誤しつつ、裸のまま操作方法にも慣れてきたので、申し訳程度に拠点的なものを設営してみた。

 設置場所は山の頂上。バカと煙は高いところ・・・というわけではなくて、攻撃的モンスターがわかなそうな場所をチョイスした次第だ。究極的には、攻撃的なモンスターの攻撃にも耐えうる、攻撃力と防御力を兼ね備えた要塞を、広大な平原のど真ん中に堂々と設営する、ということが大正解なのだろうけども、そんなことは人員的にも経験的にもできないので、まずはこそこそと隠れ家を作った。

 建てて、置きなおして、使って、壊して、鍵をかけて、といろいろ試して、ゲームシステムの理解にいそしんだ。ギルドなんかも友人と試しに作ってみて、さらにはそれを破壊するテストなんかもした。なるほどなるほど。

 で、なんとなくわかってはきたので、この拠点は早々と放棄する流れになりそうだ。拠点にするには狭すぎるし、野心がなさ過ぎる。この拠点に関しては、今日でゲームクリアということだ。

 また明日からは新しい拠点の地を求めつつ、スキル上げを行う放浪生活に入ろう。