日記: 2月1日(2010年)

 景色を楽しむようなツーリングでは問題ないとしても、高速道路の高速巡航のような単純な移動では、バイク移動も案外暇だ。自動車とは違って、ラジオや音楽を気軽に楽しめないので、そんなときに心を慰めるものがない。中にはバイクでも、大音量でオーディオを奏でている人もいるけど、あんな真似は恥ずかしくて私にはとても出来そうにない。

 ってことで、Twitterでもつぶやいたように、WINS-JAPANのサウンドテックなるヘルメット内装着用スピーカーを購入してみた。実売価格2900円也。

 これは薄型スピーカーを、ヘルメット内部に貼り付けるという単純なもの。同じことが実現できるなら、別にスピーカーは格安ヘッドフォンを分解したものでもなんでもよくて、それならもっと安上がりだったんだろうけども、1)構造的不安(断線とか)、2)技術的不安(うまく分解、設置できるか)、3)デザイン的不安(ヘルメット内に配線しやすいか)、などなどの不安をいちいちクリアーするのが面倒くさそうだったので、そのあたりの手間賃だと思って専用品を試してみた。

 購入したスピーカーを箱から取り出し、まずは仔細に眺める。うーん、思ったよりも厚みがあるな、これは。これだけの厚みがあると、ちょっと干渉面に不安があるけど、まぁ仕方がない。実際に干渉するかどうかは、設置してみればわかることだ。

 設置方法は特に難しいことではなく、単純に両面テープで張るというだけ。さくっとヘルメットの内装をはずして、スピーカーを両面テープで貼り付けてみた。うん、簡単。

 さて、まずは安直に、ヘルメット内で耳が入るために開けているスペースに設置してみたんだけど、これはだめだった。そこは「ヘルメットをかぶったときに折れ曲がる耳が、ヘルメット内でもとの形に広がるためのスペース」なので、ここにスピーカーがあると耳がヘルメット内で折れ曲ったままになってしまうのだ。

 そこで、その位置(耳の「餃子」があるあたり)よりも、若干前目に設置してみたところ、今度はうまい具合に頭の各パーツがヘルメット内に収まった。その状態でヘッドフォンの入力端子をiPodにつないでみると、しっかりと音楽を聴ける。音質はたいしたものではなかったけど、音量が大きく、走行時の風切り音にも多少抵抗できるスペックがありそうに思われた。このあたりの特殊なスペックは、ヘッドフォンを分解したスピーカーでは難しい範疇だろうから、専用品の本領発揮かもしれない。

 心配事は2つ。

 1つは、ほとんど干渉していないとはいえ、やっぱりヘルメット内の容積が少なくなり、微小な圧迫感を感じるということ。こういう干渉はかぶった直後には気にならなくても、長時間の走行になると痛みを伴うことがあるから、ツーリングでの長時間使用に耐えるかどうか不安だ。

 もう1つは、いうまでもなく安全面の問題だ。バイクの運転で、聴覚から得られる情報がどの程度重要なのか。今までそんなことを意識したことはあまりなかったけど、「周囲の音」が遮断されるか、少なくとも減量されることで、どのような運転上のリスクがあるのかは、大変心配なところだ。

 高速道路では、なにもなくても風切り音で周囲の音なんて聞こえやしないから、関係ないとは思っている。また、ツーリング先の場合、周囲の音込みで環境を感じたいから、音楽はどうせ切るだろう。となると、問題は街乗りだなぁ。退屈な都市圏の突破時などが、はたしてどうなるか。楽観的にいえば、自動車運転時に外の音なんてほとんど聞いてないという経験で、大丈夫ではないかと思うんだけど・・・。

 なにはともあれ、今は早くテスト走行がしたいな。音楽を聴きながらのライディングは未体験だから、単純に好奇心でいっぱいだ。

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