・大型自動二輪教習
進度: 第1段階 1時限目
天候: 雨
はい、やってきました大自二教習。今日のこの時間の大自二の教習生は、私1人みたいだ。ゆえに、マンツーマン教習になる。私は競合者がいないほうが落ち着くタイプなので、願ったりかなったり。
初回の今日は、お決まりの取り回しからスタート。
教習車はHONDA CB750。車両重量235kg。ん・・・重いといえば重いけど、そんな絶望的な重さでもないかな。所内のコースの自動車用クランクを、バイクを押して歩く。クランクを抜け、スターと地点までぐるっともどってきたところで終了。うーん、問題なく押せるけど、やっぱり疲れる。押していたのは2~3分なのに、じわっと汗がにじんできた。雨なのでレインスーツを着てるんだけど、その中は早くもかなり蒸れ蒸れだ。あづい。
続いて、バイクを倒して、起こす、いわゆる引き起こしを、左右から行った。箸より重いものが持てない私としては、実はこれが一番不安だったんだけど、やってみるとあっさり引き起こせた。拍子抜け。でもひと安心。
以上でバイクの取り回しは問題がないと判断され、いよいよ乗車しての教習開始だ。シート高79.5cmのCB750だけど、片足で「かかとはつかない」、って感じか。ま、とりあえず乗るのに問題はないかな。今後の参考にしておこう。
私は中免所持者なので、バイクの基本操作はできるものとして、操作の細かい説明一切なしにスタートした。「バイク乗ってる?」「ええ」「400?」「250です」「OK」ってな会話があったから、ここで、「乗ってません」と答えていれば、また違ったんだろう。とりあえず「乗れる人」扱いが決定してしまったので、なんの説明もなく先行する教習員の後ろをついて、延々とコースを行くことになった。
コース本道をぐるぐる数周。そのあと、8の字、クランク、S字、坂道発進、急制動、スラロームと、初日から大盤振る舞いだ。一本橋と波状路以外はやったような気がする。
まぁ、所詮は同じバイクなので、あまり問題なくできたと思う。ただ、やっぱり教習所内は、せまいなかに針路変更が密集していて、確認やウィンカー出しが忙しいね。その辺の法規走行が、まだちょっとうまくいかなかった。課題走行も、言うほどうまくはいってないけど、こちらはバイクの挙動にもう少し慣れればいけそう、っていう手ごたえだ。
そうこうしているあいだに、あっという間に教習終了。問題なくハンコをもらって終わった。
さて、人生初の大型バイクに乗ったわけだけど・・・あんまり衝撃がなかったなぁ。教習車だからマイルドな味付けになってるのかもしれないけど、もっとこう「殺人的な加速」みたいなものがあるのではと想像していただけに、思った以上にノーマルな乗り味で、安心したような、残念なような、複雑な気分だ。とりあえず、乗車感覚に違和感が少なかった・・・どころか、ゼルビスより全然乗りやすかったので、卒業までのハードルの高低、という意味では、先行きが暗くなくてよかったかな。
ただひとつ大変だったのは、クラッチが異様に重いことだ。1時間の教習も終盤になってくると、クソ重いクラッチの開閉を、何度も何度も繰り返したおかげで、すっかり握力がなくなってしまった。これ、2時間連続教習だったら、2時間目は死んでたな。あぶないあぶない。
ようく考えてみると、CB750は大型で4発だから、相当トルクは強いはずだ。ゼルビスのように半クラッチを多用する必要はないかもしれない。疲れないようにクラッチの使用回数を抑えること(エンストしたら元も子もないけど)と、握力をちょっと鍛えておくことを、次回までの課題にしておこう。
とりあえず握力を鍛えるために、「握力にぎにぎ」でも買っておくかなー。筋トレって私のキャラクターにはないんだけども・・・。
必要なのは持久力だろうから、グリッパーでやるより、風呂の中で力一杯グーパーグーパーするだけで良いと思う。
毎日300回ぐらいやれば良いんじゃないかな。
なるほど、持久力か。
低負荷高回数ってことですね。300きつっ。
でも根本的な握力不足も感じる今日この頃。
「にぎにぎ」との併用で桃色筋肉を狙うしかないか!
桃色筋肉 久々にそのセリフを聞いた!
300回は結構すぐ行くわよ。
蠅さんも自転車をどうぞ。
僕は中学時代から前ブレーキしか使わない癖があって、そのおかげで握力低下を防いでるっぽい。
今までに急ブレーキして前ブレーキのワイヤーを十数本近く切ってたり。
でもね。後ろブレーキは全然使ってないので右手と左手の握力が10kg以上違う状態。