月別アーカイブ: 2012年9月

GW2: 困っていること

 ・Weapon Kitのオートアタック設定

 Engineerは武器の切り替えがないかわりに、Weapon Kitに切り替えられるわけなんだけども、Weapon Kitのオートアタック設定は、切り替えるたびに消滅してしまい、再設定が必要な仕様になっている。このせいで乱戦中に切り替えると、戦いが落ち着くまでCTRL+右クリックなんてしている余裕はないので、その戦闘中はオートアタック無しで攻撃キーを連打する羽目になる。

 このおかげで、せっかくのEngineerのウリであるWeapon Kitなのに、頻繁な切り替えに気楽さがなく、切り替えを駆使した戦術を選択する気が起きない。魅力半減。

 ・オートアタック

 射線が切れるとオートアタックが切れるのがいやだ。意図せずに切れてしまう。射線が切れたらオートアタックも切れるようにするかどうかは、設定項目にしてくれ。また逆に、オートアタックを開始するキー(つまり攻撃キー)を押しても、オートアタックが止まらないのも嫌だ。なんか直感的じゃないんだよな。

 ・ターゲット

 TABキーによるターゲット選定ロジックが悪い。近い順、中心に近い順、の位置ソートと、赤、黄色の順の敵対ソートは導入してほしい。今の選定ロジックは意味がわからない。Pop順とかそういう工夫のないソートで選定されているように思える。

 画面中央の500m先の赤い狼よりも、画面端にチラッと写る黄色い毛虫にターゲットカーソルが先にいくと腹立たしい。

 ・カメラ

 狭いところの視認性が悪い。この手の三人称視点のものは大体そうだから、ジャンルの持病かもしれないけど。

 ・左CTLR

 トグルにするオプションをくれ。常時表示したい場合が多い。

 ・距離

 射程外でも技が出てしまう設定がいやだ。100歩譲ってそれはいいにしても、ならもう少し距離をわかりやすくして欲しい。慣れろって? いやぁ・・・。

 ・CCタイマー

 ないのかな? Stun Break直後にStunされているような気がしなくもない。

 ・レベルが適合しない採集ツール

 Ruined品を掘るんじゃなくて、始めから掘れなくしてくれまいか。

 ・ギルドウィンドウ

 メンバー表に「オンラインのみ表示」とかのオプションがない。小さいところはともかく、20人30人以上の大所帯なところは相当見にくいんじゃないだろうか。開きなおす度にタブがホームに戻されるのもどうかと。

 ・マップ画面

 マップの全画面表示中に、チャットウィンドウを出してください。チャットで「koko kara koko he ikou」とかいいながらマップを見れません。

GW2: Caudecus’s Manor

 先日のレベル30ダンジョン「Ascalonian Catacombs(AC)」に続いて、今回はレベル40のダンジョン「Caudecus’s Manor(CM)」に行ってきた。

 Caudecus’s ManorはHumanの序盤ゾーンQueensdaleにたたずむマナーハウス。庭園と館とが織り成す優雅な雰囲気の中で、突如発生した事件に巻き込まれる冒険者たち! はたして冒険者たちは無事事件を解決できるのであろうか! べんべん! というようなところだ。展開もわかりやすいし、全体的に明るいカラーだし、晴れやかに遊ぶことができたよ。

 今回も前回のACと同じく、Story Modeの挑戦だったんだけど、今回のCMのほうがずいぶんと易しく感じられた。最初のボスだけがいきなり手ごわかった気がしたけど、そのあとは順調に最後まで進んだんじゃないかな。わからん殺しがたまに発生したものの、ネタがばれればまあ大丈夫なラインばかりだった。

 これで、Story Modeをクリア済みダンジョンは2つ。Explorable Modeはまだゼロだ。こうして徐々に足跡を伸ばしていくのも、MMORPG初期の楽しみですなー。早く次に行きたいものだ。

 さて。

 それにしてもGW2のシステムだと、ダンジョン攻略が大味だなぁ。PvEに向けて構成やビルドを練りに練る、という段階にまでなると評価が変わるのかもしれないけど、今のところは参加者全員が基本的に「DPS兼Healer」という役割で参加しているので、共闘の醍醐味が非常に少ない。戦闘力の計算が掛け算ではなく足し算にしかならないので、「1人で勝てない相手に力を合わせれば勝てる」という化学反応の妙を感じにくい。

 MMORPGの歴史的には、最初期のMMORPGであるMeridian 59やUltima Onlineあたりまでは、今のGW2同様の自己完結形式の戦闘システムだった。全員が魔法剣士、攻撃も回復も自己責任、という形式だ。その後、Ever Questによって役割分担形式が提示された。TRPGやCRPGのよくある形式が再現された、とも言える。その意味するところは、ソロやデュオの楽しみを犠牲にして、グループやレイドの楽しみを強化した形式、ということだろう。

 以降、多くの欧米型MMORPGでは、この役割分担形式が踏襲されていき、そして同時にアジア型MMORPGでは、自己完結形式が根強く生き残っていった。この辺の傾向の違いはどういった事情なのか、考えてみるのも面白いと思うけど、今はおいておく。

 とにかくGW2は、欧米型の視点でいえば、伝統の役割分担形式の流れを断ち切ったともいえるし、アジア型の視点でいえば、伝統の自己完結形式を受け継いだともいえる。いずれにせよ自己完結形式の持つ特徴どおり、ソロやデュオ規模は面白いんだけども、グループ以上の規模のPvEコンテンツを面白くするのは難しいだろうな、ということが想像できるし、今のところはそういう印象をやはり受けてしまっている。

 文句を言いつつも、ここ数日のダンジョン体験は実に楽しかった。やっぱり精魂こめて育てているキャラで、新しいダンジョンに仲間と挑むのは、それだけで楽しい。でもそれだけに、よけいに足りない部分が見えるというか、先が不安になるというか、そういう感情にも襲われてしまうのだ。

 ま、GW2はもともPvEをエンドコンテンツとするゲームじゃないから、「はい、仕様です」っていうだけの話なんだろうけどね。でも、ソロやデュオ規模のPvEがの出来が存外よかっただけに、ついつい欲が出てしまうのだ。

 グループやレイドももっと楽しいといいなぁ、とね。

GW2: 初ダンジョン

 キャラクターを3つもつくり、それぞれで律儀に寄るマップ寄るマップのタスクを埋めていくという、迂遠なるプレイを繰り返しつつも、ついに2キャラがレベル30を超えた。レベル30といえば、最初のダンジョンに挑めるようになるレベルだ。

 ってなわけでギルドの仲間たちと、初めてのダンジョンに行ってきた。私はEngineerでの参加だ。

 今回挑んだのはAscalonian Catacombsというところ。なんだかよくわからないんだけど、その昔、王国が侵攻され、追い詰められた王様が、敵兵もろとも魔法の剣で自爆テロをした…といような雰囲気のムービーが流れたので、そういう背景の場所らしい。この自爆テロの剣がストーリー的には重要なカギを握っていて、なおかつカタコンブという名称どおりに、そのときに攻め殺された人々が化けて出たりしちゃったりする、ってな場所だった。遺跡とアンデッド、というよくあるモチーフですな。

 ちなみにGW2のダンジョンは、初回挑戦時にはStory Modeというものになる。これはその名のとおり、そのダンジョンにまつわるストーリーを追うモードで、ふんだんにムービーなどが挟まれるようだ。1度クリアした後の再訪ではExplorable Modeというものになるそうで、こちらは純粋なハクスラを楽しむモードだそうだ。

 今回は初めてなので、当然ストーリーモードに挑んできたということになる。事前に「ストーリーモードは簡単」という話を聞いていたんだけど、正直ちっとも簡単ではなかった。いや、まぁ、ワイプすることはほとんどなかったから、簡単といえば簡単だったのかもしれないけど、でもボコボコ死人は出たし、場所によってはゾンビアタック気味での突貫になったし、「簡単」という感じではなかったかなぁ。タンク・ヒーラー式じゃないぶん、どうしてもリソースを効果的に集中できないから、本来のポテンシャルを発揮しにくい。慣れが必要ですな。

 とはいえ、無事にクリアしたのだから、トータルでは大成功と言いっていいと思う。自画自賛ながらも、初挑戦にしてはスムーズとさえ言えたと思うよ。

 私はというと、必死に戦いつつも、いろいろと試しながらのプレイに終始した。結局、今回安定してたのは、Turret置きまくりビルドかな。メンバー構成にもよるとは思うけど、確固たるヒーラーというものがないゲームなので、オトリとしてTurretを置いておくのが、最も効果的だったような気がする。というか、操作が楽だし。

 さて、これでダンジョンめぐりの最初のステップは乗り越えた。次はここのExplorable Modeか、レベル40ダンジョンか。とにかく、機会があればまた行きたいな。