月別アーカイブ: 2014年4月

TESO: Elder Scroll争奪戦


 争奪戦というか、いじめっ子に頑張って歯向かった、という構図なんだけども。

 この先週末の土曜夜のCyrodiilにおける青対黄戦線では、熾烈なElder Scroll争奪戦が繰り広げられた。いつも通り数を生かして大軍で押し寄せる黄軍に対して、地の利(復活ポイントが近い)を生かした寡兵の青軍が、必死の抵抗を行う、という構図だ。

 そんななか、私の所属するギルドはいつものように遊軍を編成して、時に主力と合力し、時に独自に遊撃し、いろいろなシチュエーションでのAvAを堪能した。

 一度は奪われたElder Scrollを、追撃戦で奪い返してTempleに安置。これでようやく落ち着けるか、と思ったら黄軍の超大群が押し寄せてきて、数の暴力の前に敗退。一応、我々が展開している間には、再度奪われることはなかったものの、結局は夜も更けてきて、我々がCyrodiilを去ったあとで、Elder Scrollは奪われてしまったらしい。

 ともあれ、この夜は本当に楽しいAvAだった。数に踏み潰されることもあったけど、中規模部隊の利を生かして、補給線を断ち、戦線を分断し、鑢で削るように敵兵力を削いでいくのは痛快だった。

 そんな週末のひとコマを録画しておいたので、こっそりと公開。もっと会心のシーンはあったはずなんだけど、そういうシーンに限って録画していないものなんだよね。公開シーンは普通のゴチャゴチャ戦であります。

TESO: 新天地へ

 新天地に到着した。

 TESOではVeteran Rank 1(レベル50)になり、メインクエストを終えると、他勢力の土地を舞台にしたPvEを開始できるようになっている。シナリオやクエストは、他勢力で1から始めた時と同じだけども、登場するモンスターや報酬は、Veteran Rank 1以上という、より難易度の高いパラレルワールドでの冒険がはじまるのだ。

 つまり、例えばDaggerfall Covenantで開始した場合

  • Daggerfall Covenant領のクエスト: ノーマルモード
  • Aldmeri Dominion領のクエスト: ハードモード
  • Ebonheart Pact領のクエスト: ベリーハードモード

 というようなわけ。

 このシステムは、すごく優れていると思う。DAoCの系譜として最も革新を遂げた部分は、ここなんじゃないかっていうくらい。

 残念ながら、私の英語力ではこのシステムの魅力を堪能しきれないんだけども、もしこれが日本語版だったとしたら、このシステムがあるかないかでは、相当ゲームを楽しめる度合いが変わってくる。3キャラ作らないとシナリオを味わいきれないのと、メインキャラを育てつつ、そのすべてを味わえるのとでは、全然意味が違う。世界観やシナリオに魅力がある(たぶん)TESシリーズならなおさらだ。よく考えたな、と正直感心したよ。

 ってなわけで、私のキャラクターは、第2の世界、Aldmeri Dominionの地に降り立った。

 少し遊んでみただけでも、相当敵が強くて、歯ごたえのある冒険になりそうだということは分かった。Veteran Rankに入ったとはいえ、進行度でいえばまだたったの1/3。残りの2/3に向けて、じわじわと頑張っていくとしよう。

TESO: メインクエストクリア

 自分の足跡報告が続くけども、この週末はメインクエストもクリアした。

 ・・・っていうだけで、特筆すべきことはないんだけどね。でも一応、記録として書き残しておきたかったので、このネタ単発で更新だ。

 シナリオの内容については、まぁ、なんというか、はい、あんまり読んでないのでわかりません。ただわからないなりにも、オフラインゲームと違って、途中の不可逆的な選択肢を、選択前にセーブしておいて全パターン見てみる、というようなことができないのは、残念に感じられたよ。

 最終戦に関しては、MMORPGにしてはなかなかいい演出(ビジュアル面ではなくてシステム面的に)だったんじゃないかな。ただ仕組み上、Restoration Staffではきつすぎて、久しぶりにここではDual Wieldに戻して戦わざるを得なかった。

 シナリオ的にも、最終戦的にも、どちらかというとTES5:SkyrimよりもTES4:Oblivionに近い印象だったから、後者からの人のほうが楽しめるような気はするね。逆に前者からの人には、新鮮だったかもしれないけども。TES1~3は知らないのでノーコメント。

 写真は完全にネタバレシーンではあるけど、格好良かったのでつい採用してしまった場面。

 ズバァ!

TESO: レベル50!

 レベル45のメインクエストを終え、さらにTier 5ゾーンのクエストもほぼこなしきった時点で、私のレベルは49.5といったところだった。

 もはや達成可能なクエストは残っていない。バグっていて進行できないクエストか、未発見のクエスト、あるいはレベル50以降で発生するクエストしかないのだ。

 ってことで、ここへきてついにGrind、要するにモンスター狩りによる経験値稼ぎをすることにした。

 とはいえ、残りはわずか0.5レベル分だ。たいした量でもないので、特に効率のいいスポットを探すでもなく、テキトーにRestoration Staffを鍛えるのと平行する形で、そのへんにいる敵を狩りまくることにした。

 途中、見知らぬ人にグループに誘われたりしながら、狩り続けこと30分くらいかな。見知らぬ人が効率の悪さ(狩りスピードを気にしていないRestoration Staffの私なんかと一緒だったしなぁ)に音を上げ始めていたところで、ついに

 レベル50に到達した!

 ふー、やっとレベル50に到達する事ができたよ。世間的にはまだ早い部類だとは思うけど、ギルドの中では遅いほうだったから、「やっと」という気分になってしまうな。なんとかこれで、一人前と思いたいところだ。

 ところでこのゲームでは、レベル50になると同時に、強さの表記体系がレベル制から、Veteran Rank制に変わる。私のレベル表記欄も、レベル50ではなく、Veteran Rank 1になっている。なので、「レベル50」という表現をゲーム内で見ることができるのは、この到達した瞬間のアチーブメント表記だけなのかもしれない。ある意味、貴重な瞬間だ。

 ともあれ、キャラクターの誕生からほぼ3週間。どうにか無事、1つのゴールに到達することができた。実はまだ全然ゴールでもなんでもないことにすぐ気が付くわけなんだけども、それはまた、別の話だ。

TESO: レミングス

 写真はレベル45のメインクエスト(だったかな?)のひとコマ。

 このクエストでは達成条件に、「崖の対岸の壁のスイッチに向かって力を放って起動する」というようなものがある。スイッチは4箇所あって、どれも間に崖を挟んだ遠距離にあるから、一見すると「届かないじゃないか」と思ってしまう。でもこのクエストの場合、「スイッチを押す」ではなくて、「スイッチに力を放つ」なので、かなり遠くからでも力が届くようになっている。スイッチが崖の向こうでも安心だ。

 ・・・の、はずなんだけども。
 
 おそらく調整ミスなのだろう。4箇所のうちの1箇所だけは、どう頑張っても陸の上からは、スイッチを起動できないようになっていた。なんじゃそりゃ。

 とはいえ、メインクエストなので放置するわけにもいかない。陸地から届かないなら、無理やりにでも届くまで近寄るしかない。

 ってことで、ここに到達した冒険者たちは、皆一様に、命がけで崖に向かってジャンプをして、少しでもスイッチをまでの距離を詰め、なんとか空中でスイッチに力を放てはしないかと試み、そして失敗しては崖下に死体の山を築いていた。

 たまに成功して去っていく人がいるから、不可能ではない方法のようだけど、なんらかのコツが必要なのだろう。それをつかむまでは確実に何度かは死ぬ「デスミッション」なので、せめて装備の損耗は避けるために、皆、裸になって、崖へのジャンプを繰り返している。

 裸の男女が駆け回り、崖に向かって、ぴょーん。ぴょーん。

 悪の巣窟深くとは思えない、実にファンキーな光景がそこでは展開されていた。

 私もそんな裸族に混じって、デスミッションを慣行した。何度も失敗しながら学んだことは、「これは距離の問題ではないな」ということだ。そもそも、距離的には他のスイッチも似たような遠さだった。なのにここだけ押せないということは、距離の問題ではなく、「間に見えない障害物がある」というような、視線の問題だと考えるのが自然だ。

 そんな風に思っていたところで、こんな会話が流れた。

 「左に飛べ」

 おそらく、左側に向かって飛べば、見えない障害物を避ける形で、スイッチまでの視線が通る位置に到達できるに違いない。

 よーし。左に向かって、とう!

 押せた!

 ふー、やっとこのバカな局面をクリアできたよ。やれやれだ。