月別アーカイブ: 2014年4月

FF14: さようならエオルゼア

 FF14の契約の自動継続を解除した。

 なにやら消費税の税率アップに伴うメンテナンスとやらで、長らく解除できなかったんだけども、やっと解除する事ができたよ。残り期間は9日。あと1週間ちょっとで、もう1ヶ月分余計に支払いをさせられるところだった。

 解除したタイミングの今現在、FF14のバージョンはパッチ2.2というやつになっているそうだけども、結局私はパッチ2.2の世界はプレイしていないので、パッチ2.16までの人、という身分だ。

 振り返ってみると、FF14の一番の特徴は、「わかりやすいMMORPG」ということだったと思う。「スクリプト攻略型のインスタンスダンジョン」を遊ばせることにフォーカスしたMMORPGとして、必要な要素だけを抽出し、無駄を省き、導線の分かり易さに注力した、よく研究された優等生のMMORPG、という印象だ。

 優等生な反面、遊びや無駄、革新的・挑戦的な要素がないので、個人の嗜好による向き不向きや評価の高低はあるかと思うけど、「志していることを正しく実現できている」という点で、「完成度の高いMMORPG」というのが公正な評価だろうと思う。

 個人的な好みとしては、このゲームの良かった点は、結局見た目だったかな、という自分でも意外な結論がでている。なんだかんだで、愛せるチビキャラを自キャラにできたのは非常に久しぶりだったし、竜騎士という絶妙なポジションも楽しかった。

 逆に好みに合わなかった部分は、アーマーリーシステムだ。これは今でも癌だと思っている。各々のプレイヤーキャラクターには「性能的な」個性を強く発揮して欲しい、という嗜好を持つ私にとって、誰でも全クラスを兼任できる、というシステムは張り合いがなかった。時間が経過すればするほど、個性が失われていくからだ。

 このゲームが一番楽しかった時期は、メインクラス用の哲学集めをしていた頃だったかな、と思う。そのあとレリック取得あたりまでが記憶の中では最も輝いている。その先のサブクラス用の装備収集、極蛮神、バハ、神話やアラガン集めなどは、半ば惰性の感があった。

 ともあれ、このゲームには大いに楽しませてもらった。FF14カテゴリーの記事は旧FF14の記事もあわせて合計130記事になると思うんだけども、単一のゲームで130記事というのは、このサイトの最大数だ。そのことでも、FF14は非常に気に入ったゲームだった、ということがわかるというものだ。

 さようならエオルゼア。楽しい日々をありがとう。

TESO: ケモノといく介護の旅

 Lv20台前半向けインスタンスダンジョン、Wayrest Sewersに行ってきた。

 Wayrest Sewersは、Daggerfall CovenantのStormhavenゾーンにあるインスタンスダンジョン。街の地価下水道に巣食う悪者を退治する、というような場所だ(知らんけど)。

 今回は私+友人2名+LFG機能で集めた1名、という4名で挑んだんだけども・・・。

 友人2名はNightbladeのDPSビルド。そしてLFGで来た人もNightbladeのDPSビルド。ってことで、今回も「Tankなしのところに私がHealerもどき」という構成で挑むことになった。

 しかも、なぜか私以外のNightbladeの3名が、そろいも揃ってケモノ族。なんかケモノが3匹、尻尾をふりふりしながら、並んで弓とか撃ってるわけですよ。それをせっせとヒールするワタクシ。

 ・・・なんか、思ってたESOライフと違う! こんなんちゃう! ウリィィィ。

 ともあれ、これでなんとかクリアはできた。全体的にはゲームに対する慣れということもあるかもしれないけど、前回のSpindleclutchよりも簡単に感じたかな。

 ただ、ラスボスだけは強かったなぁ。やたらバーストのあるボスで、回復が大変だった。Tankがいないせいもあると思うけど、1回ボスが誰かを狙い始めると、延々とその人が狙われ続けるから、AoEリジェネ主体のヒールワークとの相性が悪すぎた。

 結局勝ったは勝ったんだけども、何度か全滅しながら「ボスが運よく狙われて欲しい人を狙ってくれた時」に勝利した、という感じ。鮮やかには勝てなかった。ま、勝てばよかろうなのだ。

 うーん、たぶん、そろそろなんちゃってHealerの限界が来ていると思われるな。早く廃業しよう、そうしよう。

TESO: 料理を極める

 TESOプレイヤー最大の悩みの一つに必ず挙がるであろう大問題。それはズバリ、

 「荷物が持てない」

 であろう事に疑いの余地はない。

 特にそこらじゅうの樽、箱、袋、引き出し、机、タンス、等々から盗み取れる食材の数々によるカバン容量の圧迫には、多くの人が悩んでいることだろう。

 ってことで、手っ取り早くProvisioning(料理スキル)をCapにまで到達させて、食材確保のためにカバン容量を消費しなくても済む身分になってしまうことにした。

 今現在の仕様では、なぜか料理スキルだけはランク上げが非常に容易い。他のスキルは逆に恐ろしく上げにくいだけに、料理の上げ易さは調整ミスの類としか思えない。だから、すぐに修正されてランクが上げにくくされるのではないだろうか、その前に上げておいたほうがいいのではないだろうか、という強迫観念もあって、速やかに上げておくことにした次第だ。

 上げ方にこれといったコツはない。強いてコツらしきものをいうならば、なんとかいち早くランクを10までは上げて、Recipe Improvementにポイントを1だけ振って、Lv29のレシピまで作れるようにして、Lv20や25の料理を作りまくる、ということくらいかな。

 Lv19までのレシピ(実質Lv15レシピがMax)だと経験値の伸びが悪くて、ランク10にもなるとだいぶランク上げがつらく感じるようになる。これは他の生産クラスと同じような成長曲線だ。

 だけど料理に限っては、Lv20や25の料理を作るようになると、なぜかその後ランクがいくらあがっても経験値の伸びが衰えず、ランク50になるまで、経験値がさくさく増える状態を維持できるようになるという、謎の成長曲線を持っている。本来なら、Lv25までのレシピではせいぜいランク20前後で経験値が伸びが悪くなる、というのが健全な設定だと思うんだけど、そうはなっていないのだ。不思議だけど、これを利用しない手はない。

 ってことで、さっくりと料理スキルをランク50にしてしまった。

 そして一気に手持ちの食材を放棄。今まで70/90くらいの状況が多かったカバンが、30/90というような具合にまで改善した。荷物問題も解決したし、料理の腕前も上がったし、いい事ずくめだ。

 あとは、「確保しておくべきエンドゲームで使える貴重食材」がなんなのかがわかれば文句なしなんだけどもなぁ。モトム、情報!

TESO: Riftを閉じろ!

 TESOには、いくつかのパブリックコンテンツ――つまり、インスタンスダンジョンではないコンテンツ――が用意されている。

 代表的なものは、「Public Dungeon」「World Boss」そして「Dark Anchor」だ。呼称が正しいかどうかはちょっと怪しいので、違ったらゴメンナサイ。

 「Public Dungeon」は、マップ上では松明のアイコン。インスタンスではあるもののオープンなダンジョンで、中では見知らぬ他人が大勢冒険をしている。中には(たぶん)必ずボスとSkyshardがあって、ボスを倒せばクリアフラグが立ち、マップのアイコンが白くなる。

 「World Boss」は、マップ上では髑髏とクロスした剣のアイコン。フィールド上にいるnamedモンスターで、適正レベルでソロで倒すのは、一部のビルドを除くとかなり難しい強さになっている。倒せばクリアフラグが立ち、マップのアイコンが白くなる。

 「Dark Anchor」は、マップ上では渦巻きのアイコン。フィールド上にある儀式台のようなところがそれで、一定時間ごとにそこに空から碇が降ってきて、怪しげな儀式が行われ、モンスターの群れが沸き始める。いわゆるパブリッククエストに近いもので、一旦戦闘が始まると、数ウェーブにわたって相当数のモンスターがわき続ける。それを倒し続け、ギミックを解除すると、最後にボスウェーブが起こって終了、というのが大まかな流れ。最終ウェーブまで駆逐すると、クリアフラグが立ち、マップのアイコンが白くなる。

 そんなパブリックコンテンツの、特にソロでは難しい「World Boss」と「Dark Anchor」を、いくつか友人と組んで処理して回ってきた。こういうマップの取りこぼしを潰していく作業は気分がよく、広いTESOの世界を、馬を並べて走るのも心地よかった。このゲームもなかなか面白くなってきたよ。

 ちなみに「Dark Anchor」は見た目の印象は、ほとんどRIFTにおけるRift。悪者の次元とつながっている場、という設定も似てる。

TESO: 初ダンジョン

 初めてのインスタンスダンジョン、Spindleclutchに挑戦した。

 Spindleclutchは4人グループ向けのインスタンスダンジョン。仲間が他に3人必要、ってことで、TESOにデフォルトで搭載されている、グループファインダーらしき機能を使って参加してみた。

 ・・・のだけども。
 
 私は「DPSでの参加希望」という形で利用したんだけども、いざ4人そろってみると、4人ともが「DPSでの参加希望」だったんやぁぁぁぁ・・・。TankもHealerもいないんやぁぁぁぁ・・・なんじゃこのグループファインダーは! Tank、Healer、DPS、DPSみたいにバランスよく集めてくれないのかよぉぉぉぉ・・・・!

 しかしそこはさすが海外の連中。そんなことはお構いなしに、なんにも気にせず突っ込んでいきよった!

 いやいやいやいや! 流石にそれは無理でしょ!

 ため息をつきつつ仕方なくサブウェポンのRestoration Staffに持ちかえ、この私ともあろうものが、初めてのインスタンスダンジョンを、Healerとして攻略することになってしまった。

 結果からすると。これで攻略は成功した。レベルがやや高めのチームだったのと、最初のダンジョンということで、難易度もぬるかったという事が功を奏したのだろう。ギミックも何も分からずに、テキトーにハック&スラッシュをしただけだったけども、案外なんとかなってしまった。チョロい、チョロい。

 Healerの私も別に大したことはしていない。私の使えるヒールはAoEリジェネ2種だけだったから、特に誰かを指定することもなく、定期的にAoEリジェネをしているだけという簡単プレイ。これで問題なく切り抜けられた。

 コツがあるとすれば、上手くブロックを使う、っていうことくらいだったかな。Healerで狙われた時に、走って逃げるよりも、リジェネを入れつつその場でブロックをしているほうがいい、という場合が多かった。

 インスタンスダンジョンの出来栄えは、まぁ、こんなもんかな、という感じ。ゲームの構造的に当然ではあるけど、ガチガチのスクリプト攻略ゲームだったFF14などに比べると、良くも悪くもアバウトな設定で、ハクスラ感が強かった。

 今回は不本意にもHealerでの参加になってしまったけど、次はやっぱりDPSで参加して、各スキルのグループプレイでの使用感も確認したいところだな。