ちょっと民家の錠前をこじ開けて、不法侵入した上で、タンスの中身を奪い取り、あまつさえ住民の懐のものを掏り取ったという、ただそれだけのことで、理不尽にも住民が激昂して殴りかかってきたから、仕方なく反撃したらこのざまだ。
私としては、愚かにも暴力行為に及んだ無知蒙昧の徒を、正義の名の元に鎮圧したに過ぎないのだけども、この世界の法律では、こんな当たり前の正義が通らないらしい。こんな明白な状況であるにもかかわらず、「私が悪い」という判決になるようなのだ。
なんという不条理。なんという不合理。
もう、こうなってしまっては仕方がない。暗黒世界の住民として、悪の限りを尽くしてくれるわ。
・・・ってことでね。
TESOに最近新しく導入されたらしい、Justice System、すなわち犯罪関係のシステムを試してみたよ。
今までのTESシリーズと同じく、無辜の住民から金品を掏る、所有権のないコンテナの中身を盗む、違法に入手した物品を故買屋に売却する、家宅の錠前を破り不法侵入する、殺害する、といった行為が犯罪行為に相当するようだ。これらの行為を「他人に見られている時に」行うと犯罪歴がつくが、目撃者がいなければ問題はない、というのも従来のTESシリーズを踏襲している。
また犯罪行為を行うと、新設された犯罪関係のスキルラインが成長するようにもなったようだ。基本的には、犯罪行為を有利に行うための、犯罪行為専用のスキルラインではあるものの、「Stealth移動の消費スタミナ減少」のような、汎用的に便利なスキルも多少はあるようなので、犯罪行為目当てではなくても、多少は鍛えてみる価値がありそうだ。
そんな犯罪システムをいろいろと試し、盗み、掏り、殺した。最終的には、賞金額が金貨5000枚にまでなったところで、ガードにとっ捕まって、賞金額と同額の罰金刑に処せられて、無法者生活は幕を閉じたんだけども、なかなか面白かった。
でも罰金5000は、金策の乏しい私には重かったな。次からは、もう少しばれないように、地味にやろう。