すなわち2勢力目となるエボンハート・パクトシリーズのメインクエストを一通り終えた、ということだ。
難易度はスタート時の記事でも述べたように、終始低かった。CP2桁から始まり、終盤になってもCP160には届かない、という設定だったので、最初からCP160装備だった自分にとっては、イージーエリアだった。
シナリオ面でも、「雰囲気が暗い」ということは前述したと思うけど、それを差し引いてもストーリーに盛り上がりが少し欠けるような気がした。
アルドメリ・ドミニオンにおいては、その盟主であるところの女王様が初めから登場し、全編通じたバックボーンとして、女王とその対抗勢力との軋轢があった。それにシルヴェナールとグリーンレディの物語などがうまく融合して、全体として調和のとれた世界観を形成していた。
一方でエボンハート・パクトでは、ダンマー、アルゴニアン、ノルドがそれぞればらばらに物語を展開している感じで、一体感がなかった。最後の最後になって、なぜかエボンハート・パクトの盟主にジョルン王が推挙されるのも、なんだか唐突な感が強かった。
良かった点は、やっぱりなじみ深いスカイリムの地を歩ける、というところだったかな。固有名詞がなじみ深いというのは、それだけで楽しみを増幅させてくれた。背景にある文化も理解できていることが多いので、文脈を読みやすいのもよかったよ。
ちなみに、ここまでで武器スキルは回復の杖が45、弓が47、残りは全部50にできた。いろいろ上げても使いはしないし、だから戦力アップには全く寄与しないんだけど、「全部上げる」というようなところに、ついつい楽しみを見出してしまうんだよなぁ。