ディープフライヤーのお供に、コスロンを購入した!
コスロンがなにものかということは、リンク先を見てもらったほうが早いと思うのだけど、要するに油こし機だ。
その辺の普通の油こしがぺらっぺらの薄いコーヒーフィルターもどきを濾紙として使うのに対して、コスロンでは分厚い200枚重ねの濾紙をフィルターに使うというのが、違いということになる。
そのコスロンを使って、1週間ヘビーに使い倒した油をこしてみて、見やすく透明のビンに入れてみたのが、この写真だ。ピンボケでよくわからないのは恐縮至極。
不純物は一切浮遊していない、という点では実に見事にフィルタリングされている。その一方で、色合いはやっぱりどうしても使用済み油感がいっぱいで、リンク先ほどに色の薄まり効果はなかった。まぁ、こんなもんだろうと思っていた程度の効果といえる。
コスロンの使用感は、大きく2つの感想がある。
1つめは、容量が足りない、ということだ。
コスロンは1度に1lの油しかこせない。しかし我らがディープフライヤーは2.4lもの油を使用する。だから、3回に分けて、こされた油をいったん別の容器に移しながらこさないといけない。ワンパスで終わらないのは面倒くさい。
2つめは、時間がかかる、ということだ。
1lこすのに2時間くらいかかった。3回こすと6時間かかる。平日夜にこすには、かなり計画的に行わないと尺が厳しい要求だ。
ってことで、油をこす、という性能そのものには不満はないものの、常用するにはライフスタイルとしていくつかのクオリティの低下が懸念される、といった印象の商品だった。それはもちろん、ディープフライヤーを前提にするという、私の特殊な背景が主な原因なのだけども。
ベストな解決策は、「2l版のコスロンを買う」だけど、そんなものはこの世に存在していないので、それに近い使用感になるように、自分で工夫するのが次善策かな。コスロンを2つ買う、とかいう荒技もないではないが、さすがに馬鹿っぽいし。うーん。