ついに無料体験最終週を迎えるAmazonのPrime Video。
最後の最後まで無料期間を満喫すべく、先週もそこそこに視聴に明け暮れた。
先週観たのは、コメントでオススメされたAmazonオリジナルのドラマ「BOSCH(ボッシュ)」だ。
結論から言うと、かなり面白かった。
主に土日を投入して、シーズン1と2、それに3の中盤までを一気に観てしまった。
Amazon Primeの無料期間もあとわずかではあるものの、現在までにシーズン4までリリースされているようなので、無料期間中になんとしても全話視聴しつくさなければ。そう決意するほど面白かった。
内容に関して触れると、BOSCH(ボッシュ)は写真のような渋いオッサンが主役の刑事ものドラマだ。主役の名前がハリー・ボッシュ。ドンパチもありつつも、基本的には地道な調査と機転とで、じっくりと解決していくスタイルの筋立てになっている。
主役のボッシュは正義感が強く有能だが、駆け引きや妥協のできない頑固な男で、警察内部の人間関係や政治には頓着しない。少数の理解ある味方には高く評価されているが、そうではない人間からは話の分からない、偏屈な男だと煙たがられている。そして本人はそれをまったく意に介していない。
そんな理詰めの筋立てと、ハードボイルド感のある渋い人物設定、そして少しばかりのドンパチ要素。それらの絶妙な配合具合が、私の好みにぴったりと合致した。これはいい。
ってなわけでBOSCH。最初の30分くらいがちょっと地味だけど、そこからは引きずり込まれていくこと必至だ。
オススメされた側の人間がオススメするのも、他人のふんどしで相撲取ってるみたいでカッコ悪いけど、でもオススメします。
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蛇足ながらゲーマー視点でいうと、舞台設定がGrand Theft Auto Vと類似しているのも面白かった。
まず舞台。BOSCHはロサンジェルスが舞台なので、ロサンジェルスをモチーフにしているGTAVの舞台ロスサントスとは、当然酷似している。なんとなく見覚えのある街並みがうれしい。ビーチの風景などは完全にGTAV。ロスサントスって本当にロサンジェルスに似てたんだなぁ、という感想を幾たびも抱くことになる。
そして家。BOSCHはLAの街を見下ろすハリウッドの豪邸に住んでいるんだけど、これがGTAVで途中からフランクリンの家になる豪邸と立地がまったくと言っていいほど同じ。というか、どちらかというとミッションで崩落させた家に似ている。
そのほか、あちこちにGTAVの匂いを感じられて、そういう面でもそそられるドラマだったのでした。