カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2019年03月

日記: 3月31日(2019年)

 サウンドカードの購入で財布のひもが緩んだ私は、数年ぶりに自宅マシンの強化に踏み切った。

 マシンの旧スペックは以下の通り。

  • マザーボード: Asus P6T
  • CPU: Intel Core i7 920
  • メモリ: 20GB
  • グラフィック: Geforce GTX960

 マザーボードやCPUは2009年に購入している。グラフィックカードは2015年に買い替えているようだ。いずれにしてもかなりの年代物。よく持たせたと言いたい。

 それをこうした。

  • マザーボード: Asus PRIME H370-A
  • CPU: Intel Core i7 9700k
  • メモリ: 16GB
  • グラフィック: MSI Geforce GTX1660 Ti AERO ITX

 ぐぐっと今風になった。

 おかげさまで低設定でも重みを感じていたDivision 2が、高設定でも動くようになり、なおかつShareで録画をしても遊べる処理速度を得た。

 購入金額を合算すると、新しいPCをBTOで買える金額になっていたのが玉に瑕だけど、まぁ些細な超過出費のことなど、きっぱり忘れよう。自分で組み上げる面倒くさい時間:プライスレスだ。

 問題は相変わらず熱かなぁ。

 旧スペックの時は、熱トラブルがありすぎたので、PCのケースの蓋を外した状態で運用していた。これを今回は閉めても動くかな、と思って試しているんだけど、数時間遊んだ後のケースはかなり暖かくなっていて、これから暑くなっていく季節なだけに、大きな不安を覚える。

 エアフローが全く機能していないケースなのだろう。どこに手を当てても、排気していない。ケースファンを増設するなり、新しいケースを買うなりを検討するときが来ているのかもしれないな。

日記: 3月30日(2019年)

 続・サウンドカード。

 より重篤な症状だった、数秒おきにDivision 2の動きが停止するマシンにも、サウンドカードを刺してみた。

 すると・・・症状がかなり改善された!

 ただ、スピーカーがしょぼいせいか、依然として銃撃音、爆撃音、アナウンス音などが重複すると、スピーカーからガビガビっと音割れがひどい。これは別の対処が必要だな。

 ともあれ、これでDivision 2のプレイにまつわる諸問題は、かなり払拭された。新たに「突然落ちる」という症状が追加されたり、「オンラインプレイだとFPSが落ちる」という問題は残っていたりするけど、少なくともプレイにならないということはなくなった。

 Fly!ではゲーマーの皆さんにはサウンドカードの導入をお勧めします(いまさら)。

日記: 3月25日(2019年)

 サウンドカードを数年ぶり・・・いや、十数年ぶりに買った。

 理由はDivision 2のエントリーで述べた、Division 2のプチフリや音飛びに対処するためだ。

 これら不具合の原因が本当にサウンドなのかは半信半疑だったものの、試せることはすべて試して、問題を切り分けていかなければならないのだ。

 それにしてもサウンドカードを購入するなんて、何年ぶりだろう。近年のマザーボードには、そこそこ実用に足るオンボードサウンドが搭載されていることが、もはや当たり前になっているから、サウンドカードを別途用意する、ということをしなくなって久しい。

 というか、ひょっとすると過去に1度しか買ったことがないかもしれないな。最初に自作をしたときに買った、やっすいサウンドカードを長く使いまわしていた覚えがある。そして、それが時代遅れになった頃に、オンボードサウンドの時代が来たから、過去に1度、多くとも2度しか買ってないはずだ。

 まぁ、そういうわけで、とにかくサウンドカードというものには全く関心がなかった。

 だから、かなり久しぶりに購入することになったサウンドカード。購入したのは、信頼と実績のクリエイティブ社のもののなかから、最安モデルとおぼしきSound Blaster Audigy Fxにした。

 基本的には、やっぱり音質にはそれほどこだわりはないので、完全に値段で選んだかたちになる。サウンド関連の処理をサウンドカードに分岐させることによって、ただただゲームへの負荷や干渉が減ってくれればいい。

 BIOSでオンボードサウンドの機能を切り、サウンドボードを刺し、ドライバをインストール。

 そして、まずはYouTubeで適当に音を聞いてみる。

 ・・・むむ、なんとなーく音質が少し良くなった・・・ような・・・大差ない・・・ような。たぶん良くなっている。良くなったことにしよう。

 そしていざ、Division 2を起動、遊んでみると・・・。

 劇的に改善した!

 今回サウンドカードを導入したマシンで発生していた事案でいうと、以下のような成果が得られた。

  • 音飛びの解消
  • 新しい音源(射撃音)などの発生時のラグの解消
  • ジーというようなノイズの解消
  • 音の全般的な明瞭化

 これは予想以上だな。っていうかオンボードサウンドはウンコやんけ。

 あとはより重篤な症状のもう1台にサウンドカードを導入して、そちらの症状も改善するかどうかだ。週末にでも試してみるとしよう。

日記: 3月16日(2019年)

 auのポイントで手に入れた電子ケトルを活かすために、「ココアの素」を買ってみた。

 買ったのは、スイスミスのミルクチョコレートだ。

 ココアというと、本物のココアは、鍋で練ったり、牛乳を買っておかなければいけなかったりと、いろいろと飲むための前提が面倒くさいイメージがあった。かといって、缶や紙パックのココアが美味しかった試しはない。

 そういうわけで、味自体は好きなのに、どちらかというと縁遠い飲み物だった。

 しかし、このココアは「お湯を入れるだけ」というお手軽さ。そのうえで、そういったお手軽商品にありがちな味の薄さ、つまり「ココア味のお湯」感が少ない、しっかり濃厚な味を再現していると好評らしい。

 ということで、そんなレビューを信じて、今回はどっさり60袋入りを買ってしまった。

 Amazon価格で60袋が2078円。1杯35円。「おいしければ」元は十分に採れるが・・・。

 家に送られてきた、想像以上に巨大な60袋入りの箱から、まずは1袋取り出して、作ってみた。

 袋の中の粉末をマグカップに開け、そこに湯を注ぐ。規定量は180 mlだ。初回は一応計ったけど、今後は目分量になることだろう。

 スプーンでマグカップの中身をかき回して、しっかり粉をお湯に溶かす。この辺の所作は、カップスープを作る時と近い。というか、同じだ。

 そして飲んでみた。

 濃っ! そして、甘っ!

 おー、これは「ココア」だ。「ココア味のお湯」じゃない。愛飲するに足る味だ。おいしい。

 ただ、濃厚なぶん、カロリーがしっかりあるのは注意点かな。1杯で100 kcalを超える。紅茶やコーヒーを飲む感覚で飲んでいると、えらいことになるかもしれない。

 ともあれ、おためしは大成功だ。食後のリラックスタイムに、バリエーションが増えたと喜ぼう。

日記: 3月12日(2019年)

 新しい雨用の靴を買った。

 それが写真の「トラバース・ベロシティ・ニット・ウォータープルーフ(ノースフェイス)」だ。

 名前が長い。以下、TVNWPと言おう。

 ノースフェイスの靴は初めてになる。靴は靴屋という思いが強かったので、ウェア屋のイメージが強いノースフェイスの靴には、申し訳ないけど、いい印象はあまりなかった。また、ダウンジャケットや四角いバックパックで、街で陳腐化しているブランドでもあるので、そういう点でもちょっと抵抗があった。

 が、このTVNWPに関してはコンセプトにやられてしまった。面白すぎる。

 まず全体の構造。

 ざっくり言えば、「靴下に靴底が付いたもの」という表現が一番しっくりくる。特殊な伸縮性のある巾着袋のような布製のアッパーに、スニーカーのソールという構成。いわば地下足袋の現代版だ。履き味がとても軽そうで、チョイ歩きによさそうだと感じられた。

 で、そのアッパーが防水。コレ。ここが響いた。琴線に触れるどころか、鷲掴みのかき鳴らしだ。

 私はかれこれ10年以上にわたって、雨天時用の防水靴には、メレルやティンバーランドの、ゴツめなトレッキングシューズを使ってきた。だけどこれらは、シティユースにはどうにも大げさに過ぎた。

 とはいえ、防水という高機能は、こういった専門用途の靴でないとなかなか装備されていなかったし、そんなに街中で浮くわけでもなかったので、それはそれでヨシとしてはいた。SUVのようなものだと思うようにしていた。

 しかし、そこへきて、この靴の登場だ。

 ゴツい靴ばかりだった防水機能が、こんなカジュアルな、しかも、ちょっと遊び心のある構造のスニーカーに搭載されているではないか。そうそうそうこれこれこれ。こういうのでいいんだよ。こういうのが欲しかったんだよ。

 ってなわけで、発表時から狙っていたこの靴を、やっと手に入れたというわけだ。

 気になる使用感は・・・まずまずかな。

 最初に気になったのは、履き脱ぎのしやすさだ。やわらかい靴下のような生地で全面を覆う構造は、脚を差し入れれば容易に靴自体がつぶれてしまう。だから両手を使って、靴下を履くように履くことになる。スリッポンや履きなれた靴のように、片手ですぽっ、というわけにはいかない。ただ、思ったより靴のなかでの足の滑りがよく、するすると足が入っていくので、履く作業はそんなに苦ではなかった。そして脱ぐのはとても簡単だった。

 次に、歩き心地に関してなんだけど・・・これは良いところと悪いところがあった。

 良いところは、軽いということ。すごく軽い。軽快そのもの。まるで靴下で野外を歩いているかのよう(言い過ぎ)。でありながら、ソールのクッションも悪くないので、歩行に空気感すら感じられた(言い過ぎ)。

 悪いところは、生地がかかとを水平方向に支える力が弱いということ。大股でかかとをハンマーのように地面に当てるような歩き方をすると、かかとがソールの縁を超えて、地面側にはみ出る感覚になる。ずり落ち防止力が弱い。この靴に合った歩き方に慣れてくると、あまり問題にはならないかもしれない。

 また履き心地に関しては、思ったよりも「締まる」ものだった。足全体がギュッと押さえつけられる。締め付けの強さの感覚としては、スキー用の靴下を履いているのに近い。履いているときにはあまり気にならないのに、脱いだ時になって足全体が解放される感覚だけは、非常に強く感じて、そこではじめて「あぁ、こんなに締め付けられていたんだな」と気が付く。そのくらいの締め付け感だった。

 最後に防水性能。今のところ小ぶりの雨でしか運用していないけど、その限りで言えば何の心配もなかった。全然濡れない。そして滑らないし鳴らない。メレルのカメレオンなどは、濡れないのはいいとしても、濡れたタイルやマンホールの上だとつるつる滑るし、キュッキュと鳴ってうるさく、そういう点がマイナスポイントだった。TVNWPではこれらが大幅に改善されていて、シティユースの雨天時用の靴としては、明らかに格上だと感じられた。

 ってなわけで、TVNWP。スニーカーとしては70点、雨天時用の靴としては90点といったところかな。あとは防水性がどこまでもつか、かな。生地の伸縮性を含め、耐久性が気になるところだ。