先日New Worldに、リリース後初の大型パッチが当たった。
曰く、Patch 1.1とか、Update 1.1とか、そういう呼称のバージョンになったようだ。この項では現バージョンをバージョン1.1と呼称していくことにする。
そんなバージョン1.1のNew Worldを数日遊んだので、その辺の話をしたい。
このパッチの最大の売りは、新しい武器、Void Gauntletの追加だ。
ってことで、早速Void Gauntletを使って遊んでみたんだけど、これがなかなか面白かった。
Void Gauntletの特徴は、攻撃しつつ回復できることとか、DebuffやCCがそこそこあることとか、いろいろある。だけどやはり何といっても、私にとってのVoid Gauntletの魅力はと言えば、もうこれは「ビームサーベル」。これに尽きる。
通常攻撃を遠隔攻撃から近接攻撃に切り替える、という魔法があって、それを使うと腕からビームサーベルが生える。そしてそれで殴れるようになる。これがかっこいい。使いたくなる魅力がある。イカス。
そして格好だけではなくその性能も、ソロプレイメインに優しい、安定感のあるものだった。
回復杖とステータス的な相性がいいので、回復杖で回復エリアを生成しつつ、その中でビームサーベルをぶんぶん振り回してライフスティールをするような戦い方が、DPSをある程度維持したまま行うことができる。おかげで今までのビルドでは、ソロで乗り込むことを躊躇させられていたようなエリアにも、多少は気軽に乗り込んでいけるようになった。QOLが大いに上がった。
ただ今回のバージョン1.1では、それ以外の要素は残念な内容が多かった。
基本的にはマイナス調整というか、より成長に時間がかかるような、いわゆる「延命」調整が露骨に採られていて、Redditをはじめとする海外コミュニティでも、少なくない反発の声が出ている。得られる経験値が減っていたり、得られる資源が減っていたり、ドロップアイテムにおかしな偏りが発生していたりと、実際に遊んでみた感想としても、やっちまったな感は大いに覚えた。
しかもこの調整の多くが、パッチノートに記されていない、いわゆるサイレントナーフだったというのも、コミュニティの心証を大きく害している。多くオンラインゲームが犯してきたこの失敗を、このゲームもばっちり踏襲してきたというわけだ。本当にやっちまってるなぁ。
うーん。AGSお前もか。