グルメ回。
というほどのものではないんだけど、一応、立ち寄ったり買ったりしたものの記録をしておこう。
【ルッカの森のバウムクーヘン】
箱根エリアに到着後にまずおこなったのは、買って帰りたかったお土産の購入。ルッカの森というお店で売っているバウムクーヘンだ。
この店には定番商品として、「湘南ゴールド」と「沖縄波照間の黒糖」の2種類のバウムクーヘンがあり、さらにこの日は「抹茶」も売っていた。今回は財布と胃袋との相談の結果、定番の2商品を購入。帰宅後に賞味した。
両方旨かった。湘南ゴールドはソフト系で、ふわふわした生地に柑橘系のクリームがなじむやさしい味。黒糖のほうはハード系のバウムクーヘンで、外側はカリカリ、内側はホロホロしており、軽快な食感と黒糖の深い甘みが味わえる変わり種だった。
一般にバウムクーヘンで連想される味覚に近いものは湘南ゴールドだと思うけど、より印象深かったのは黒糖のほうだったかな。
【魚料理大正本店の竜神丼】
昼食をとったレストラン。というか食堂かな。読み方は「だいまさ」。
箱根関所近くの店。Googleの口コミの★が多めで、店構えも悪くなかったのでチョイス。入店するとテーブル4脚+カウンター数席という規模のお店だった。
入店時に、先客の地元の常連らしき集団が、我が物顔で大声で歓談していたのがやかましく、アウェー感に満ち溢れており、かなり居心地が悪かった。が、その点を除けば、オシャレさと野暮ったさというか家庭っぽさが同居した、観光地の落ち着いた食堂という感じで、悪くはない雰囲気だった。
メインで「竜神丼」なるウナギといくらと鮪の海鮮丼、追加でワカサギのフライの単品を注文した。いずれもおいしくいただけた。
退店時に気が付いたんだけど、食堂の奥側では棟続きで、同名の魚屋が営まれていた。つまりここは「魚屋直営の食堂」だったらしい。なるほど、それはおいしいわけだ。と、あとから受けるプラシーボ。
【茶屋本陣畔屋/cafe KOMON湖紋のカフェラテ】
昼食後、芦ノ湖畔を軽く散策したりした後で、食後の一杯を求めて入店。
築年の浅そうな新しい施設の、2階にあるカフェ。食事から、スイーツ、喫茶まで、幅広く利用できそうな店だった。が、今回はカフェラテを飲んだだけの利用だったので、その多様な食についての良し悪しは、残念ながら特に語ることがない。
ただ、2Fから芦ノ湖を展望できる窓際席のロケーションは非常によく、その景観が好印象だった。窓際席のチェアも、スタバなんかにありそうな、深く腰掛けられるソファチェアで、長時間くつろぐのにもってこい。施設の新しさからくる清潔感も相まって、そういった内装面の印象もよかった。
おそらく休日の昼時などは、たいそうな混雑が予想され、今回のように窓際席を確保することすら難しいのだろう。だけどこの日は平日ということもあり、そういった懸念とは無縁。席の確保の可否はおろか、そもそも前後左右の周囲の席にすら、ほかの客がいないという独占状態で、窓際席に悠々と居座ることができ、落ち着いたひと時を存分に堪能できた。