その日、朝一でエアコンで冷房を運転させ、朝の諸事を終えたのち、いつものようにテレワークを開始した。
テレワークを行うPCデスクは、エアコンを視認できない隣の部屋にあるので、しばらくはなんの異常にも気が付かなかった。
しかしエアコン使用開始から1、2時間後。なんだか「ポタっ」という音が、エアコンのあるリビングから、定期的に聞こえてくることに気が付いた。
なんだろうな、と思いリビングへ移動してみると、なんとうことだろう。エアコンの吹き出し口周辺から、水滴が10~20秒に1回くらいのペースで落ちていたのだ。
かなり長い時間滴り続けていたようで、エアコンの下にあるTVボードには、水滴でできた池が直径20㎝大に広がっていた。これは大惨事だ。
取り急ぎ、塗れている個所を拭き、TV等の電化製品を少し移動させて、万が一にも水害に合わないように配慮しつつ、水滴の落下エリアにバケツを置いて、応急処置とした。昭和のマンガの雨漏り対策みたいだ。
ひとまず被害の悪化を食い止めたところで、そのあとは原因と対策を調べるターンだ。
こういう時、やはり頼りになるのがインターネット。
長い時間をかけることなく、以下のことが判明した。
- 我が家のエアコンと同世代のPanasonicのエアコンには、吹き出し口右側から水漏れをするという持病がある
- これは、垂直に落下し、ドレンパンを経由して、ドレンホースで排出されるはずの、エアコン内部の結露水が、正しい経路を通らなくなる(最初に垂直に落下せず、意図していない部分を伝って落ちてしまうことがある)ために発生するらしい
- 既知の問題点であるため、対策パーツ装着することで解決可能
なるほど。要するに、なんというか・・・。
不良品じゃねーか!
しかし、この問題は、メーカー側にはあまり重大事に受け止められてはいないようだ。起こるか起こらないかは運次第だったりすることもあってか、はたまた水滴くらいなんてことないと考えているのか、それとも経年劣化の範疇ととらえられているのか、いずれの原因にせよ、メーカーの対応は真摯とは言えないらしく、この件ではリコールも出されていないらしい。
直したかったら直してもいいよ、ご自由に。でも修理費はユーザー負担でね。くらいの温度感(たぶん)。めんどくさいな。Panasonic嫌いになっちゃうぞ。
とはいえ、すごく致命的な故障でもなさそうなのは、まぁ不幸中の幸いか。
取り急ぎ、対策パーツなるものを注文しておいた。ただ、ちょっと工作難易度が高そうなものでもあるので、場合によっては装着をどこかに依頼することになるのかもなぁ。
・・・以下、追記的内容。
この日記を書いているのは、水漏れ発生の翌日。この日は、なぜか水漏れが発生していない。
推測するに、昨日は不適切だった水滴の落下経路が、1度エアコンの運転を止めて、機会の中の水が乾ききった後、今度はまた垂直コースに戻ったようだ。
あれ? これひょっとして、自然に直った? 対策パーツ装着工事しなくてすんじゃうかな?
うーん、とはいえ、日によって漏れたり漏れなかったりするというのも、精神衛生上よくないしなぁ。
どうしたものか。
前のエアコン(鴻海以前のSHARP)でもよく起きました。
うちは下が本棚の天板だったので、そこに水受けをおいて対応してました。
外気温が高く、部屋が設定温度までに下がるまでの時間が長いと、吹き出し口で結露が発生する、という感じでした。
結露による水滴なので、設定温度を高めに(低温状態を持続しないように)&風量を多めに(滴になる前に乾燥させてしまえ作戦)はどうだろう。
ちなみに一昨年買い換えた鴻海SHARPは安物にも関わらず平気なのでやっぱり不具合なんですかね。
ほぼ間違いなくこれ
https://air-conditioner-station.com/panasonic-water-leak/
なので、「結露するのが普通の箇所から、普通ではない経路で水が流れている」的なヤツなのだ。なので設定温度では解決できないと思われる。