日記: 8月29日(2022年)

 以前の日記で紹介したように、今年の夏は、家庭用の飲料として、濃縮ポーションタイプのインスタントアイスコーヒーを好んで常用してきた。

 しかし、最近になってきて、急に近所のスーパーにおける、同商品の品ぞろえが悪くなってきた。

 単純に仕入れと私の訪店のタイミングの問題なのかもしれないけど、だんだんと季節が移ろっていって、夏向け商品が減っていってるのかもしれず、そんなところでも時の経過を感じられるというのは、当世の風流なのかもしれない。

 さて、そんな濃縮ポーションタイプのインスタントアイスコーヒーなんだけども、ここまでで最初に紹介したセブンアンドアイのものを含め、3社の製品を試してみたので、そのレビューなどをして、この夏のインスタントアイスコーヒー生活を総括しておきたい。

 試したのは写真にある通り、ネスカフェ、ブレンディ、セブンアンドアイ、の3つだ。いずれも無糖。

 価格面では、どれも似たり寄ったり。販売店の値付けによって多少の差が出るかもしれないけど、値段を理由にどれを買うかを決めるほどの差はなかった。

 なので、主に味と保管性の2点で評価した。

 結論から言うと、私のお気に入りは、ネスカフェ、セブンアンドアイ、ブレンディ、の順だ。以下、それぞれの寸評をして、まとめとしたい。

 第1位はネスカフェ。3つの中で唯一、ポーションの容量が少ない。それでいて希釈後の容量は変わらない。要するに濃縮液が濃い。そのため保管のスペースを取らない、という利点があった。小さな利点ではあるけど、その小さな違いが、こいつを首位に押し上げた。味の面でもしっかり「コク深め」の文言通りのコクの深さがあり、最も印象のいいポーションだった。

 第2位はセブンアンドアイ。味の面ではネスカフェと比肩するクオリティをもっていた。その日の気分によっては、それ以上の得点を付けたかもしれない。味の面が同じなので、あとは前述したように、ポーションのサイズが小さい、という利点が追加される分だけ、一応ネスカフェを上位にした。こちらは大きめのポーションで、ブレンディと同サイズだった。同率1位にしても異存はない。

 第3位はブレンディ。これだけ唯一、はっきりと味が劣っていた。「劣っていた」というと語弊があるかもしれないので、「私の好みではなかった」というべきだろうか。コーヒーのコクが薄く、苦みが薄く、酸味が強い。私の好きなテイストではなかった。リピートすることはなかった。

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