まずはチュートリアル。今作の売りは、「自動車だけではなく飛行機や船の操縦もできる」という点にあるので、それらすべてを一通り運転してみる、という内容だった。
ただ、操作法に関する説明が一切ないのが参った。特に飛行機の操作法が分からなくて、墜落しまくり。最終的には「右CTRL/SHIFTがピッチ」「ADがロール」「WSがスロットル」という基本がわかったんだけど、ピッチが分からなくて大変だった。
その後、初期車両を選択して、オープンワールドでのプレイが始まる。初期車両は3つから選べるようだった。私はマツダ・ロードスター(MX-5)にしたけど、あとほかは何だったかな。忘れた。
プレイ感の大まかなところは前作と同じかな。ディフォルメされたアメリカ全土を好きに走ることができて、道路にあるチャレンジをこなしたり、ミッションを進めると報酬がもらえる。報酬は大まかに、お金、経験値、パーツなのも同じだ。
このゲームはレースで戦うオープンワールドRPG、みたいなプレイ感なので、ワイプのある状態でプレイしても、成長させる意味が薄い。だからべーや版では稼ぐ行為もむなしくなるので、そんなにプレイはしなかった。
とりあえず適当に走った後、ニューヨークにファストトラベルで飛んで、マンハッタンでフォト機能を使って雪景色で記念写真を撮ってプレイを終えた。フォト機能はなかなか充実していて、観光地で写真を撮るプレイははかどりそうだった。
そんな風にして取ったのが上の写真。Division風にしたつもりだけどどうかな。
ざっと遊んだうえでの感想というか、前作と大きくかわったと感じた部分は、キャラメイクがあった、ということかな。キャラメイクといっても、用意されたアバターを選ぶだけだけど、前作ではヒゲモジャのオッサン一択だったから、選択肢があるだけでもいいことだ。
あとは背景設定が明るくなった。前作は闇レースの元締めに殺された兄のかたきを車を武器にして討つ、というようなナイトライダー風の設定だったと記憶しているけど、今作は楽しい草レース業界を合法化するために、レース風景配信で有名になって業界に物申すぞ、みたいなノリ。陰キャから陽キャに華麗に転身を遂げている。
選べる車種もなかなか豊富で、自分で気になった分だけでも、MINI(BMW)とか370Z(NISSAN)とかExige(Lotus)とかがあって「手に入れるために稼ぎたい」と思わせてくれる感じだった。
あとはどうも勝手にオンラインで他人と世界がつながるつくりになっているようで、その辺を流していると明らかにプレイヤーの車だな、というのが目に入りもした。オンライン関係の仕様がどうなっているのかは、よくわからないけど、この辺もいろいろありそうだ。
不満点はなんといってもUI。メニュー関係へのアクセス方法が難解で、ゲームを終えるだけでも苦労させられた。PC版に関していうとF10かBかMで「操縦以外のなにか」にアクセスできるようだ。覚えるまではこの辺を総当たりするしかなさそうだ。
ってことでThe Crew 2。ベータはあまりプレイしなかったものの、今月末のリリースが楽しみだ。