裁縫クエストを終えた私。しかし、よくよく考えてみると、別にお針子さんになりたいわけではなかった。
ってことで、早々に裁縫屋周辺を離脱し、Elder Villageの街を探検してみることにした。
この街は田舎だったHelmに比べて、格段に人が多い。雰囲気はオシャレな森の都といった雰囲気。エルフがいそう。Helmはドワーフがいそうな街だった。
そんな街だから、魔法使いのトレーナーもいた。Helmにはいなかったような気がするが、これを探していたのだ。
UOの経験からすると、やはり魔法の知識は必須だと思える。トレーナーに習えば、30まではスキルが上がるということも、裁縫の経験で分かった。
ということで、魔法の手ほどきをしてもらった。魔法の習得クエストは、すべて街の中で完了する簡単なものだった。
強いて難点を挙げれば「スペルブックを買う」っていうステップがあったことかな。スペルブックのお値段は200g。買えない額ではないけど、全財産が1000gの駆け出しの私にとっては、少しだけ痛い出費だった。下水のクモ10匹分だ。キャラメイクで魔法スキルに振っておけば、初期装備で持っていたのかもしれないな、これ。
ともあれ、これで魔法の基礎は学んだ。そしてここまでで戦闘、魔法、生産の基礎は全て押さえた。
ここからが本当のスタートだ。