マナーハウスホテルThe Oakley Courtの朝食は、やっぱりおなじみのフルイングリッシュブレックファスト風ビュッフェ。おなじみのメニューを、好きなだけとって食らう形式だ。
もう散々食べてきたメニューなので、感動もなかろうと思ったんだけども、なかなかどうして。それぞれの宿泊先で、それぞれの特徴があって、そのへんの比較をしつつ食べるのは興味深かった。
そんな比較からすると、ここの朝食はレベルが高かった。特筆すべきは、イングリッシュソーセージかな。イングリッシュソーセージに関しては、ここのものが今回の旅行で一番美味しかった。多分だけど、肉が多めだったんじゃないかと思う。以前も紹介したように、イングリッシュソーセージというのは、ひき肉に小麦粉を加えてかさ増しをしている、ふにゃふにゃソーセージなんだけども、ここのものはふにゃふにゃといえども肉の食感、うまみを比較的維持していたように思われた。
それとスクランブルエッグもリッチな味わいだった。バターが多いか、生クリームが入っていたか、そういう濃厚ななにかを感じた。4日間、素朴なB&Bの朝食を続けていたので、この手の高級な変化球には敏感になっていたのかもしれない。
あとはB&Bでのフライドブレッドの位置に、おなじみのハッシュブラウンが帰ってきた。フライドブレッドはそれはそれで珍妙なれども興味深いものだったけども、イモ好きとしてはハッシュブラウンの帰還は喜ばしい。残念ながらハッシュブラウンの品質は並程度だったけども、ついつい多めに取って食べてしまった。