カテゴリー別アーカイブ: ツーリングと話題:Bolt

日記: 12月1日(2023年)

 新しいバイクギア購入の話。

 ちょっと前にどこかで「電熱装備は毎冬検討はするけど、結局買わないんだよなぁ」とか言った舌の根も乾かぬうちに、電熱グローブを買ってしまったので、そのレビューをしたい。

 買ったのは写真のようなグローブ。Hompres製のJRJCSTBN01Dという型番だ。

 このグローブは類似品がAmazonにいっぱいある。おそらく、いろんな販売元にOME供給されているのだろう。似たような品が、複数のブランド、複数の型番でリリースされているようで、どれを選べばいいのかさっぱりわからない。テキトーに選んで購入した。ともあれ、どれも中身は同じようなもんなんじゃないかと思われる。

 概要としては、おそらくは「中華メーカー製の中堅クラスの電熱グローブ」という位置づけかな。バッテリーや充電器、車体接続用のケーブルなどの備品コミコミで、購入時10000円そこそこだった(セール価格。今は12000円程するようだ)。結構高いけど、コミネやタイチの品を買えば、備品込みでもう1万円近く上乗せになるので、高すぎるというわけでもない。そこそこクラスの品だ。

 ということで、そんな中華電熱グローブを、後日報告予定のショートツーリングで使用してみたので、感想を述べたい。

 なお、長時間乗るのであれば車体からの電力供給が望ましいのだろうけど、私は大体長くとも4時間までしかツーリングをしない生活なので、バッテリー運用しか考えていない。バッテリー運用でのレビューになる。

 第一印象は、「操作しにくい」だった。

 買いたての冬グローブだから、生地がこなれていなくて仕方がない部分もあるけど、それを差し引いても、グローブ自体がかなりゴワゴワ、かつ、微妙なサイズ感(これは私のチョイスミスかもしれないが)で、操作のしにくさを強く感じた。

 レバー操作、ウィンカー操作などが本当にしにくい。誤って何度かクラクションを鳴らしてしまうなどの、実際の操作ミスさえ発生した。

 グローブ自体に慣れることと、グローブが馴染んでくることとで解消される問題であればいいけど、そうでなければ安全上の理由でお蔵入りかな、と思っている。

 次に感じたのは、「袖どうしたらええねん」問題だった。

 いわゆるガントレットタイプの、手首を大きく覆う長さのグローブなんだけども、グローブ側の開口部も、ジャケット側の開口部も、大きくも小さくもない微妙な寸法なせいで、どちらをどちらに入れ込むこともできず、ガッツリかち合ってしまった。袖周りがぐしゃぐしゃして気分が悪い。どうするのが正解なんだ、これ。

 で、最後に肝心の温かさなんだけど、これはよかった。

 片手だけをスイッチオンにして走行してみると、走行開始10秒程度で、もう明確な温度差を感じた。温まるのが早いし、温度そのものも高い。その後2、3時間程度運用した限りでは、バッテリーが切れるようなことももちろんなかった。

 この日は、そもそも電熱装備が必要なほど寒くはなかったから、本格的に寒い日だとどうなってしまうのかは、まだまだ未知数だけど、なにもないよりは確実にいいだろうな、という手ごたえは得られたよ。

 ってなわけで、電熱グローブ。

 温度面ではまずまずだったけども、装着感全般の悪さがどうしても気になってしまうな。もう少し使い続けてみて、慣れるといいのだけど。

 どうなることか。

日記: 11月2日(2023年)


 富士山を中心に周りをぐるっと回る、富士山一周ツーリングに行ってきたので、その様子を動画で公開。

 例によって平日に有給を取ってのツーリングだったので、道路は空いていて快適。秋の景色の色彩もあざやかで、非常に眼福なツーリングになった。

 ただ、ちょっと大変だったのは、朝の10:00ごろまでの寒さ。今回は、春秋向けのジャケットに、ロンT、Tシャツ、という温暖気候向けの構成で挑んだんだけども、ジャケットの構造の問題で、首元から入り込む走行風が冷たく、高速道路を降りるまでの間に、奥歯がガチガチするほどに体が凍えてしまった。寒い寒い。

 とはいえ、10:00を過ぎるころには気温も上がり、陽光もかなり暖かくなったので、すぐにこの問題は解消された。そこからは快適を絵にかいたようなツーリングを楽しめたよ。

 昼食の富士宮やきそばは、美味しかったけど、かなり甘めに感じたかな。富士宮やきそばを現地で食べるのは、15年前の富士山一周ツーリングの「伊東」以来だったけど、こんなに甘くはなかった気がするな。これもまた店の個性か。

 とにかく楽しいツーリングだった。Boltにもだいぶ慣れてきて、良い感じ・・・というところでいよいよ季節は冬になるわけだ。今年の冬は乗る気力が出るかなぁ。

 はてさて。

日記: 10月1日(2023年)


 週末に宮ヶ瀬湖周辺を走ってきた様子を、久しぶりに動画にまとめたので公開。

 都心から西方面にある、相模川水系の三つのダム湖、相模湖、津久井湖、宮ヶ瀬湖は、いずれも何度も行ったことがある場所なんだけども、その中で比較するならば宮ヶ瀬湖は一番訪れた回数は少ない、不慣れな場所と思われる。

 そうなった理由はよくわからない。拠点からの距離は大して変わらないんだけど、相模湖へ行くときには必ず大垂水峠を越えるので、山道の楽しさがある一方で、宮ヶ瀬湖への道は比較的平坦なので、面白みがないと感じていた・・・からかなぁ。

 ただ今後は、バイクが新しくスポーツタイプからクルーザータイプに変わったことで、山道より平坦な道を好むようになるかもしれない。であれば、しばらくはショートツーの定番の地として、今までの相模湖のかわりに、宮ヶ瀬湖周辺をそれに当てるのもいいかな、と思っている。

 とはいえ、宮ヶ瀬湖まで行くと、さらに足を延ばしてヤビツ峠というのが定番ではあるので、そういう欲を出すと、結局山道なのだけど。

 ま、今回のように揚げパンを食べたり、今回は寄らなかったけど服部牧場などでアイスを食う程度でお茶を濁して、短時間で帰るのが最近の好みだけどね。はてさて。

日記: 8月12日(2023年)

 朝錬ツーリングをした。

 今回は、朝飯ツーリングではなく、ただ朝に少し走ってくるだけの、朝錬・飯なしツーリングとなった。

 目的地は、涼しいうちに帰れる短距離の場所、かつ、Boltの写真がある程度映える場所・・・ということで久々に名栗湖にした。秩父どころか芦ヶ久保まですら行かないという、ショートショートツーだ。

 しかしツーリングは距離ではないのだ。好きな時に好きなだけ走ればよい。

 そして涼しい朝のツーリングはいい。気持ちいい。

 またBoltでの走行にも、徐々に慣れてきたかな。

 Boltはほどほどの速度で走るのが楽しいバイクなせいか、FZ6時代と比べると7~8割程度の平均巡航速度という、のんびりツーリングになる。コーナーに至っては、相変わらずステップを擦ることを恐れていることもあり、下手したら往時の3~5割程度の速度だ。ブレーキが友達。

 でも、そんなのんびりドコドコツーリングが楽しい。

 のんびりを楽しみ、後続のバイクを先に行かせることを楽しむ。大人になった気がするわ。

 さして遠くない名栗湖には、走行1時間余りで到着した。

 10年前くらいまでは、名栗湖ではそんなにはバイクの姿は見かけなかったと思うんだけど、今ではすっかり様相が変わっていた。

 この日の到着は朝7時前という、かなり早朝の部類に属する時刻だった。にもかかわらず、到着時点ですでに、10台以上のバイクがダムの天端にずらっと停車していたのだ。大人気だ。

 うーん、いつのまにこんなにメジャーになったんだここは。昨今のバイクブームはすごいな。

 そんなバイクたちに紛れて、私もBoltを停車させた。そして10数年前にFZ6でも撮った定番の構図(たまにこのブログの上部バナーにも出てくる)で、今度はBoltの写真を撮影だ。

 パシャリ。

 うーん、陽が当たっていなくて、ちょっと暗いかな。だけど構図は良い感じで撮れたな。ヨシとしましょう。

 さて、写真を撮ってしまったら、もうここに用はない。

 そそくさと名栗湖を後にした私は、また走行、兼、練習を楽しみながら、昼の暑さが本格化する前に、まっすぐ帰路に就いたのでした。

 ・・・ちなみに。

 今回のツーリング後に、そんなに減ってないガソリンを補給した数値はこんな感じだった。

 走行距離:75.3 km。給油量:3.64 L。ほぼ渋滞なしの下道、山道、田舎道。

 で、燃費は20.7 km/Lってところか。Boltはざっくり20 km/Lと覚えておこう。

日記: 8月5日(2023年)

 立て続けの動画回。

 今回は最近のマイブームであるところの、朝食ツーリングの様子をお届け。新しいバイクを買うと、走行の様子を動画で記録、公開(自慢)したくなりますな。

 行き先は何度も行ったことがあるし、何度もこのブログで載せたこともある山中湖。ただ、パノラマ台や朝食のお店は初登場なので、そこは少し新鮮。

 カフェでは、名物の鹿ロースト丼を食べたかったのだけど、この日のモーニングでは提供していなかった。なので動画の通り、第二希望のメニューを食べてきた。

 この動画の後は、道志みちを通って帰宅。道志みちのくねくね部分は、やっぱりこのバイクでは曲がりにくかったかな。ホイールベースが短く、キャスター角の立ったBoltの車体は、本来コーナーを曲がれるポテンシャルは十分にあるはずなんだけど、ステップ位置がかなり低く、バンクさせると低い位置のステップをすぐに地面に擦ってしまうので、物理的に曲がれない、といった感じ。

 ステップ位置を上げるカスタムパーツもあるにはあるんだけど、「危険なコーナリングを強制的に拒絶させる」という安全運転ライダー養成ギプスだと思えば、しばらくこのままでもいいかなと思っている。