カテゴリー別アーカイブ: ツーリングと話題:Bolt

日記: 8月12日(2023年)

 朝錬ツーリングをした。

 今回は、朝飯ツーリングではなく、ただ朝に少し走ってくるだけの、朝錬・飯なしツーリングとなった。

 目的地は、涼しいうちに帰れる短距離の場所、かつ、Boltの写真がある程度映える場所・・・ということで久々に名栗湖にした。秩父どころか芦ヶ久保まですら行かないという、ショートショートツーだ。

 しかしツーリングは距離ではないのだ。好きな時に好きなだけ走ればよい。

 そして涼しい朝のツーリングはいい。気持ちいい。

 またBoltでの走行にも、徐々に慣れてきたかな。

 Boltはほどほどの速度で走るのが楽しいバイクなせいか、FZ6時代と比べると7~8割程度の平均巡航速度という、のんびりツーリングになる。コーナーに至っては、相変わらずステップを擦ることを恐れていることもあり、下手したら往時の3~5割程度の速度だ。ブレーキが友達。

 でも、そんなのんびりドコドコツーリングが楽しい。

 のんびりを楽しみ、後続のバイクを先に行かせることを楽しむ。大人になった気がするわ。

 さして遠くない名栗湖には、走行1時間余りで到着した。

 10年前くらいまでは、名栗湖ではそんなにはバイクの姿は見かけなかったと思うんだけど、今ではすっかり様相が変わっていた。

 この日の到着は朝7時前という、かなり早朝の部類に属する時刻だった。にもかかわらず、到着時点ですでに、10台以上のバイクがダムの天端にずらっと停車していたのだ。大人気だ。

 うーん、いつのまにこんなにメジャーになったんだここは。昨今のバイクブームはすごいな。

 そんなバイクたちに紛れて、私もBoltを停車させた。そして10数年前にFZ6でも撮った定番の構図(たまにこのブログの上部バナーにも出てくる)で、今度はBoltの写真を撮影だ。

 パシャリ。

 うーん、陽が当たっていなくて、ちょっと暗いかな。だけど構図は良い感じで撮れたな。ヨシとしましょう。

 さて、写真を撮ってしまったら、もうここに用はない。

 そそくさと名栗湖を後にした私は、また走行、兼、練習を楽しみながら、昼の暑さが本格化する前に、まっすぐ帰路に就いたのでした。

 ・・・ちなみに。

 今回のツーリング後に、そんなに減ってないガソリンを補給した数値はこんな感じだった。

 走行距離:75.3 km。給油量:3.64 L。ほぼ渋滞なしの下道、山道、田舎道。

 で、燃費は20.7 km/Lってところか。Boltはざっくり20 km/Lと覚えておこう。

日記: 8月5日(2023年)

 立て続けの動画回。

 今回は最近のマイブームであるところの、朝食ツーリングの様子をお届け。新しいバイクを買うと、走行の様子を動画で記録、公開(自慢)したくなりますな。

 行き先は何度も行ったことがあるし、何度もこのブログで載せたこともある山中湖。ただ、パノラマ台や朝食のお店は初登場なので、そこは少し新鮮。

 カフェでは、名物の鹿ロースト丼を食べたかったのだけど、この日のモーニングでは提供していなかった。なので動画の通り、第二希望のメニューを食べてきた。

 この動画の後は、道志みちを通って帰宅。道志みちのくねくね部分は、やっぱりこのバイクでは曲がりにくかったかな。ホイールベースが短く、キャスター角の立ったBoltの車体は、本来コーナーを曲がれるポテンシャルは十分にあるはずなんだけど、ステップ位置がかなり低く、バンクさせると低い位置のステップをすぐに地面に擦ってしまうので、物理的に曲がれない、といった感じ。

 ステップ位置を上げるカスタムパーツもあるにはあるんだけど、「危険なコーナリングを強制的に拒絶させる」という安全運転ライダー養成ギプスだと思えば、しばらくこのままでもいいかなと思っている。

日記: 7月28日(2023年)

 新しいバイクが納車された。

 先日の契約報告で述べた通り、YAMAHA Bolt(2021年式)だ。

 写真は新旧交代の儀。こうしてみると、FZ6君のカラーは鮮やかで写真映えしますな。手前のBoltはほぼ新品で、奥のFZ6君は16年目なんだけども、FZ6君はその年齢差を感じさせない、色あせぬ輝きを放っている。それだけに、手放すのは実に惜しかったけど、新しい相棒と君とを同時に所有することはできないので、仕方がないのだ! すまん!

 で、この日は新しい相棒のBoltに跨って、真夏の道路を1時間強走って帰宅してきた。

 初ライドの感想はいろいろあるけど、トータル的にはまずまずの手ごたえ。不慣れ、という点を差っ引けば、FZ6よりはよほどおとなしい性格だと見た。雑につないでもドン突きしないし(FZ6はドン突きしやすすぎた)、エンストしそうもないモルモリのトルク感がある。全体に運転するのが容易だ。そして足つきも死ぬほどいい。それでいて鼓動感からか「大きなメカを操っている」という感覚は今まで以上に強い。気は優しくて力持ち、という印象だ。

 そして何よりも、今までと全く違う乗り味の乗り物は、乗っているだけで楽しい。渋滞すら楽しめた(暑さには辟易したが)。

 とはいえ新しい相棒には、まだまだ未知の点も多い。これから少しずつ関係を深めていって、知っていこうと思う。

 よろしくな。

日記: 7月15日(2023年)

 新しいバイクを契約してきた!

 契約したのはYAMAHA BOLT 2021年式

 ヤマハが2014年からリリースしてきた、クルーザータイプのバイクの最終型の2021年式だ。

 2020年ごろから目をつけていたこのバイク。2021年から2023年の今年になるまで、新年式の発表がなかったから、そろそろ生産終了になっちゃうかな、と思っていたら実際になってしまった。

 手に入らないとなると欲しくなるのが人情。

 ということで、慌てて契約してしまったという次第だ。

 ・・・というと、いかにも滑り込みセーフっぽいんだけど、実はもう新車を手に入れるには手遅れで、全然アウトなタイミングだった。

 そこで、探しに探したところ、偶然走行1000kmの新古車を発見したので、それをほぼ新車価格で入手するということになったという次第だ。

 タイミングを逸して損している感もあるけど、慣らし運転の手間ぶん得したと、無理矢理思い込むことにしよう。

 最後に、Boltを契約するに至った動機や経緯のようなものをずらずら挙げておこう。

 まず見た目。大変私好みの外見をしている。形状がヤマハらしい女性的な美しさがあって好きだし、カラーリングも好みだった。2020年式の紺青もよかったけど、2021年式の灰青はさらに特徴的でいい。一目で気に入っていた。

 メーカーがヤマハという点も安心感があった。長年ヤマハ乗りだったので、どうしてもヤマハへの贔屓目がある。

 クルーザータイプのバイクに乗ってみたかった、というのもある。足が膝より前というのはどういう乗車姿勢なのだろうか。

 クルーザータイプといえばハーレー、みたいなところはあるけど、基本的にブランド趣味はないので(ヤマハが良いとか言っといてなんだけど)、そういう意味では自分の中であまりその辺の葛藤というか意識はなかった。1に見た目、2に性能、3、4がなくて、5にコスパだ。別にハーレーアンチではないし、Iron 883なんかはBolt並みにかっこいいはと思うけども。

 国産最後の空冷、という謳い文句も魅力的だった。今まで空冷のバイクに乗ったことはない。そして排ガス規制などを考えると、今後ももう空冷のバイクはろくなものが出ない可能性が高いから、ここで乗っておいて「夏あついわー、つれえわー」とかミサワっておきたい。

 一応、乗り換えにあたっての競合は、Iron 883やRebel 500があった。見た目の違いが一番大きな部分だったけど、他に言えば、前者は信頼性と値段、後者はクルーザー風味の希薄さで、Boltに軍配を上げることとなった。10年後なら軽くて楽そうなRebelだったかもしれない。

 諸々あって納車は2週間後くらいかな。楽しみだ。