今更なんだけど、っていうか、このエントリー自体の草稿は先週木曜に書いたから今更でもないんだけど、今週はソロクエストが導入されている。

　クエストの概要は、「1人でボスを倒す」という、なんのひねりもないもの。

　個人的な好みとしては、あくまでもソロよりマルチなわけで、人がいる限りソロクエをやる理由があまりないし、ソロクエストでしか得られない素材にも興味がなかった（というか、どんなものが作れるのか調べてない）ので、あんまり気にしてはいなかった。

　なのだけど、猟団員が「10分で終わって、金銭報酬がうまい」と言っていたのに心が動き、やってみることにした。私にも10分で倒せるのかという腕試しと、金稼ぎが目的だ。

　結果は、20分余りかけての勝利。

　ボスの居場所を探すのに手間取ったり、特徴をつかんでいなかったりしたぶんだけ、もう少し時間を短縮する余地はあると思うけど、それでも私の腕ではそうそう15分をきることはなさそうな手ごたえだった。ま、私の腕前は確かにこんなもんかな、と納得の結果ではある。

　ボス自体は非常に弱く、時間を気にせずただ勝つだけなら、なんの問題もないレベルだと思う。体中が柔らかく、どこを殴ってもほとんどはじかれないので、攻撃面ではなんの工夫も要らない。一方防御面では、突撃、尻尾、潜行浮上、ぶちかまし、咆哮・・・と、防がねばならないボスの行動のパターンが、一通りそろっているので、新しい武器に挑むときなどの立ち回りの練習相手には、もってこいのようにも思える。行動の多彩さのわりに攻撃力が低く、失敗が死に直結しにくいのも、練習台にいい感じだ。

　ただ、鎧さえそこそこなら、攻撃を食らいながらでも強引に倒せてしまう程度の強さなので、「応急薬だけで倒すぞ」とか自分ルールを定めないと、全く練習にはならないと思うけどね。

　で、期待の報酬はというと、これが噂どおりのおいしさ。

　金銭報酬だけで12000～15000（正確には忘れた）という破格の報酬に加え、さらに素材も売れば20000に届くこともありえるのだ。20分かかる私ですら、ソロでこのパフォーマンスはおいしい。10分で終えられる人にはさらに倍おいしいことになる。ウマー。

　でも、おいしいおいしいと喜ぶ反面、こんな簡単でしかもいつでも挑めるソロのクエストがおいしいのに、週末限定の厳しい古龍戦の金銭報酬が全くおいしくないという構造に、どこか釈然としないものも感じたりする。この辺の報酬設定は、どういったわけなのか理解に苦しむよ。

　ま、とりあえず自分の力量も測れたし、金になるとはいえ、ソロは面白くないし、このクエを今後やることは、あんましなさそうかな。

　上位生活もだいぶ落ち着いてきた。装備の変動も少なくなり、シチュエーションの違いの新鮮さも薄れ、娯楽的な刺激という点では、なだらかな下降線をたどっているように感じる。

　とは言いながらも、毎夜のように何らかのボスを狩り続けてはいるんだけどね。ただ、同じ時期に始めた人たちは、やはり同じような精神状態にあるのか、猟団員のログイン頻度も微量に低下しているようにも感じられる。このぶんだと3ヶ月目のみんなの課金状況があやしくもあるな！

　ま、それはいいとして、現状報告。

　防御300越え、ガード+2、高速砥石、見切り+1、となった。この先十分入手可能な素材とお金で、腕と胴の鎧が1段階進化できるはずなので、防御があとちょっと上昇して、今の路線での成長はストップということになる。

　スキル構成は満足しているので、あとは同じスキルを維持したまま防御力の向上を考えるわけだけど・・・うーむ、厳しい。いくつかの代替案を調べると、どのケースでもかなり入手が難しい素材が要求されるのだ。

　これを目標にがんばり続けられるか、この装備で妥協しちゃうか。

　それが私における今後のこのゲームの寿命を左右しそうだな！

　皆々様の多大なるご助力を受け、念願のシェンガオレンを倒し、上位素材も一応手が届くようになった私。下位時代の紅蓮石を髣髴とさせるような、ユニオン鉱石のレアさに辟易したり、支出が増え収入が減るという上位の経済構造に泣かされたりしながらも、新しいアイテムや、新しいモンスターといった新鮮な興奮で、下がりかけたモチベーションを上げなおしている今日この頃だ。

　装備は、やっとUとかSを入手できるようになったものの、「入手できる」と「入手した」の間に横たわる、絶望的な意味の違いをいまだ埋めるには及ばず、あまり戦闘能力は下位の頃と変わっていなかったりする。唯一大幅に進歩したのは武器で、私のガンランス史上初となる「青ゲージを持つ武器」を手に入れることが出来た。今のところ、これを振り回しているだけでも嬉しく、楽しい。

　モンスターは、上位にいけるようになったから戦える相手、というわけではないんだけど、クシャルダオラ（下位）だとか、キリン（下位）だとかといった、配信系のモンスターを、いろいろと倒して悦に入っている。クシャルのほうは実にあっさりと勝てて、拍子抜け。キリンのほうは「そんなにガンランスが憎いか」というほど私は歯が立たず、残り1分でなんとか勝ったものの、もう二度と「私込みでは」勝てないだろうな、と思った。

　そんなわけで、MHFは当初の予想よりも「飽き」が来るのが遅く、未だにハンター生活を十分に満喫できている。やはりやりたいゲームがある日々というのは、日常に張り合いがあっていいものだ。うむうむ。

　さーて、今日もユニオンを探す作業にでるかな。

　長くつらい道のりだった。しかしついにシェンガオレンを倒して、大老殿に入る資格を得た！

　クリア時の構成は、弓、弓、太刀、ガンランス（私）。時は雨の夜。

　白兵チームは爆弾のような小細工を捨てて、ひたすらひたすら、カニの脚をバキバキに折り続けた。弓チームは多分定石どおりの弱点狙撃をしていたんだろうけど、結局私は最後まで弓に乗り換えなかったので、よくわからずだ。

　すると、今までの苦戦が嘘のように、何度も何度もひるみ、ダウンするシェンガオレン。そんなにいつもと違うことをやってはいないはずなんだけど、脚殴りにもさすがに慣れたのかな？　最終エリア到着までに、2本の脚が茹で上がり、残る2本も真っ赤っか。弓チームの撃ち続けた殻もぼろぼろという満身創痍に追い込むことができた。

　そして最終エリア。敵影が視認されると同時に、大砲を放ち、バリスタを発射。そしてちょこっと殴ると、さっくりと討伐することができてしまった。シェンガオレンは砦の門までたどり着くことなく息絶えた。ドリルを使う機会すら無し。あまりに早いその最期に、嬉しさを感じるよりも先に呆気にとられてしまった。でも嬉しいね！　イヤホウ！

　これで上位素材の収集を目指して、新しいモチベーションを得ることができた。でも、まだ猟団仲間は下位の人も多いし、しばらくは上位と下位をうろうろすることになるかなー？

　なお、猟団員がついに10人を超えました。相変わらずただテキトーに同じ街に集まって、人がいたら「どっかいくー？」とかいうだけの猟団ですけども、孤独だと死んでしまう常識人の人は一緒に遊びまっしょい。

　いよいよHRが30になった。

　ってなわけで、私も上位を目指すぞ！　とばかりに猟団の仲間に助けてもらって試験を受けにいったんだけども・・・。結果は表題のとおりの3連敗で、その日の昇段はあきらめざるを得なくなってしまった。トホホ。しかもうち1回は、私の3回死亡で失敗という体たらく。穴があったら入りたい。

　いやしかし、以前に仲間の試験をやったときには、ここだけの話、結構テキトーにやっていたのに合格してしまったから、これはてっきり簡単なものかと甘く見ていたよ。それがこの展開だ。うーむ、あなどれん。

　無報酬の3連敗で、ボウガンの仲間などは弾丸代が捻出できなくなり、もうすっかり家計は火の車とのこと。ボウガンのみならず、各員そろって爆弾代や回復代などを無駄に消費しているに違いない。私のための出費なだけに、心苦しすぎて困る。金銭授受ができないシステムだけに、どうしようもないのがつらい。

　早く昇段したいところではあるけど、その前に金稼ぎをしないと試験どころではなくなってしまうかもなぁ。