カテゴリー別アーカイブ: 台湾旅行2013

台湾2013: 7.蚵仔煎

 前回すごく期待して食べたのに、あまりおいしいと思わなかった蚵仔煎。すなわち台湾屋台式牡蠣オムレツ。これに懲りずに挑戦してきた。

 なぜまた挑戦しようかと思ったのかというと、絶対にまずいはずはないよな、と思ったからだ。あれだけいろいろなおいしいものを提供してくれる台湾で、長年人気を誇っているB級グルメが、そんなにまずいわけはない。材料だって、卵に牡蠣で、好きなものばかりだ。店のチョイスと、食うべきとき(腹いっぱいじゃない、とか)を誤りさえしなければ、もう少し味わえるはずだ。

 ってことで、店を吟味して、できるだけおいしそうに作っていた店で、再度食べてみた。

 ああ、やっぱり結構おいしいじゃないか。

 片栗粉水で量を割り増しされた卵でとじられているので、牡蠣オムレツ、というよりは、牡蠣お好み焼き、というような様相を呈している。もんじゃ焼きのような実に安っぽい料理だ。でもそうだとわかって挑めば、それも1つの味わい。上にかかった甘辛いたれも、前回の店のは好きになれなかったけど、今回のは悪くない。台湾の屋台で残念に思っていた汚点が、一つ解消された。よかった。

蚵仔煎

台湾2013: 6.檸檬愛玉冰

 フライドチキン、ホットドッグ、と油っこいものを食べ通しだったので、それを洗い流してくれるような、潤すデザートを求めて購入したのがこれ。

 愛玉というのは、愛玉子という果物から作るゼリーらしい。愛玉子はオーギョーチと読む。オーギョーチといわれると聞いたことがあるかもしれない。それにシロップとレモン果汁をかけて、飲めるゼリーにして売られていたのを飲んだ。

 油でしつこくなっていた口やのどに、冷たさと甘さと酸味とがさわやかに流れて心地よかった。甘さも比較的控えめで飲みやすく、太めのストローを通して吸い上げられてくる愛玉が、食感にアクセントを加えてくれて、おいしい。ちょうどいいときに、ちょうどいいものを飲めてよかった。

店舗外観

檸檬愛玉冰

台湾2013: 5.大腸包小腸

 士林夜市で前回食いたかったけど食えなかったものを食おう第2弾。

 大腸包小腸。

 すごい名前だな、おい。というのが最初の印象なんだけど、その実態は、モチ米の腸詰め(ほぼおにぎり)を切り開いて、そこに肉の腸詰め(ほぼソーセージ)を挟み入れるというもの。ホットドッグのパンが米になったものだと思えば、ほぼ間違いはないと思う。ライスバーガーのホットドッグ版、と思ってもいい。

 で、味も完全にそんなものだった。ソーセージご飯。可もなく不可もなく感動もなく。すごいのは名前だけ。出オチ芸人ポジ。

店舗外観

大腸包小腸

台湾2013: 4.豪大大雞排

 前回の訪台時に食わなくて後悔した食い物ベスト1がこれ、豪大大雞排だ。2年越しでやっと食えた。

 士林夜市を代表するB級グルメで、どんな観光ガイドにも載っている有名な巨大な鶏胸肉のフライドチキン。7インチのタブレットくらいの大きさだったと思う。大きさが伝わるだろうか。

 前回食わなかった理由は、「正直有名なだけで、味はそこそこなんだろう?」と思っていたからなんだけど、今回はやっぱり話のタネに、と希望して食ってみたら、予想をはるかに超えてかなり旨かった。うれしい形で予想を裏切られた。台湾で食った唐揚げ関係の中では、1番好みだったまであるよ。

 スパイスの味が好みなのかなー。揚げたてはさくさくジューシーでもちろん旨かったけど、食いきれずにホテルに持ち帰って、冷えてから食ったときも十分旨かった。お弁当の唐揚げ、って感じで。味が好きだ。

店舗外観

豪大大雞排

台湾2013: 3.士林夜市

 台湾旅行の夜市体験の定番、士林夜市。

 前回の訪台時には、剣潭駅前にあった美食広場なる観光屋台施設が、駅徒歩数分のきれいな建物にリニューアルしたとのことなので、そこを目指した。通は、野外の夜市がよいとか、そもそも士林じゃないとこを薦めたりとかすんのかもしれないけど、私のようなトーシロお気楽観光客には、結局この美食広場が攻守最強。かもしれない。

 で、結論的には、全然かわってなかったですな。換骨奪胎というか、箱は変わったけど、客も店もそうは変わらず、中身が同じなので、雰囲気はやっぱり似たようなものだった。混雑っぷりも同じだし、売っているものも同じ。なので、前回食えなかったけど食ってみたかった、ってなものにリベンジも果たせたので、満足だ。

士林夜市美食広場入り口