カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2004年10月

日記: 10月17日 (2004年)

 私が7月末に起こしたバイク事故。この日記でも書いたので、奇特な人は覚えているかもしれない。

 「覚えていない」、または、「そんな頻繁にここを見てねーよ」、という人のために軽くおさらいをすると、その事故はいわゆる右直事故だった。私がバイクで直進しているところへ、対向車線から乗用車が右折してきて、私と正面衝突しかけた、というもの。幸いぎりぎりで私が正面衝突を避けて、すれ違うような軽い接触にとどめたものの、一歩間違えれば即死級の出来事だった。

 で、この事故直後は、どうせあっちのほうが過失割合高いし、バイクの損傷も再起不能って感じじゃないし、保険ですんなり片がつくだろ、ってな感じで、保険の等級が下がることを除けば、まあそんなに心配はしてなかった。ところが、事故の相手方が思いのほか強情なオバカさんで、

 「お互いの損傷は、お互い自費で直そうぜ(いわゆる自損自弁)」

 …などと、たわけたことを言い出したから大変だ。

 こっちの保険屋を動員して相手方に賠償(過失割合に応じて、あっちはこっちの修理費用を一部負担し、こっちはあっちの修理費用を一部負担する、という、まあ一般的なヤツ)を迫るも、なかなか相手がそれに応じない。まあ明らかに不利だから無理もないが、無責任にもほどがある。

 しかもこっちの保険屋(JA共済)の担当者にやる気がなく、相手方がちょっとゴネただけで、

 「あっちが賠償する気ないんで、私にはどうしようもないね。当事者同士でなんとかして」

 …と自分の仕事を投げ出す始末。このときはマジで切れそうになって、電話でクソミソに怠慢な態度をしかりつけたりもした。それでなんとか交渉を再開させることはできたものの、非常に面倒くさい作業を強いられてしまった。当事者同士でテキトーな示談をしないために、あんたらに金払っていざというときに備えてるんだろーが、まったく・・・。

 で、やっと交渉を再開し、相手方にも自分の保険屋を使わせることに成功。保険屋同士の話し合い、という舞台に引きずり出すことができた。その過程では「どうしても賠償に応じたくないなら、出るとこ出ますよ(なんか事故の調停をするような機関があるらしい)」とまでいって、押し切ったりもしたのだが、本音ではそんなトコに平日をつぶしてまで行きたくなかったので、ちょっとドキドキもんだった。

 正直なところ、事故の規模からいって、そんなもめるほどの金額が行き来するような被害は全くなくて、こんなに労力をかけてまで交渉するくらいなら、自損自弁でいったほうが実はトータル的にお得だったっていう気もする。でも、もうなんか利害の問題じゃなくて、完全にこっちをなめてる保険屋&相手方に対する挑戦、って気分になっていて、なんとしても保険屋&相手方に負担をかけてやろうと燃えてしまっていたのだ。

 そして先日、ついに相手方が折れ、負担割合3:7での示談が成立した。右直の基本は2:8らしいから、相手がごねたことも含めて少し不満はあるけど、こちらの注意不足、という点もなきにしもあらずと判断されたんだろうな。ま、なんにしても、「相手に負担を強いる」という黒い欲求は満たされたから、よしとするか。

 それにしても、今回は学ぶべきことが多かったなー。人生初の事故で、事故直後にすばやい行動が取れず、浮き足立ってしまったのが敗因だ。次回は(次回なんてゴメンだけど)この教訓を生かして、よりスムーズに物事を進めていくよう心がけよう。ウムウム。

日記: 10月11日 (2004年)

 唐突だけど、英雄伝説 VI 空の軌跡(日本ファルコム,2004)をクリアした。

 ここしばらく中途半端に数十分から一時間前後時間が余って暇していることが多かったので、時間つぶしのために買ったこのゲーム。もともと同様の理由から、PS2とスーパーロボット大戦を買うために出かけた店で、数十分悩んだあげくPS2を買う度胸がなくなり、安上がりにすませたものだ。

 よくよくかんがえてみると、「日本製」で、「シングル」で、「PC」の、「RPG」というものを買ったのは、これがはじめてだったりする。過去遊んだPCのシングル(もできる)RPGは、思いつく範囲でも、Diablo、BG2、NWN、ダンジョンシージ、M&M、ディヴァインディビニティ、PoR・・・と洋物ばかり(RPGに限った話ではないけど)。

 さらに考えてみると、「日本製」の「RPG」という条件だけにしてみても、最後に買ったのは・・・セガサターンのデビルサマナーというありさま。いかに「日本のRPG」というものから遠のいていたかがわかる。

 さて、ゲーム内容は・・・まぁ、プレイ前になんとなく頭の中に抱いていた「普通の和製RPG」というものそのままだった。最初のうちはゲーム世界にものめり込めず、だらだらとプレイしていたものの、ゲーム世界に違和感を感じなくなりだすと、わかりやすいストーリーにすんなりとはまることができて、いわゆる「ゲームを進める苦痛」を感じることなく、クリアまでサクサクと進めていくことができた。

 水準と比較して、システムがどうとか、ストーリーがどうとかということは、比較対象がなくてわからないんだけど、まあそれなりに良くできていたんじゃないかなぁ、と思う。たぶん、斬新さのあまりない普通のゲームって感じじゃないかなと。ストーリーは「普通」におもしろかったし、システムも「普通」に受け入れられたし、グラフィックもまあ「普通」でぎりぎり一般人に見せても大丈夫な感じがした(オタクオタクしすぎてはいない・・・と思う)。

 (以下ちょっとネタバレ)

 でも、ストーリーがこのソフト一本で全然完結してなくて、エンディングがもろに「次回へ続く」っていう予告編だったのでがっかりだ。ストーリー面での「謎」の部分を知りたいというのが、ゲームを進める上で、(おそらく制作者の思惑通りに)大きな推進力になっていたので、最後までいったのに謎が明かされないというのは、かなり残念な作りといえる。

 しかもおそらく、続編が出る頃には、クリア直後に抱いていた「謎を知りたい」という欲求がかなり薄れてしまっていることが予想され、その時に今と同じくらい、微妙な暇時間を持っていない限り、この謎を知ることはできない可能性が非常高いのである。

 そんなわけで、トータル的にいうと、序盤60点、中盤~終盤80点、結末40点、って感じでした。

日記: 10月8日 (2004年)

 夜9時前に帰宅し、相変わらずプレイし続けるDCを数試合こなしたあと、週末だというのにぽっかりと暇な状態になってしまった。ここ数週間コソコソと地道にプレイしていた、とある国産シングルプレイ専用RPGも、ちょうど昨日クリアしてしまったところなため、笑っちゃうほどやることがない。

 というわけで、来るべきDAoC日本語版にむけて、妄想キャラメイクの夜を過ごしてみよう計画、を実行した。

 作戦1:Realm

 先日、おそらく一緒にプレイするであろう友人と話し合った。

 蝿 Realmどーするよ
 友 前(英語版)はHibだったからなー
 蝿 Hibじゃないとすると、私はAlbがいいんだけど
 友 俺はHibじゃないならMidだな
 蝿 ・・・でもさー
 友 ・・・俺たちにはさー
 蝿&友 ・・・やっぱりHibが似合うよな!(勘違い) 

 というわけで、再びHibが第一候補に決定。振り返るだにアホなノリだ。

 作戦2:種族

 ルリコーン一択。

 なお、私は見た目重視派なので、こういう場合かなりの割合で、種族選択が先になる。クラスを選んでから、なれる種族を探す、のではなく、種族を決めてから、なれるクラスを探す、のだ。今までのMMORPGの経験上、他の人を見て「あのクラスにすればよかったなー」と思ったことは全くなく、逆に「あの人の見た目イカスなー、いいなー」と思ったことは数限りなくある。そんなわけで、より最初にこだわっておかないと、自分的に後悔するであろう要素は、見た目=種族なのだ。

 作戦3:クラス

 てなわけで、ここで悩んでる。バードとかウォーデンとか鎌男とかおもしろそうなんだけど、ルリコーンではなれない。ルリコーンでなれるのは、戦士っぽいの、弓っぽいの、暗殺者っぽいの、魔法使いっぽいの、である。

 弓っぽいのと、暗殺者っぽいのは、とりあえず候補から外す。RvRで活躍できそうだけど、太陽の下で生きていたい。体が半透明な人生は、影が薄すぎる。

 戦士っぽいのは、純戦士のヒーローと、魔法戦士のチャンピオンがある。チャンピオンは英語版でやったからもういいかな。ヒーローには惹かれてるけど、できることが単調すぎるのが悩みの種。

 魔法使いっぽいのは、砲台と、ペット使いと、器用貧乏がある。どれもおもしろそうだけど、どれも弓一発で死にそうなのが怖い。30分かけて戦場に着いた!ビュン!即死!・・・なんてのはむなしすぎる。うーむ。

 ・・・などと悶々と考えているうちに、首尾良く夜も更けてきた。非常に無駄に時間を過ごしたという考えを必死に振り払いつつ、床についた私なのであった。
 
 
 
 
 
 
 おまけ:エミュ鯖で撮影した、仮装ルリコヒーロー&ルリコメイジの図。

 
 ヒーロー

 
 魔法使い

 うーん。甲乙つけがたい。

日記: 10月2日 (2004年)

 10月になりました。なんとかラストスパートのおかげで、9月期は8月期の日記更新記録を凌駕できてなにより(2件が相手じゃ当たり前だ!)。とはいえこのラストスパートも、別に心を入れ替えたとかそういうコトじゃなくて、ただ単に先週1週間に、暇が割とできていたってだけなわけで、これを機に10月の更新も増えるかどうかは、定かではありません。というか、たぶん増えない。

 さて、想像を絶する不精者として、ごくごく狭い範囲に知られている私。カレンダーを毎月めくるのもめんどくせーぜ! ってなわけで、先月1ヶ月間は、8月のカレンダーの隅っこについている、小さな9月のカレンダーを利用して、9月を乗り切ったりしていました。不精にもほどがありますね。

 しかしながら、さすがに10月になってしまうと、8月のカレンダーではどうにも日にちを確認しようもない。エスパーかなにかなら、透視なり念動力でめくり上げるなりできようものだが、あいにく私はごくごく普…通の一般市民。こうなるとさすがの私もお手上げで、重い腰を仕方なく上げ、カレンダーをめくるという大事業に乗り出したわけです。しかも2ヶ月分という恐るべき仕事量。うーん、激務だ。

 ってなわけで、今日はこんなやり甲斐のある仕事をして、のどかなはずの週末を、平日以上の過酷な仕事をして過ごしてしまったのでした。

 ・・・

 ・・・

 ・・・すいません、要するに、めちゃくちゃやることなかった1日でした。