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日記: 4月2日(2015年)

 まさかこのゲームの続編が出るとは・・・。

 というのが第一印象だったのが、今回遊んでみたゲーム「Free Style 2(FS2)」だ。

 前作の「Free Style(FS1)」は、このサイトでも1つカテゴリを立てて紹介した程度には、そこそこ気に入って遊んだゲームだった。だから、その続編が出たとなれば、遊んでみる以外の選択肢はなかった。

 FS1は完全日本語化されたものを、ハンゲームで遊んだんだけども、今回のFS2は、Steamで配信されていた英語版で遊んだ。この辺、FS2の敷居は日本人にとってはFS1よりも少々高いかもしれない。

 おかげでFS1ではうじゃうじゃいた日本人キッズは少なくなるかもしれないけど、どの道アメリカンキッズはいるんだろうな。民度は大して変わるまい。ちなみに基本無料。

 さて、遊んでみた感想はというと、正直かなり楽しかった。昔のFS1のままの楽しさだ。今回は友人を1人無理やり連行して一緒に遊んだので、特に楽しかった。チームプレイのゲームなので、やはり1人で他人と遊ぶよりも、仲間と勝利を目指すプレイが楽しい。

 配信開始からまだ1日しか経っておらず、比較的初心者が多かった、というのも楽しかった。FS1の経験があるぶん、完全な初心者よりは動けて、勝率が高かったからだ。勝つから楽しーんだ。

 とにかく「あのときの楽しさ」を期待通りに再現できて非常によかった。またちょこちょこ遊んでいけたらと思う。一緒に遊ぶ人も募集!

 以下、FS1との比較メインの感想など。

 ゲームは根っこの部分はFS1そのままだった。3 on 3のストリートバスケ風。WASDが「技(シュートやパスやリバウンド)」キーで、↑↓→←が「移動」キーという変わった設定。レベルとスキルによる成長。そして服装のカスタマイズ。懐かしい。

 FS1と変わったな、と思える部分は、シュート関連だ。FS1のシュートは、「経験上こういう場合に打てば入る」というタイミングでシュートを打つことで、シュートの成功率を上げていたんだけども、FS2ではその経験則が、ある程度「シュート成功率円グラフ」で可視化されている。初心者に優しい仕様だ。

 また同時に、ディフェンスが立つべき位置も可視化されている。オフェンスプレイヤーとゴールリングとの間にインジケーターがでるので、位置関係を把握し易い。この辺もやはり初心者に優しい。

 最大の変更点は、シュートに威力ゲージがついたことだ。ゴルフゲームのストロークのように、シュートボタンを押してから離すまでの時間を計測するゲージがついている。そのゲージが緑ゾーンにあるときにボタンを離すと、最もシュート成功率が高くなる。これがちょっと慣れるまで難しそうだ。

 FS1では、シュート成功率の高そうなタイミングでシュートキーを押しさえすればよかったが、FS2では、シュート成功率の高そうなタイミングでシュートキーを押し、シュート成功率の高いタイミングでシュートキーを離すという、2つが要求される。正直、面倒くさい。

 あとはサーバーの安定性に、少々・・・というかかなり問題を感じた。マッチメイクで落ちる、試合中に落ちる、などで試合が成立しない確率が、5割近かったというのは、オンラインゲームとしては致命的な大問題だ。ゲームそのものが気安いゲームなだけに、通信関係のトラブルが唯一のストレスとして重くのしかかってしまう。

 改善されるといいけど、なんとなくプレイヤー間の距離の問題っぽいから、サーバーの通信や処理能力でどうにかなる問題でもないかもしれないなぁ。接続先で部屋を振り分けるような機能があればいいのだけど。北米からの人はRoom 1、南米からの人はRoom 2、アジアからの人はRoom 3・・・みたいに。