あったかい、暖かいぞ! ついに春が来たか!
ってなわけで、春をおもわせる陽気に誘われるようにして、ひっさびさにバイクで遠出をしてきました!
・・・と言いたかったんだけども、その気になったのが午後1時。スタートが昼過ぎでは、大して遠くへ行くこともできないので、「道の駅どうし」を折り返し地点とした、道志みち往復ツアーでお茶を濁すことにした。本当は富士山まで行きたかったんだけど、いたしかたあるまい。
で、まぁ、もういい加減レポートするのも面倒くさくなるくらい、このサイトでは新鮮味のないコースなので、特にあらためて言うことは、は、は、は・・・・・
はくしょん!
・・・。
・・・こ、これは。
全然想定してなかったんだけど、山道に入ると、目が痒いわ、鼻水出るわの大騒ぎになってしまった。いわゆる1つの花粉症の諸症状というやつに襲われてしまったようなのだ。
ここ数年というもの、私にも少しずつ少しずつ花粉症の症状が見えてきていて、でもそんなにはっきりと自覚できるほどではなかったんだけど、今シーズンこそはついに本格的な自覚症状を伴いだしたらしい。というか、この時期の山道をバイク走行などという無謀な真似が、踏みとどまっていた軽症と重症の境を踏み越える、最後の一押しをしたと思しい。うわー、これはきついな。
進む道の前後左右には、いかにも「絶好調で花粉出してます」といわんばかりの山々が連なっていた。周囲の高所に取り囲むようにして、敵(花粉)は陣取っているわけで、まさしく絶体絶命の布陣だ。そんな、これでもか、これでもかと花粉が降り注ぐであろう死地を、走ってきたのである。
これでツーリングを満喫せよと言うほうが無理な話だ。花粉のせいで、走行中も景色を楽しむ、とか、走りを楽しむ、とかいうよりも、「はやく到着して目をこすりたい」というような雑念で、頭の中がいっぱいになってしまったのだ。ああもったいない。
そんなわけで、久々のツーリング、久々の大自然の景色を、気分よく満喫したいのは山々だったんだけど、どうしても少し苦行のようなツーリングになってしまったのでした。
でも、道志川で釣りに興じる人々を、ぼへーっと眺めている午後のひとときは、やっぱり心が休まってよかったかな。冬の間はどうしてもこもりがちだったけど、やはりこういう時間は大切だよなー、と再確認できただけでも、収穫があったと思おう。うむうむ。