続・ボーダーランズ。あれから2回ほど、今度はソロプレイではなく、友人とデュオでプレイをした。
やはりというか、当然というか、やっぱりこのゲームは、「仲間とワイワイマルチプレイ」がメインディッシュであることを確認することができた。ボスキャラを前にした友人との共闘は胸が躍る。
面白さの属性としては、モンハン的というよりは、もう少し淡々とした、やはりDiablo的なものだと感じた。華麗な立ち回りなどにこだわるよりは、さくさく敵を倒して、お金、アイテム、経験値、スキル等を蓄積すること、そしてレアアイテムハントをすること、といった「蓄財の喜び」が軸になっているようだ。それにFPS的なアクションの面白さ、協力プレイの楽しさなどを加味することで、ボーダーランズというゲームは構成されている。
実際のプレイでは、友人が突っこむ後ろから、私が恐る恐る戦闘に参加するという図式が多く、敵の7割は友人が倒していたように思う。これはクラスや経験の差というよりは、やはり性格の違いが大きく影響していると思うんだけども、実に好対照なプレイっぷりだった。
そんなプレイスタイルの相違を見て分析するに、Diablo的要素の濃厚なこのゲームでは、ガンガン進んで、ガンガン敵を倒さないと、蓄財プレイ的には効率も上がらないし、さっさと敵を処理しないとジリ貧になっていくので、私はもう少し前に出る勢いをつけねばならないようだとわかったよ。補正のおかげもあろうかと思うけど、ソロでやっていたときと比べて、明らかに掃討速度が違うので、経験値の入り具合も段違いだった。
まぁ、おかげで「友人が囮になるかたちで死ぬ」というようなことも、何度か起こしてしまったんだけども、これについては、ざまぁ・・・ではなくて、要修行だ。
ただなぁ・・・。私が前進できないのには、やっぱり「パッドでうまく照準できない」という問題が根深いんだよね。私とて前線に躍り出て、出てくる敵を片っ端から撃ち抜きたくはあるんだけど、どうもパッドでは、大きく視点を動かしながら狙いをつける、という作業が難しい。だからついつい、遠くでゆっくり照準を合わせて、落ち着いて撃つという形に持っていこうとしてしまうのだ。Xbox360は洋ゲー率が高くて、それだけにFPS率も高いように思えるのに、どうしていいマウスデバイスがないんだろうなぁ。謎だ。
とはいうものの、ボーダーランズは思ったよりも数段面白かった。デバイスのストレス以外は、十分満足の品だ。正直、すぐに戸棚の奥に積まれるかも、と思っていたんだけど、あと数週間は遊べそうだ。よかったよかった。