カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2016年07月

日記: 7月24日(2016年)

 技術的な記録を2点。

 1つはWindows 10にした。

 無料でアップグレードできる期限が7月29日までということで、駆け込んだという次第だ。

 今のところWindows 7からアップデートをして、ちょっとゲームで遊んでみた、という程度しか触っていない。とりあえず、目下の主力ゲームであるところのESO、Overwatch、LoLは問題なく起動した。ゲームさえ動けば、99%は問題なしだ。

 現時点での印象は、Windows 7とあまり変わっていないな、というもの。アイコンがちょっと変わったくらいで、画面レイアウトも大差ないし、操作感も変わらない。まだOSの設定類を触ってのカスタマイズなども行っていないので、違いがわかるのは、そういったことをするこれから、というところかな。

 インストールにおいては、「データを送信します」とか「自動的に接続します」みたいな、個人情報保護の観点で怖くなるような、情報漏えい関係の設定がやけに多かったのが気になった。ことごとくOFFにしてやったけど、何も考えずに「推奨の設定を使う」みたいなほうを選ぶと、知らない間に情報送信しまくりになりそうなのは、どうなんだろうかと思ったよ。こういう項目は、せめてデフォルトはOFFにしてくれよな。

 2つめはこのサイトにウェブフォントを導入してみた。

 このサイトを載せているレンタルサーバーのさくらインターネットで、Wordpress用のモリサワウェブフォントサービスが始まった。そこで早速、試用してみたというわけ。契約プランに付与された追加サービスなので、追加料金などはなく使える。使えるのであれば使おう、という貧乏根性が主原因の導入だ。

 結果は、おそらくご覧になっているとおり。エントリーのタイトル、本文あたりのフォントが少し変わっているはずだ。

 まぁ、以前がどうだったかを覚えているような、熱心な読者のほうが少ない(というかほとんどいない)だろうから、訪問者にありのままに見てもらえて、可読性が著しく低くなっていなければ、それでいいかと思う。

日記: 7月23日(2016年)

 先日、日本でもリリースされたポケモンGO、すごいな!

 ・・・はい、やってないですけども。

 一応言っておくと、私がポケモンGOに手を出していないのは、別にひねくれてるわけでもなければ、スペックが足りないわけでもなくて、単純に好みのゲームではないからだ。私は物欲という部分では、完全な一点突破主義らしく、コレクション欲というものが、ゲームでもリアルでもあまりない。1つのものを愛でるほうが好みだ。だから、こういうゲームにはさして食指が動かないのだ。

 でも、そんな私の好みはどうでもいい。私の好むと好まざるとにかかわらず、ひとつのエポックメイキングなゲームであるということは疑いない。のちの歴史において、必ず触れられることになるであろう作品だ。だから、少なくともこのゲームがリリースされたときに、プレイはしないまでもその事件をちゃんと目にしてはいたのだ、という記録くらいは残しておくべく、記事にしてみた次第だ。

 プレイもせずにのたまうのもどうかと思うけども、このゲームのすごいところは、本当の意味での「拡張現実」を体現してくれたってことだろう、と思う。

 何の変哲もないスポットが、バーチャルによって、何の変哲もなくないスポットに変わる。変えることができる。実際に変わっている。ある種感動的な光景だ。

 こういう拡張現実的なものは、スマホの普及し始めたころから、発想自体はいくつもあった。試験的な商品も一時は多くリリースされていた。でもそれらは、一部の技術オタクによるニッチな文化、という域をなかなか出ていなかった。失敗に近い例が多数でたのち、ある意味ブームが去りつつあった感すらあった。

 そんな停滞していた拡張現実の流れを、一瞬にして引き戻し、一般層の域にまで到達させたことは、「偉業」と言っても差し支えはないだろう。情報技術の次のステップだな、という大げさな感慨すらある。

 ネガティブなことを言えば、ポケモンGOにまつわるさまざまなカオス的な状況は、秩序を好む私からすると、大嫌いな状況でもある。リアルでは違法なことを、法整備されていないバーチャルの世界との境界線で行うことで、悪くいえば脱法行為をしているような印象は、いまだにぬぐえない。街に繰り出し、そこかしこに人々が群がっている光景は、電車マニアが写真撮影のため駅のホームに群がっている光景と、まったく同じ印象を受ける。よそさまに迷惑をかけぬよう育てられた私としては、このような反社会的行為を惹起するようなゲームは、プレイしないことが正義である、というような大いなる使命感を覚えたりもする(・・・と言う理由でプレイしていないわけではないのは上述のとおりだが)。

 でも、そういうネガティブさを大きく上回る、拡張現実の可能性こそが、やっぱりこのポケモンGO騒動に対して、第一に感じるイメージだ。よくやった、と素直に感心するし、こういったものが第一に我らが日本から発信されたということも、実に誇らしい。

 ってなわけで、Fly!ではポケモンGOは未プレイだけどそこそこ応援しています。

日記: 7月10日(2016年)

 この週末は金曜にとった有給も含めて3連休として、霧ヶ峰にドライブ旅行に行ってきた。

 目的は今まさにシーズンであるはずのニッコウキスゲを見ることだ。昨年の6月に同じところへいって、満開のレンゲツツジに感動したので、今年は2匹目のどじょう狙いで、7月の花を見に行った次第だ。

 しかし。

 天候が悪くてまいった。3日間旅程の中で写真のような好天に恵まれたのは、東京へ帰る最終日だけ。初日は曇りで、2日目は大雨という、いまひとつな旅行になってしまった。

 霧ヶ峰を含む蓼科エリアは、高原ハイキングなどのメッカではあるものの、雨天時にできることが極端に限られるエリアでもある。根性のあるハイカーであれば、雨天をものともせず大自然を闊歩するのかもしれないけれども、こちとら単なる観光者。そんなことができようはずもなく、ほとほと困ってしまった。2日目などは、なぜか高原にある水族館を見物したりするという、意味不明な過ごし方をしてしまったほどだ。

 とはいえ、それだけの我慢の時間帯を抜けた最終日の光景は、耐えた甲斐のあるすばらしいものだった。私の撮ったスマホカメラの画像では、その魅力の1割も伝わらないのが残念だけども、2日間の悪天候予報を押してまでも、旅行を決行して正解だった、と思えたよ。

 ひとつ残念というか、惜しいのは、バイクやミニでこれなかったということかな。愛着のある愛車で高原ドライブができれば、なおよかったんだけど、今回は同行者がいたということで、無難に実家のアクセラを利用してのドライブとなった。

 ミニとは比べ物にならない静粛性、居住性、走行性能ではあったものの・・・それがイコール喜びではないんだよなぁ。

日記: 7月5日(2016年)

 今の住居に引っ越してまる2年が経過した。

 毎年引越しの時期とかぶるように、最寄りの商店街で七夕祭りが開催される。引越しの日は祭りの開催期間の真っ只中だったし、今日もやっぱり開催期間の真っ只中だ。だから、七夕祭りをみると、引っ越した日を思い出す。

 今後も毎年、七夕を見て「この街にきて○年経ったんだなぁ」と感じて生きていくのだろう。季節感と生活感のないまぜになった、実にいい情景を描いていると思う。

 この2年の間で、街の様子はあまり変わっていないかな。でも駅前の雑多な建物群が、少しずつ綺麗なものに建替えられていっている。短いスパンでは変化の内容に感じても、10年も経てばかなり印象が変わりそう、というような兆候はあるかもしれない。

 特に飲食店の入れ代わりは案外激しい。でもそのくせこれという名店がない。選択肢は多いけど、どれも80点というラインナップは、もう少し改善が望まれる。そんななかで気にいっていた中華料理店と、気にいっていた唐揚げ専門店が、ピンポイントで消滅したのは、実に残念だ。

 ともあれ、まだ2年だ。よほどのことがない限り、今後長期にわたってこの地で暮らしていく予定なので、じっくりとこの土地を堪能していくことにしよう。