カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2021年08月

日記: 8月11日(2021年)

 GEOのアクティブノイズキャンセリングワイヤレスイヤホンを購入してみた。

 GRFD-SWE500HT01

 定価で4999円。GEOの公式通販で購入し、税込み、送料込みで、きっかりこの通りの値段で家まで到着した。

 購入後、自動返信メールすら届かず、おいおいこの通販大丈夫かよ、と思ったものの、その数時間後になって受注メールが届いた。さらに2日後には発送メールが到着。最終的に自宅に商品が届いたのは注文4日後だった。

 Amazonの即時返信、即日発送、翌日到着に慣れた身からすると、これでもかなり待たされたような気持ちになってしまったけど、よくよく考えれば普通レベルの対応だった。実際、自分の仕事で何か納品しろと言われたら、最速でもこんなもので勘弁してほしい、と思うだろう。良いとする。

 さて、開封。

 シンプルイズベストな外観で好感度が高い。ロゴの類が一切なく、ほのかに青みがかったマットグレーな表面処理も安っぽくはない。触り心地もいい。マグネット止めのドックの蓋の開閉の節度感がよく、所有欲を満たしてくれるレベルにある。公式サイトがあまりにも安っぽかったので心配だったけど、少なくともおもちゃ感はないんじゃないだろうか。

 外形上の難点をあえて挙げれば、ドックからイヤホンをつまみ出しにくい、ということかな。イヤホンが指の引っ掛かりがない、つまみにくい形状をしている上に、マグネットの磁力で軽く吸い寄せられているので、ドックを逆さにして出すということもできない。できるだけつまみやすいポイントを見つけて、うまいことつままないといけない。その「つまみやすいポイント」がどこかを理解し、慣れるのに少し手間取った。

 要するにデザインとしては外見に寄りすぎかもしれない。実用性が犠牲になっている。最初にイラつくポイントは、多くの人にとってここになると思う。

 で、早速使ってみた。

 ある程度充電してから、ちょっと外出し、車道沿いの道を歩いて、アクティブノイズキャンセリング機能の実力を確認してみた。

 いや、これはちょっとしたものだな。

 アクティブノイズキャンセリング機能を使うのは私は初めてなので、他の機種との比較はできないから、アクティブノイズキャンセリング機能の相対的な良し悪しは述べられないんだけど、それでもアクティブノイズキャンセリング機能をオンにした時とオフにした時とでの、環境音の聞こえ方の違いには驚いた。

 アクティブノイズキャンセリング機能をオフにすると、当然いつものように車道を通る車の音が聞こえる。擬音にすれば「ゴォォォ」だ。ここでアクティブノイズキャンセリング機能をオンにすると、これが電気自動車のような音に代わる。擬音にすると「コー」だ。ちょっと怖くなるレベルで聞こえなくなる。そんな怖さを軽減するためのアウトドアモードにすると、聞こえ方はこの中間になる。「コォォォ」くらい。

 操作がイヤホン本体の平面部分へのタッチなのも、未来感があって面白い。イヤホンの平面部分を長く触れるとどうなるとか、何回タップするとどうなるとか、操作しているだけでSFに登場するデバイスのような趣きがある。操作を覚えなきゃいけないのが面倒だし、物理的なリアクションのない操作は不安がぬぐえなかったりという負の側面もあるけど、今は未来感を楽しみたい。

 世間的には肝心とされている音質の話だけど、これは全くわからない。私にそれを理解する素養がないからだ。低音がどうとか、高音がどうとか、全然わからん。聞こえるかどうかだけでいえば、よく聞こえる。不快な音割れがないのもわかる。それ以上のことはわかりません。ちゃんと聞こえるのでいいのではないでしょうか、ふへへ。

 あと個人的に重要な要素は、Bluetoothの電波の強さ。今回この品を購入した動機の大きなところは、昼の散歩時に今まで着用していた左右一体式(左右がコードでつながっているやつ)のワイヤレスイヤホンが、電波が弱いせいか、ブツブツと音がキレがちだったからだった。それに加えて、やっぱりコードが邪魔という感はぬぐえなかったので、もう世に出てきて時間が経ち、すっかりこなれてきた分離式に乗り換えよう、となった次第。

 それでいうと、今のところまだブツブツの発生は確認できておらず、大変良好だ。ただ、これはどちらかというとまだ使用時間が短くて、そういうシチュエーションになっていないせいかもしれない。「いつもこの交差点ではブツブツなるんだよな」というような、ブツブツなりがちな妨害電波の強い場所(?)に行ってみたらどうかは、未知数だ。たぶん、本当に駄目な場所では、やっぱり駄目なんだろうとは思う。

 一応、「スマホを左尻ポケットに入れると駄目だけど右尻ポケットだと大丈夫」とか、「胸ポケットに入れないとだめ」とか、そういうようなことが起こるほどに電波が弱いわけではないので、きっと許容範囲だろう。

 ってなわけで、GEOのアクティブノイズキャンセリングワイヤレスイヤホン。事前にAmazonで価格調査をしたところでは、同等品の中では、おそらく安い部類になると思われるけども、今のところは良好な第一印象かな。

 もう少し使ってみて、なにかダメなところでも発見したら、また何か述べるかもしれないし、述べないかもしれない。

日記: 8月10日(2021年)

 当サイトで定期的に書かれる、私の過去、現在、未来の個人的ゲーム話。

 サイトの右ペインにひっそりと存在し、ひっそりと更新されている「通信欄」。この欄を本日付けでおよそ1か月ぶりに更新したので、今回はそれに沿って述べて、お茶を濁したい。

 【プレイ中のオンラインゲーム】

 ・Crowfall

 一応残したけど、この2日ほどで急にぱったりとプレイしなくなった。なんとなくこのままフェードアウトしそうな予感。VIPタイムリミットまであと数日という事実が、急激に心を折りにきた。今でも不便感あるのに、さらに不便になると思うと気持ちが切れる。かといってもう1ヶ月分の支払いをするほどかというと・・・ないなぁ。

 ・Fallout 76

 こちらも一応残したけど、今シーズンはプレイしないだろうとおもう。プレイしなければならないコンテンツとして、B.O.S.シナリオの後編があるので、そのうちそれは遊ぶだろうけど、今ではなさそう。もっと体がアパラチア成分を欲してからだ。

 ・LoL

 最近プレイしているので当然残る。昔友人と使っていた、低レートのアカウントで、川島ofレジェンドに遭遇できないものかと試みる遊びを開始。全然遭遇しない。ただプレイはそれなりに安定して面白い。普通じゃないチャンプ/ロールの組み合わせで真面目に遊んでると、味方のキッズたちがキレるのも相変わらず。それを観察するのも面白い。

 ・Chivelry 2

 遊ばなくなって久しい。リストから消した。こういうただ戦うだけのゲームは、飽きずにいるのが難しいな。魅力的なプログレッション要素が欲しい。逆に言えば戦うだけなのに飽きないLoLは結局偉大。

 ・Division 2

 遊ばなくなって久しい。リストから消した。Divisionは3なりなんなりの続編に期待したい。個人的には2より1のほうが世界観が魅力的だった。その大きな違いは「日常の残り香の強さ」だと思う。日常の崩壊直後という時間軸が大事。3はもう同じ世界線でなくていいから、また別の場所で、別の新しい事件で治安が崩壊するさまを描いてほしい。

 【今後の(でそうにない)期待作】

 ・Tom Clancy’s XDefiant

 基本無料のシューター。6v6のアリーナ戦だそうでVALORANT系のゲームかな。正直そんなに期待してないけど、一応DivisionやGhostreconの世界観を汲んでいるので、シリーズのファンとして遊ぶ。「流行りものに安っぽく取り付くUBIの駄作シリーズ」の一員になる予感はする。サバイバルが流行るとみるやHyper Scapeを作ったのと同じ流れ。

 ・Age of Empires IV

 うーん、やるかなー、やらないかなー。ジャンル的には超苦手なので、ソロでランクマするようなことは間違いなくないと思うし、かといってかつてAoE2(AoK)で楽しんだような、身内戦を毎夜楽しむようなコミュニティもないから、楽しみたくても楽しめない感はある。でもなつかしさ補正で買う可能性はまだ残存。

 ・The Day Before

 Division風のMMOオープンワールドサバイバル。グラフィックにセンスは感じる。ただEscape from Tarkovみたいなコアすぎる路線だと合わないので、キャラクターのプログレッション重視の、ヌルゲーに育ってほしい。

 ・Mortal Online 2

 有料ベータ中らしく、動画や配信が結構ある。観る限り全然面白くなさそうなので、もうただの観察対象。リストには一応残したけども。たぶんプレイはしない。観る限り、相当マゾそう。

 ・Pantheon: Rise of the Fallen
 ・Ashes of Creation

 綿々とこのリストに居座り続ける雄の双璧。EQの産んだ双生児。一方はVGを受け継ぎ、もう一方はEQNを受け継いだ。そんなイメージで観察中。一応両方ともSNSだけは活発。開発がそれに比例しているかはかなり怪しい。

 ・COREPUNK

 MMO Diablo・・・なのかなぁ。見た目はそんな感じ。実態はよく知らない。レイドやその他のエンドコンテンツ重視に作っているとか、よさげなことは言っている。

 ・Dark Alliance

 リリースされた。D&Dゲーということで期待していたけど、ふたを開けてみればいまいちそうなのでリストから削除。

 ・Camelot Unchained

 もうさすがに出ないでしょ。ってことでリストから削除。万が一にでもリリースのニュースがあれば、全力でバックダッシュしてリスト入りさせる。

 ・Star Citizen

 α商法絶賛進行中なのかな。もう私の信頼は失っているのでリストから削除。

日記: 8月1日(2021年)

 靴を買い換えたはいいが、じっと手を見てみれば、夏用のメッシュグローブもそろそろ限界だ。

 ってことで、買い換えましたよ。

 今まで使っていたのは、かれこれ何年目だろうか・・・下手したら10年以上無理矢理使いつづけた、ボロボロのメッシュグローブだ(写真左側)。写真がピンボケていてわかりにくいけど、表も裏も、もうこれでもかと摩耗していて、とうに限界を超えている。

 メーカーはPowerage。うーん、Powerageっていうメーカー名が既に懐かしさを醸し出しているな。調べてみるとPowerageは現存しているようなので、懐かしいとか言ったら失礼なんだろうけど、当時も今も、今一つ目立たないというか、広報活動が全然活発じゃないな、このメーカー。

 Powerageの話をもう少し脱線して続けると、昔、バイクウェアが今よりもっとダサいというか、バイクバイクしていて、一般受けしない世界観(古き良きイエコンのようなデザイン)の中にあったころ、Powerageのアパレルはまだしも許せるデザインと、バイクに求められる機能性とを両立している、数少ないメーカーだったように思え、割と愛用していたのだ。

 だから、ダサさがマイルドなバイク用のアパレル、という稀有な存在を探し求めていた当時の記憶と、Powerageというメーカー名とは、私の中で有機的に結びついていて、懐かしさにつながってしまうというわけ。

 今ではそのほかのメーカーも、バイクウェアっぽさと、カジュアルっぽさを融合した、「当世のバイクウェア」というようなデザイン路線を確立して、逆にどんなメーカーでも、そんなに当たり外れがないような感じになっている。

 また世間の価値観がバイクという趣味を、かつての「よくわからない迷惑な走り屋集団」ではなく、「モータリゼーションされたアウトドア趣味」という新しい解釈でとらえるようになったことも、バイクアパレル界に与えた影響は大きい。アウトドアウェアの文脈でバイクウェアを再構築するようになった、と喩えればわかりやすいだろうか。山登りの人が山登りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしく見えるように、バイク乗りの人がバイク乗りの服装をしていても恥ずかしくなく、逆に軽装だと恥ずかしい。そういうような価値観がやっと醸成されたおかげで、バイクウェアの許容範囲は格段に広がった。いい時代になったものだ。

 閑話休題。

 買ったグローブの話だ。

 今回買ったのは、コミネのプロテクトヴィンテージメッシュグローブだ(写真右側)。

 Amazonでポチポチしながら10分くらいでサクッと選んだ。見た目が悪くなく、レビューが普通以上のものなら、他には特にこだわりはないぞ、というチョイス。

 そろそろいい歳になったわけだし、大人の財力を見せつけるがごとく、高級なパンチングレザーなグローブにでもしようか。という案が3秒ほど脳裏をよぎったけど、即座に「機能性とコスパを重視すべし」という持ち前の判断力が回復し、無事コミネマンの仲間入りをすることと相成った。

 またメーカーの話になるけど、昨今はコミネがすごく頑張っているようだね。バイクアパレル界において、コミネがコスパの代名詞としての地位を確立して久しいけど、そうなった頃から、このグローブを購入した今日までに、バイク用のアパレルを買い足す機会がついぞなかったから、あまりコミネに接してはこなかったものの、その評判やコミネマンなる一族の隆盛については、各所で仄聞してきた。

 今回ついにその仲間入りを果たした。次にこのグローブをつけて走行する際にでも、その実力を感じてみよう。