カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2022年01月

日記: 1月5日(2022年)

 バイク用冬グローブを買い換えた。

 というのも写真(右下ワイプ)のように、長年使い続けた冬グローブが、ついに破けてしまったからだ。

 いや、よく使ったなコレ、この破れたグローブ。

 いつ買ったのかも覚えてないくらい、冬はずーっとこのグローブだった。冬はバイクに乗る機会が少ないから、使用頻度が低くて、長持ちしてしまうんだろうな。この前のさらに先代の冬グローブについては、もはやまったく記憶がないから、下手すると15年以上前のゼルビス時代のものかもしれない。我ながら物持ちがいいというか、引き伸ばしすぎというか。

 そんな長い付き合いとなった今までのグローブは、ゴールドウィンの冬グローブ。タグを見るとGSM6655と書いてある。ググってもヤフオクのログがでてくるくらいで、今となってはウェブ上にすらその記録がないような骨とう品だ。

 昔はバイクギアにろくなデザインがなかった、という話は何度かしたかと思うんだけど、そんな中ではゴールドウィンのものは飾り気がなく地味で、無難なものが多かったので、一時期は好んで買っていたんだよなぁ、ということを思い出した。今でも使っている、これまた年代物のメッシュジャケットはゴールドウィンだし、先々代のメッシュグローブもゴールドウィンだった。
 
 最近のゴールドウィンは、バイクギアメーカーとしてはなんだか存在感がないというか、高級志向に寄り過ぎて大衆向けではなくなってしまっているような、遠い存在になった気がするけど、元愛用者としてはもう少し身近なメーカーに戻ってきてほしいものだ。

 で、新しく買ったのは、コミネのグローブだ。型番はGK-801。

 コミネはもう本当に元気なメーカーというか、ゴールドウィンとはうってかわって、身近も身近な、大衆寄りのメーカーだ。コスパのいいバイクギアを探せば、必ず選択肢に入ってしまうような優良メーカー。今年は、メッシュグローブも買い替え、冬グローブも買い替えたわけだけど、どちらもコミネになってしまった。さらに冬ジャケットもコミネだし、もう私も立派なコミネマンだな。

 新しいグローブの使用感は、実はまだ試走していないのでわからない。ゴールドウィンのグローブは、もうボロボロだったこともあって、だいぶ寒いものだったから、その辺が少しでも改善されていることを期待しているよ。

日記: 1月4日(2022年)

 実家のタブレットが壊れた。というか、壊した。

 ・・・ので買い替えたという話。

 以前、実家の両親に買い与えたHuaweiの中華タブレット。これが、さすがに購入後5年も経過すると、スペックに大幅な不足をきたすようになり、なにをするにも動作が重く、私の感覚からすると「もはや使えたもんじゃない」というレベルになっていた。

 というのがコトの始まり。

 それを年末休みに確認した私は、「少しでも動作を快適にしてやろう」という親切心から、不要なデータやアプリを消したり、通知を切ったりと、いろいろ弄っていた。

 しかし、そもそもあまりAndroidデバイスに詳しいわけでもない私は、その過程で余計なことをし過ぎたらしく、見事にこのタブレットを、起動不可状態にしてしまったのだった。要するにぶっ壊した。ダサい。

 で、そこからさらにデータの復旧を試みたり、セーフモードにしたり、出荷状態に戻すことを試みたりと、一通りのことを試したものの、敢えなく頓挫。手の施しようはない、という状態を確認するに至った。

 もう無理無理無理無理カタツムリ! 元々データは大したものがなかったし、どうあがいても快適動作はしない過去のデバイスだったし、このタブレットのことはすっぱりとあきらめよう!

 ってことで、新しいタブレットを買うことにした次第だ。

 今回壊してしまったタブレットはHuaweiのMediaTab T2 10.0 Proというもの。

 購入時のブログを見ると、評判がよかったように書いてあるけど、私の感想ではいまいちだった。というかかなりダメだった。すぐにスペックが周回遅れ気味になって、動作が重くなってしまったし、削除できないメーカーアプリも多くて、なんだか目障りだった。気分の悪いデバイスだった。

 そういう経験からHuaweiの印象が良くなかった私は、今回はメーカーからHuaweiを排除して、タブレットを選考した。

 本命は第9世代iPad。でも、あいにくネット通販上では品切ればかりで、すぐには手に入りそうになかった。そもそもアップルの自由のない世界は好きではないので、すぐにiPadは諦めて、Androidタブレットから選択することに切り替えた。

 で、選んだのは、Xiaomi Pad 5なる中華タブレット。

 Xiaomiなんてメーカーは聞いたこともなかったけど、レビュー記事の評判もまずまずだし、自分のじゃないし(おい)、まぁこれでいいでしょう。

 実売4万円くらいとなかなかの高級品。だけど先代の安タブレットの印象が最悪だったので、多少値が張っても、安かろう悪かろうではない、スペックの良いものを買うことにした。ウェブ検索くらいにしか使いそうにない両親には、やや豚に真珠な気もするけど、壊してしまったことへの贖罪の意味も込めて、これでいこう。

 そう決めた私は速やかに通販でポチ。翌日には実家に届いた。

 届いたタブレットの初期セットアップをし、使い方を学んだうえで、両親にレクチャーして贈呈。

 両親はなにが起きたのかよくわからないが、新しい機種で快適になったからいいや、というような、そんな風情だった。

 で、セットアップで私が使ってみた範囲の感想だけど、これがなかなかに好印象だった。

 さすがに最新機種だけあって動作はサクサク快適。アプリもHuaweiのものと違って、押しつけがましい特殊なプリインストールアプリが少なく感じた(目に見えないだけかもしれないけど)。

 そして特によかったのは、動画再生やそのサウンドだ。

 YouTubeでムービーを再生したところ、今までのタブレットのものとは、映像の綺麗さやサウンドの豪華さに、大きな差を感じた。正直私はこういう部分は、普段は評価においてあまり考慮しないし、なんなら細かい差には気が付きもしないほうなんだけど、その私をして良いと感じさせるだけのものがあったのだから、だいぶ向上したのだろう。

 そんなわけで、自分で壊して、その責任を取るべく代替品を購入、という一連の業務は完了した。

 結果的には、「そうすべき時期にちょうどよくデバイスの代替わりができた」とみることもでき、いくらかの比較的重要ではないデータが損なわれたことを除いては、いい方向に話は転がったんじゃないかと思うよ。

 まぁ、それでも、自分のミスでデバイスを破壊したことは、心に小さなトゲとなってしばらく刺さっているんだけどね・・・。くそう。

日記: 1月3日(2022年)

 大晦日のドラマ特番「孤独のグルメ」でミニがクローズアップされていた、ということについての話。

 私はこの番組をリアルタイムでは観てなくて、というかそもそもミニが出ることも知らなくて、だから完全にノーマークだったんだけど、実家で親父がこの番組を録画していて、それを元日だか2日だかに観て「お前の車が出てるぞ」って言ってきたのを受けて、そこではじめて視聴した次第だ。

 孤独のグルメのドラマを観るのは久しぶりだった。最初の1、2シーズンは観てたんだよな、確か。懐かしいこのノリ。腹が、減った。

 さて、まずミニが登場したことについての感想なんだけど、まぁ嬉しかったよ。割と物語のコアの部分の役割を担っていたしね。

 ただ、ミニという概念についての扱いは割と悪かったというか、「ボロ車」のアイコンとして利用されていたので、正直なところ「愛車の仲間が出てきた」ということへの嬉しさは、まるまる100%ではなかったかなぁ。

 特に事実とは思えないレベルでボロさが誇張されている部分には、ほんのちょっっっとだけイラっときた。キャビンは確かに狭いけど、高速に乗れないほど遅いなんてことは全然ないし、冬の道路でオーバーヒートもしない。そんなに悪く言わんでくれよ、そんなことないよ、と喧伝したい気持ちになった。

 ともあれ、最終的にはよく描かれていたし、大いに楽しめたので、その辺の不満は些細なことだ。こういう場合に登場させやすい車種である、ということ自体が誇らしいし、つまり結局嬉しい。ありがとう、制作班。

 さて、あとは今回のミニについて、まったく詳しくはない私が気づいた範囲の、改造ポイント的なことを、つらつら述べていこう。間違っている部分や、気づいてない部分もあると思うので、非ミニ乗りに向けた、部分的な話として軽く見てほしい。プロは帰れ。

 まず全体のテイスト。最初にミニが発売されたころの、最もクラシカルなモデル、いわゆるマーク1仕様に改造されていた。純粋なマーク1車両ではなく、改造されたものだろうと思ったのは、ところどころマーク3的な部分があったからだ。なので、改造されているだけの車両ではないかと思う。

 マーク1と3との最も分かりやすい違いは、グリルの部分だ。マーク3のグリルが角ばった六角形になっているのに対し、マーク1のグリルは角のないヒゲつきの弧を描いた形状になっている。この弧を描くグリルは、まさにマーク1、まさにクラシカル、という印象を与えてくれる、最大の特徴となっている。継ぎ目がなくて格好いい。

 バンパーの部分も分かりやすい。バンパーにオーバーライダー(垂直方向のバンパー部品)が付き、さらにそのオーバーライダーにベランダの手すりのような部分、コーナーパイプまでついている。実に豪華だ。

 このグリルが丸く、バンパーが派手、というわかりやすい特徴を持つミニをみたら、こだわりのマーク1仕様だな、と思ってまず間違いない。人気のカスタムなので、結構な数が生息している。

 また物語途中でボンネットを開くシーンがあるんだけど、その際にグリルの大きく穴が開いた部分に手を突っ込んで開けていたのも、マーク1らしい挙動だ。かつてはあのようにして、外部からのアクションだけで、ボンネットを開けていたようだ。私のマーク3の場合、車内からレバーを引くことで、ボンネットを開けるようになっている。

 他にも、ミラーがドアミラーではなくボンネットミラー、テールランプ(書いたけど実は未確認。きっと2灯だったのでは)、ナンバー等の形状、バッジ類、センターマフラー、などなどがマーク1仕様っぽいポイントのように見て取れた。

 逆にマーク1っぽくなかったのは、ドアヒンジがない部分かな。詳しくは知らないけど、マーク1といえばドアヒンジというようなイメージなんだけど・・・違うかな。タイヤが太くてオーバーフェンダーがついていた部分とか、ドアに雨除けのバイザーがついていた部分なんかも気になった。バイザーは実にダサかったな(個人の感想です)。

 あとは内装も綺麗で、特にセンターメーター化されていた点が目立っていた。ミニといえばセンターメーターみたいなところがある。けど、これまた新しめのミニはセンターメーターではなくなっている。センターメーターはおしゃれだけど数値を読み取りにくいし、小さなダッシュボードの面積を有効利用する意味でも、センターメーターは不利だからだろう。それをセンターメーターに戻しているというのは、こだわりが深い。

 と、まぁ、そんなわけで久々の孤独のグルメ。ミニについて考察をしつつ、ドラマそのものも楽しみつつ、なかなかに楽しい視聴体験ができたのでした。

日記: 1月2日(2022年)

 日付はテキトーでしばらく年末年始の記録をしていこう。

 今回は、年末にジョンソンタウンなる区域に立ち寄った話。

 ジョンソンタウンというのは、埼玉県入間市にある元米軍住居地域跡地に作られた街区で、米軍住居時代そのままの建造物が残されているため、独特の古き良きアメリカンな街並みが楽しめる場所・・・らしい。

 存在は以前から知っていて、興味もあったものの、所詮は、といったらなんだけど、要するにただの地方の町の1区画だろうと割り切っていたので、なかなかこれだけのために赴く気にもなれず、かといって周囲にセットにできそうな観光地もなく、といった感じで、ついぞ足を向けたことがなかった。

 それがこの度、たまたまこの辺を車で通りかかることがあったので、やっと訪問することができた次第だ。

 で、歩き回ってみたんだけども・・・。

 最初の感想は「時期が悪かったな」だった。

 次の感想は「やっぱり小さいな」だ。

 そして最後に感じたことは「雰囲気はなかなかいいな」「ランチ時にきたかったな」というところだ。

 まず時期。この日記は1月2日付で記載しているけど、訪問したのは12月29日水曜日の午後14時ごろだった。年末、平日、真冬、半端な時間。これは条件が悪すぎた。

 そんな時期だったので、店の半分ほどは年末運行で開店しておらず、しかも冬の寒空の下で寒風吹きすさぶといった情景。半ばゴーストタウンというか、物寂しげな雰囲気が街路には漂っていて、牧歌的なアメリカンカントリーな雰囲気を楽しむには、必ずしも最適な環境ではなかった。ただ、その分、他の観光客が少なかったのはよかったかな。

 次に規模感。これは地図を見た段階でわかっていたことだけど、米軍住居の建物があるジョンソンタウン区画は、縦横ともに徒歩1、2分くらいで踏破できるくらいの大きさで、狭い、小さい、と言わざるを得なかった。そんな規模の街区では、観光用の店舗数も限られていて、さらに上述した理由により、その日その時間に開店していた店舗も少なかったので、見るものも少なければ、やれることも少なかった。

 そういった問題点を除けば、街区の中心部で味わえる雰囲気はまずまずだった。古き良きアメリカ(を本当に知っているわけではないけど)の空気を、それなりに味わうことができた。住民の方々もそれを損なわないように配慮しているようだし、街路名やそのサイン、ポストの配色などを、アメリカ風に統一することでも、その効果は強化されていた。インスタ映え、というようなスポットは多そうだった。

 居並ぶ店舗については、大別して「飯屋」と「雑貨屋」という感じなんだけど、これらについては割と何でもアリな感じだった。ラーメン屋にカレー屋もあれば台湾料理屋もあったり、イギリス雑貨店やらオーダーメイド家具屋やらもあった。ジャンルとしてアメリカ縛りなんてことは、特になさそうだった。

 ただ、それであっても初見の観光客としては、ここへ来た以上は、アメリカンななにかを欲してしまう。私が1番興味があったのはアメリカ風のバーガーとかステーキとかそういう飯屋だった。だけど、私がこの日訪問した時間帯は、すでに昼食を食べた後の14時。それゆえに、これらにありつくことはできず、そういった点で悔いが残った。こういうところではやっぱりバーガーをかじりたかったよ。もう少し早い時間に、空腹にしていくべきだった。

 そんなこんなで結局、ジョンソンタウンへの初訪問は、ランチを食うでもなく、さほど広いわけでもなかったので、てくてくと街区を歩き回って、ポチポチと写真を撮ったりして、30分ほどでやることが無くなってしまった。

 ってなわけで、おずおずと帰宅。今度は昼飯を食いに行きたいものだ。

 ちなみに駐車は併設のコイン駐車場に停めたのだけど、支払った金額はわずか200円だった。観光地にありがちな、強気の価格ではない点には好感が持てた。