カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2022年01月

日記: 1月25日(2022年)

 人力バイクこと自転車に久々に乗った。

 というのも、オミクロンの波が押し寄せている中で、これから通勤するとなった場合には、天候が許せばチャリ通にしようと画策。だけど私のチャリは、もうかれこれ1年近く乗らずに放置されていたので、本番のチャリ通の前に、その調子の確認やら、気候と服装の確認やらをしておきたかった。というわけだ。

 ってことで、普段散歩をしている昼休みの時間に、チャリに乗って近くの川まで走り、さらにそこの土手の上をひたすら走ってみた。

 おお、気持ちいい。

 平日昼の土手は、まばらに人がいる程度。眼下に川を、遠くには街並みを臨みながら、広々とした空間のなかを悠々と走行できた。エンジョイサイクリングの一番楽しいトコはココ! って感じの走行だったんじゃないだろうか。

 さて確認事項だったチャリの調子はというと、ちょっと前輪のほうからカリカリカリカリと音が鳴っているような気がしないでもなかった。けど、まぁ走るは走るから問題はないだろう。

 服装面の確認も、ちょっと涼しいくらいの格好で出発したけど、すぐに暑くなってしまった。この分なら、チャリ通の時は気温の低い早朝になるとはいえ、ある程度ちゃんと漕いでさえいれば、寒さの心配もさほどいらなそうだとわかった。

 よしよし。チャリ通に向けて準備は万全だし、楽しかったし、ワースワース。

日記: 1月22日(2022年)

 まん延防止等重点措置がでたので、プチツー程度の近所走行へGO。

 となると・・・そう。行き先はいつもの相模湖。ただちょっと走りたいだけー、の時の相模湖。

 家で昼食を取った後に、ささっと行って、ささっと帰ってきた。

 この季節は、午後になるとすぐに太陽が低くなってきて、西向きに走るとまぶしくて前が見えなくなる。相模湖行きの場合は、往路が午後遅いとまずい。今回の午後1時半ごろの時間では、まだなんとか大丈夫だったけど、到着後の相模湖での写真は、低くなりつつある太陽の影響で、思いっきり逆光になってしまった。まぶしい。

 相模湖畔は、さすがにまん延防止措置下では人出も少なく、でもそのおかげで安心して寒空の下で冬の太陽を浴びるという、長閑なアウトドアのひと時を過ごせた。

 湖畔のベンチに座り、陽光に輝く湖面を眺めながら、自販機で買ったホット缶コーヒーを両手で包み、かじかんだ手をじんわりと解きほぐしていく時間は、穏やかで静かな、いいものだ。

 さて今回は、新しく買ったグローブのテストを兼ねて走ったわけだけど、寒さの底と言っていい大寒のこの時期でも、寒さ対策という面に関しては、従来グローブと同じかそれ以上の性能があった。少なくとも1、2時間程度なら十分走れる感じ。合格だ。

 ただ、サイズというか、型というか、その辺がきつめで硬めに感じられた。さすがに15年使ったグローブの馴染みっぷりと比べると、どうしても違和感、束縛感はあって、慣れるまでは少し操作がぎこちなくなってしまった。

 最も問題だったのは、指を伸ばす動作が引っかかること。バイクグローブは、もともとやや甲を曲げた「ハンドルを握った状態」の形状に裁断されているわけだけど、そこから「パー」の形に指を伸ばすときに、多少の引っ掛かりが感じられた。例えばとっさにブレーキレバーに手を伸ばすようなときに、ちょっと違和感があるというわけだ。これはよくない。

 それと手のひらの小指側の底に、耐衝撃用と思しき樹脂製のパッドがついているんだけど、それがハンドルを握る際に、硬質な感触を返してくる。そういうパッドのあるグローブを使った経験が今までなかったので、手のひらがコツコツとするたびに、「ん?」とこれまた違和感の元になった。

 前者は使っていって生地が馴染んでいくことで、後者はもうただ単に慣れていくことで、それぞれ問題としては小さくなっていくと思うけど、まぁ、今のところはそういう感じで、ちょっとだけだけど、しっくりは来ていない感じ。15年選手のグローブとのギャップは、やはりなかなか埋まらないわなぁ。

 ともあれ、防寒性には問題がなく、違和感も言うほど大きな問題ではないから、まぁ、一応現時点で85点くらいのスコアはあげられるかな。違和感が解消すれば、90点をつけられるだろう。

日記: 1月18日(2022年)


 年末年始に行った八王子周辺の2つのお城ツーリングの動画。

 ツーリングの意味的には、寒さ対策に装備したハンドガードの具合の確認と、初詣と、単なる寝正月回避との、3つがあった気分。

 ハンドガードは防寒具としてはまぁないよりマシかな、という程度。ハンドガードうんぬんよりも、前にここで書いたように、グローブがボロボロだったことのほうが問題だった。

 初詣ということについては、実はもともとは城攻めを考えてはいなくて、「初詣に八王子神社に行ってみよう」という部分こそが、ツーリングの発端だった。で、「八王子神社に行く」なら、「八王子城に行く」ことになるなら、「滝山城も行こう」となった次第だ。

 しかし、行ってみてわかったことは、八王子神社は立地が立地だけに、気軽にホイホイ初詣に行くのは難しいらしい、ということ。つまり少なくとも正月三が日だからといって混む合うような場所ではないらしい、ということだった。実際この日は1月3日だったんだけど、早朝だったことも手伝ってか、まったく人がいなかったし、正月特有の飾り気もまるでなかったし、要するに正月もクソもないという割り切った場所だった。ただその人気のない感じが、逆に静謐な気分で1年の始まりを迎えることにつながって、それはそれで悪くなかった。コロナ対策の面でも無敵な感じだったし。

 寝正月は無事回避できた。

日記: 1月13日(2022年)

 メガネのレンズを交換した。

 それがどうした。

 という感じではあるのだけど、今回はいろいろな紆余曲折がないでもなかったので記録しておく。

 【第1章:きっかけ】

 そもそものきっかけは、長いことレンズ交換をしなかったために、近眼の進行に今使っているメガネの度が追い付いていない、という当然の理由だった。

 どのくらい見えていないかというと、「運転中に前を走る車のナンバーの地域表示が読めない」くらいだ。うん、あぶない。

 【第2章:古いフレームの修繕を試みる】

 そこで新しいメガネを欲したわけなんだけど、ここで昔に気に入って使っていたフレームを、久しぶりにもう1度使いたいと思いついた。

 このフレーム、デザイン的には過去1、2を争うお気に入りだったんだけど、多用しすぎてツルの部分のメッキが一部剥げてしまっていた。ツルの部分なので、装着している分には見えないものの、外してよくよく見ると、少しボロくなってしまっていて、それで使っていなかった。

 このメッキを修復したうえで、レンズを交換できないかと模索した。

 【第3章:修繕をあきらめる】

 結論から言うと、ダメだった。

 街のメガネ屋さんに相談したところ、修繕自体はできなくはないものの、まったく同じ色になるかはわからず、刻印なども埋まってしまうかもしれないという話になった。そのため、現状の「わずかなメッキの剥がれ」程度のためにやるには、大げさな修繕になりすぎるかも、ということだった。

 なので、今回はまだ修繕しないでよいとした。もっと、もっとボロボロになったら、改めて考えよう。

 【第4章:レンズ交換はした】

 とはいえ、フレームのメッキ修繕とは別の問題として、度が進んでしまっているということはあったので、レンズ交換だけは行った。

 その際視力検査を行ったところ、「計測すると従来のメガネだと視力0.5程度しか見えていなかったはず」とのことだった。そら見えないわ。

 そこで数段度を上げたレンズに交換を依頼。ついでに少しだけ乱視もいれて、万全の構えだ。

 【第5章:明るい世界】

 そんなレンズ交換されたメガネで見る世界は、それはそれはくっきりはっきりしているというか、「人間の目はこんなにもモノが見えるのだ」ということを、久方ぶりに思い出させられることになった。

 街路の遠くの遠くまで見える。認知できる世界が違う。感動すら覚えた。

 もっと早く変えておくべきだったな。

 【おまけ】

 備考ながら今回入れたレンズの度数は球面で-6.75だかなんだか。以前は-4.5とかだった気がするんだけど・・・。近視の進行は恐ろしい。

日記: 1月11日(2022年)

 最近買ったバッグ紹介。

 5.11 TacticalのRUSH MOAB™ 6 (Black)

 購入の動機になったのは、去年から高い頻度でバイク旅(ドライブ旅)を実施している、ということだった。

 バイク旅をするのは良いんだけど、最近の私のバイク旅は、遠くを目指してバイクで走ってばかりというよりは、近場に行って、下車後にうろうろと行動する、という傾向が強くなってきている。そうなったときに、長く歩き回るためのそこそこ容量のあるバッグ、特にバイクウェアに合うアウトドアテイストのバッグを持っていない、ということに気が付いたのだ。

 元々、私はあまりカバンの類を持ち歩くのが好きではなくて、できればポケットに貴重品だけ入れて、手ぶらで歩きたいタイプの人間だ。今までのバイク旅でも、せいぜいシザーバッグのようなものを腰にぶら下げる程度で、基本的には手ぶらに近いスタイルで行動してきたし、それでなんら困らずにいた。

 でも最近のバイク旅では、前述のように運転よりも下車後の行動の比重が増してきていて、時にはハイキングに近い行動をとるようにもなってきた。そうなるとさすがに、今までの手ぶらスタイルでは軽装にすぎると感じるようになったのだ。自己責任の世界では、いざという時の備えは必要だし、最近は動画撮影にも娯楽を見出しているので、撮影機材を入れたりするスペースもあると便利だ。

 ってことで買ったのが、上記のバッグだ。

 ハイキングとか言いながらシングルショルダーかよ、って思うかもしれないけど、この辺は「バッグが必要というやむにやまれぬ事情」と、「やっぱりできるだけライトなスタイルでいたいという嗜好」とのせめぎあいの結果、つまり妥協点だ。目をつぶってほしい。

 ブランドやモデルのチョイスには、最近のAmazonプライムビデオでの視聴経験が、かなり影響している。この1、2年でアメリカの刑事ものや特殊部隊物のドラマを観すぎた結果、有名ミリタリーブランドのアイテムが欲しくなったのだ。5.11 Tacticalは、私の愛してやまないゲームであるDivisionシリーズでもおなじみのブランドなので、そういう点でもチョイスすることに迷いはなかった。世間的にダサいとかそういうことは、この際どうでもいいのだ。

 で、実際にしばらくこのバッグを使ってみての印象だけど、まずまずかな。

 しっかりしたブランドの、それなりの値段のするものだけあって、作りはしっかりしていて不安がない。縫製の粗いような個所もなくて、安心感がある。

 装着感は、シングルショルダーだし、やっぱりちょっとルーズかな。とはいえ、しっかりスリングを絞ると、かなり体に密着するので、シングルショルダーにしてはだいぶタイトにもできる。けど、そうすると背負ったり下ろしたりするのが大変なので、普段はスリングを緩めにして運用している。街歩きや、私がする程度の軽い旅行では、そのことで疲労感が増して困る、というようなシビアこともないから、問題はないだろう。

 容量は見た目よりない気がするし、でも無理矢理荷物を押し込もうと思うと案外押し込めたりもする。見た目より容量がない感じがするのは、内部の仕切りが多くて、広い空間がないせいだろう。生地が固く、広がりにくいので、一見すると本当に空間がないように見える。

 ただ、あくまでも広がり「にくい」だけなので、力で押し広げると、見た目通り程度には物は入るようだ。私はこういうパワー系バッグを使った経験があまりないので、そういう力業にまだ慣れていない。だから、いまいちまだこのバッグの容量感が自分で飲みこめてなくて、「この用事にはこのバッグで事足りるだろうか」という勘所がわかっていない。おいおい慣れていくと、そういうところもわかり、より適材適所的に、このバッグを使えることだろう。

 あとは見た目の印象だけど、これは思ったよりも良かった。背負った姿がなかなかシュッとしていて、シルエットがいい・・・気がする。私はどうも、自分のバックパック姿が好きじゃなくて、それはランドセルを背負った小学生感が出ている気が、どうしてもしてしまうせいなんだけど、これはそういうこととは無縁でよかった。

 ってなわけで新しいバッグを手に入れた私。なんだかんだで気に入っていて、このバッグを使うためだけに、ちょっと出かけたくなるような、そういう新鮮な感覚を楽しんでいる時期だ。