スターリング城すぐ近くにあるピンク色の建物が、アーガイルズ・ロッジングだ。日本語でいうとなんだかわからなかったので、カタカナ英語そのままの名称でご紹介。アーガイルという、昔のお偉いさんの邸宅かなんかのようだ。
ここはスターリング城の入場券があれば無料で入れるというので、しめしめとばかりにスターリング城からの帰路に立ち寄ったんだけど、あいにく入場することはできなかった。正確に言えば、入場しようと思えばできたのだけど、時間の都合でできなかった、ということになる。
顛末はこうだ。
・アーガイルズ・ロッジングに向かった
・入口で止められた
・「ガイドツアーで案内するから開始時間を待て」
・待つだけの時間はない
・帰る
という流れである。ま、仕方がないですな。入口で写真だけとって、おさらばした。トホホのホ。
さて、以下は余談だけども、ここで面白かったのは、入口で制止して「ガイドツアーの開始を待て」といったおじさんだった。
このおじさん。この旅行で遭遇した現地人の中でも、群を抜いて訛りのキツイ人で、正直何を言っているのか全くわからなかった。かろうじて聞き取れた重要な単語を抽出すると、ひたすら「ワイト・フォー・ゲイト」と言っている(冠詞がついていたかもしれないが聞き取れない)ようだった。
さて私は考えた。しかし「ワイト・フォー」の部分は、おそらく「Wait for」ではないかと推測できたんだけど、「ゲイト」が全くわからない。普通に考えると「ゲイト」は「Gate」で、「城門で待て」かとも思ったんだけど、それにしては文脈がおかしい。「Wait for gate」じゃあ「城門『を』待て」になってしまう。
で、10回くらい聞き返した挙句、「ゲイト」は「Guide」であり「ガイドを待て」だとわかったんだけど、いやー、難解だったよ。こんなに難解だったのは、前回の訪英時の入国審査で「アイ・ダイ?」と言われたとき以来だ。ちなみに「アイ・ダイ?」は、「I die?(私は死ぬ?)」ではもちろんなく、「Eight days?(エイト・デイズ?:滞在は八日間?)」だった。