ミッションで遠距離を走らされて、移動手段を考える時が来たと切実に感じた。
ってことでウマを買いました。
街の厩舎で500gだったかな。クモ換算で20匹も倒さず買えるお値段で、思いのほかリーズナブルだった。もっと早く買っておけばよかったよ。
ウマはUO(※私のプレイしていたころ)よりもゲーム的になっていて、召喚魔法のように呼び出す仕様だった。戦闘に入ったり、採集をすると自動的に消える。また呼び出せば出てくる。便利だ。
裁縫クエストを終えた私。しかし、よくよく考えてみると、別にお針子さんになりたいわけではなかった。
ってことで、早々に裁縫屋周辺を離脱し、Elder Villageの街を探検してみることにした。
この街は田舎だったHelmに比べて、格段に人が多い。雰囲気はオシャレな森の都といった雰囲気。エルフがいそう。Helmはドワーフがいそうな街だった。
そんな街だから、魔法使いのトレーナーもいた。Helmにはいなかったような気がするが、これを探していたのだ。
UOの経験からすると、やはり魔法の知識は必須だと思える。トレーナーに習えば、30まではスキルが上がるということも、裁縫の経験で分かった。
ということで、魔法の手ほどきをしてもらった。魔法の習得クエストは、すべて街の中で完了する簡単なものだった。
強いて難点を挙げれば「スペルブックを買う」っていうステップがあったことかな。スペルブックのお値段は200g。買えない額ではないけど、全財産が1000gの駆け出しの私にとっては、少しだけ痛い出費だった。下水のクモ10匹分だ。キャラメイクで魔法スキルに振っておけば、初期装備で持っていたのかもしれないな、これ。
ともあれ、これで魔法の基礎は学んだ。そしてここまでで戦闘、魔法、生産の基礎は全て押さえた。
ここからが本当のスタートだ。
そこで指示通りにコットンを集め、さらにそれを街の裁縫屋に報告し、言われるがままに拾ったコットンを利用していくつかの裁縫作業をこなすと、簡単に裁縫クエストは終わった。
報酬は裁縫スキル30だ(あと何か素材かな?)。
なるほど。このゲームは各スキルの初期クエストをこなせば、そのスキル値は30にまではなるのか。・・・となると、あまりキャラメイク時にスキル配分こだわることもないのかもしれないな。
裁縫クエストは終わったものの、その過程で得た大量のコットンが余っている。どうしたものか、と思っていると、裁縫クエストで話した裁縫屋が、裁縫の受注生産(Craft Order)を受け付けていることに気が付いた。
言われたとおりの品物を作り、納品すれば、お金になるようだ。
ってことで早速トライ。
話しかける。好きな依頼を選ぶ。依頼書を受け取る。依頼通りの品物を作る。品物を依頼書に合体させる。提出する。
簡単だ。
結果は、いくばくかのお金と、裁縫レシピだった。なるほど、レシピはこうやって増やすんだな。
しかし、今回受けた受注生産は、制作物の難易度が低かったせいか、スキルアップには全くならなかった。スキルが上がる難易度の依頼を選ぶか、レシピやお金のためと割り切るかしないとダメなヤツかもしれないな、これは。
裁縫クエストのために、Elder Villageなる街を目指す私。
ミニマップに記されたマーカーを追ってたどり着いたのは、GatekeeperなるNPCと、いかにも魔法的な建造物だった。
ははーん、なるほどね。
さすがにゲームキャリアが長いので、察しは簡単についた。おそらくこれは転移装置だな。
そう思ってGatekeeperに話しかけると、さもありなん。Gatekeeperは「どこへ行きたいか」的なことを言い出し、行き先のリストが表示された。リストの数をみるに、すべての街に行けるというわけではなく、テレポートネットワーク(?)の隣接するところまでしか行けないのかもしれない。
今回の目的地は、前述したように、裁縫クエストで指示されたコットン畑のある街、Elder Villageだ。
幸い、HelmとElder Villageは隣接していたようで、リストにもその名はあった。
Gatekeeperに行き先を告げ、転移装置をくぐる。
するとそこはElder Villageだった。