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LiF: 原始人からの中世ライフ

 Life is Feudal: MMO。

 中世欧州を再現する、MMOサンドボックスゲームだ。そのオープンベータテストが始まったので、1日遅れくらいで少しだけ参加してみた。

 ちなみに、このオープンベータテストは、いわゆる「有料ベータ」のようだ。製品版のパックを買うか、MO版のLiFを持っている人しか参加できない。「オープン」なのかといわれると微妙なラインだ。

 私の場合MO版を持っていたので、その権利で参加してきたということになる。そうでない人は、最低で3000円強の投資が必要なようだ。ちょっと他人様にはおススメしにくいのが残念だ。いまのところ3000円の投資に見合うかは明言できない。

 プレイを開始すると、まずキャラメイクから始まった。

 キャラメイクでは人種、皮膚の色、顔、化粧、髪型、髪の色、髭、髭の色、といった見た目の設定。それにステータス値、生産スキル値、戦闘スキル値の初期値の設定。といったことを行う。

 見た目は、どの項目も用意された3パターン程度の中から選ぶだけなので、組み合わせそのものはいろいろできるものの、似たり寄ったりの見た目にしかできない。どうあがいても小汚い生き物しか出来上がらないので、努力は無駄だ。

 一方、ステータスやスキルのほうは、よくわからないな。どの数値が何に影響するのかがわからないので、どうしていいのかよくわからない。せめてマウスオーバーしたら、簡単な説明文くらい出してほしいものだ。「こいつは物知りにしよう」とか「こいつは職人っぽくしよう」という、自分のイメージになんとなく沿わせられる程度だ。

 キャラメイクが終わると、いざゲーム開始となる。

 ゲームが始まると、まず初心者島に転送される。そこでチュートリアルに従って、移動、調査、採取、加工、といったことを覚えていく仕組みになっているようだ。

 ただ、あんまり初心者島で頑張っても、メインランドに移動すると、持ち物はいったん没収されてしまうらしい。なので操作を覚えたら、あまり初心者島で頑張らずに、速やかにメインランドに移動したほうがいいようだ。

 こういったことは、先行してプレイしていた友人に教わった。そしてこの日は時間もあまりなかったので、この友人に出会うことを目標にプレイしたんだけど・・・。

 これが、なかなか会えない。

 世界が広いうえに、メインランドのどこからスタートするかがランダムという仕様だからだ。今回は幸いにも、スタート地点自体は比較的近かったものの、それでも1時間近く走って、やっと巡り合えるというありさまだった。カラナ平原も真っ青。これは、広いわ。

 海岸沿いの彼方に、こちらに走ってくる友人の姿を見た時には、感動したね。「おおお、やっとか!」「いたー!」。そして出合い頭に右フック! どぅりゃぁ! あちらも反撃! どぅふ!・・・ふふ、与ダメージでは勝ったぜ・・・。

 しかし・・・うーん。

 感動の対面ではあるんだけど・・・間近に寄って並んでみると、二人ともルックスがひどいな。半裸に胸毛ぼーぼー。中世どころか原始人に近い。このままでは、とても自キャラを愛せない。はやく文明化して服や持ち物を整えなければ。

 そんな思いを胸に、中世生活初日は合流するだけで幕を閉じたのでした。今後は、本拠地を決めて、本格的に集落の造成開始・・・かなぁ。