カテゴリー別アーカイブ: Life is Feudal: MMO

LiF: ラッシュの終わり

 一気にブームの沈静化が進んでいるLife is feudal: MMO。

 かくいう私も少々、というか、かなり熱意が衰えつつある。その辺の心情を吐露してみたい。

 まず、そもそもの状況として、キャラがおおむね完成してしまった、ということがある。

 今まで何度も述べてきたように、私のこのゲームの遊び方の根幹は、街づくりというよりもキャラづくりだった。キャラのスキルが上がっていくことが楽しく、それによってできることが増えていくのが楽しかった。

 しかし、いまやメイン、サブ、ともに上げている生産スキルは100、あるいは90代後半まで到達し、戦闘に関しても非戦闘民族としては十分な値にまではなってしまった。完成度で言えば、自分の中では90%以上と言っていい。できることが増えるということももはやなく、キャラづくりという側面に楽しみを見出すのが難しくなってきてしまった。

 それと同時に、サブスクリプションが切れた、という状況がやってきた。

 サブスクリプションがある間は、完成度90%のキャラであっても、Power Hourを消費しないともったいない、というような精神でログインし、完成度90%を完成度90.1%にする、というような活動に精を出せた。でも、そういうモチベーションも、ついになくなってしまった。

 これらの状況が相まって、ゲームに楽しみを見出しにくくなってしまったのだ。

 また、時を同じくして、自分が倒れた。

 風邪をひいて数日間プレイしていなかったら、LiF世界で頑張ることが、なんだか割とどうでもよくなってしまった。のんびりスローライフゲームだから、取り残され感を感じるゲームではない、というのは幸いだったけど。

 そしてそんな中で、とどめを刺すようにして、さらにヤツが来たのである。そう、モンスターハンターワールドだ。

 私はプレイしていないから関係ないし、ひょっとしたら別の理由なのかもしれないけど、とにかくこのタイミングで何人かのメンバーがログインしなくなった、あるいはログイン率が低下した。風邪から復帰してみたら、Discordにいる人数ほどは、LiF村には人がいない、という状況になっていた。

 と、まぁ、こういう複数の要素が組み合わさった結果、LiFラッシュは終焉を迎えつつある。

 LiFは基本的にはサブスクリプションが切れていても、中世生活を楽しむのには支障はないゲームだ。今後はポストラッシュ期に移行して、ログインしなかったりログインしなかったりログインしたりログインしなかったりしながら、ほかの主力MMORPGが登場するまで、のんびりとLiFと付き合っていけばいいかな、と思っているよ。

LiF: チャイナ包囲網と森林警備隊

 最近、我々の拠点は中国系のギルドに包囲されている。

 もともとは、友好的な中国系ギルドMが1つ、南隣に存在しているだけだった。

 しかしそれが呼び水になったのかどうなのか、その後、南東に新たに大きな中国系ギルドP1が出現し、時を同じくしてさらに東にも、同系列と思われるギルドP2が出現した。

 そして先日、さらに北にまでも中国系ギルドTが出現するに至り、我々のギルドは海がある西側以外の全方位を、中国系ギルドで囲まれるという事態に陥ってしまった。

(情勢概略図)
 海 T
 海 ⇓
 海 自 ⇐P2
 海 ⇑  ⇖
 海 M  P1

 しかも悪いことに、ギルドM以外の3ギルドは素行が悪い。

 特に新しく現れたギルドTに関しては、今まで我々が依存していた粘土の産出地を占有する位置に、いやがらせのようにモニュメントを建てたため、我々の生活を直撃するダメージを与えてもいる。

 これに対抗すべく、外交や同盟関係の再構築、さらには武威行動をも行ったものの、人数やこのゲームのシステムの問題もあって、なかなか解決しそうにない、という情勢だ。

 困ったものである。

 さて、皆が寝静まったある夜のこと。

 私がせっせと領土内の外縁部付近で内職をしていると、カツーン、カツーンと木を切る音が響き渡った。

 おや、誰だろう? この時間に木こりをしている身内がいるとも思えないが・・・。

 一応VCで確認してみるも、やはり木こりをしているという身内はいない。

 これは・・・森ハラス(相手の領土近辺の木々を乱伐し資源・経済にダメージを与えるいやがらせ)かもしれない。そうだとしたら・・・許せぬ! 森林警備隊出動だ!

 クロスボウを手に、木こりの音が聞こえたほうへ忍び寄ってみると・・・やっぱり、いた!

 領土の際ギリギリ(写真参照)に、伐り倒した木材を今まさに担ごうとしている、怪しい人影を発見した。

 ヤツの足元には2つの丸太。そしてその周囲には、まだ育ち切っていないMediumの木々とその切り株。Mediumの木を選んで伐っているあたり、明らかにいやがらせ目的だ。卑劣漢と言わざるを得ない。

 カーソルを合わせてみると赤い名前。例の中国系ギルドP2のメンバーである。容赦はすまい。

 制裁を加えるべくいそいそとクロスボウに矢を込めると・・・あちらもこちらに気が付いたようだ。担いだ木をおろしはじめた。逃げようとしているのだろうか。

 逃がすか!

 バシュ!

 You have hit XXXX in head for 115.60 of slashing damage. Speed bonus 80.

 115.60ダメージ! いいの入ったー!

 ・・・ってあれ? 敵が消えたぞ。当たった瞬間に敵が消えた。・・・消し飛んだのだろうか。

 まぁ、とにかく悪漢は消えた。これで懲りてくれるといいけど、懲りないんだろうな。

 森林警備隊の戦いは続く。

LiF: 農業体験

 農業をしてみた。

 といっても、農業を本気でやるつもりはさらさらない。ただ、このゲームのシステムで用意されている様々なことは、なんでもひととおり体験しておきたい。そんな単純な好奇心の一環として、試しにやってみた次第だ。

 その程度の動機なので、ギルド領域内や隣接した耕作地を使うわけにもいかない。貴重な耕作予定地を占めるのは気が引けたし、なによりも、まかり間違って農業労働力にカウントされてしまったら、大変まずいことになりそうだ。

 だから無人の荒野をこっそり切り開いて、そこに自分の農地を開墾していくことにした。墾田永年私財法の精神だ。

 場所は自陣と友好ギルドとのちょうど中間地点当たり。森林が途切れて、特に使い道もなさそうな平野が広がる手前あたりを選定した。

 そこにPersonal Claimを打ち立てて、いざ耕作開始だ。

 ・・・の前に、まずは種を得ないといけない。なので、さかのぼること1日前より、せっせと種集めを敢行しておいた。Farmingスキルも上がって一石二鳥だ。

 同じところから搾取し続けたせいか、しょーもないクオリティの種しか集まらなかったけど、体験したいだけなのでクオリティはどうでもいいだろう。これで種は用意できた。

 そして今度こそ耕作開始だ。

 まずClaimのサイズを少し広げておくことにした。Claim直後の3×3の9マスから、4×10の40マスに一気に拡張だ。

 維持費と趣味のために工面できそうなお金とを勘案して、このサイズにした。9マスでは小さすぎるし、かといって大規模に農業を行って大きな収穫得たい、というわけでもないから、このくらいでいいだろう。縦長にしたのは、もともとの地形の高低差の都合だ。

 そして整地を開始する。

 でこぼこでも種は蒔けるのかもしれないけど、ここはスタイルにこだわりたい。たかだか40マスなのでそんな苦労はないことだし、一律同一面になるように整えた。

 で、いよいよ種を蒔こうとしたんだけど、あれ、蒔けるタイルと蒔けないタイルがあるぞ。

 ここで思い出した。そういえば農業班は土がどうのこうの言っていたな。

 あらためて表面がFertile Soilになるように整地をし直すと・・・おお、種が蒔けたぞ。

 前日までにとっておいた種の中から、FlaxとWheatをテキトーに蒔いて、とりあえず初めての農業は完了した。

 あとは時と雨とを待つばかり。種も土も低クオリティだから出来映えには期待できないものの、それでも収穫の時には満足感が得られるに違いない。楽しみだ。

LiF: 高名な剣術家

 Swordsmanがスキル90になった。

 戦闘スキルを90にしたのが初めてだったので知らなかったんだけど、戦闘スキルの場合と生産スキルの場合とでは、スキル値90で得られる称号が違うんだね。

 生産スキルの場合はスキル90で「Master ○○」になる。100になれば「Grand Master ○○」だ。

 これが戦闘スキルの場合「Well-known ○○」になるようだ。高名な○○。ご高名はかねがね。かねがね。

 今回はSwordsmanを上げたので、称号は「Well-Known Fencer」になった。わざわざ称号のルールを生産スキルと変えるのも芸が細かいし、Well-known “Swordsman”ですらない、というところにひねりを感じる。こういう小技にグッとくる。洋ゲーの面目躍如という感じだ。

 実用面でのSwordsman 90の特徴は、といえば、やっぱり「盾を構えたままダッシュできる」というものだろう。これとSwordsman 60のシールドバッシュを組み合わせれば、シールドチャージの真似事ができる。イカス。なお、射程とラグとの関係で、なかなか当たらない。というか全然当たらない。ガッデム。

 ともあれ、そんなわけで剣術が得意になった。

 革鎧を着ている自称狩人のくせに、弓よりも剣がスキル値では強くなってしまった。弓スキルが追い付く遠い未来の日までは、「アンドロメダ瞬は鎖キャラのくせに鎖を使っているときより素手のほうが実は強い」のと同じような、無意味な隠し芸キャラに設定しておこう。

LiF: ナガモノいろいろ

 サブキャラでMilitia系列のスキルを上げてみた。

 上げたことには特に理由はない。サブキャラは生産用のキャラなので、戦闘に駆り出す予定もないんだけど、週末に時間が少々あまったときに、消費すべきPower Hourが、サブキャラの戦闘スキルくらいしかなかったので、「使わないともったいないかなぁ」という微かな貧乏性を理由に、ガーッと上げてみた次第だ。

 上げる系列をMilitiaにしたのには、仲間内にMilitia系列を上げている人があまりいなかったので、どういったものか見てみたい、という単純な好奇心が主なところだ。

 どうもMilitiaというとパンチとか、生産器具で殴るイメージしかない。Militia系列のもつ本来の属性であるところの、「ナガモノ類」の見た目や性能は未知だった。ぜひ知りたい。

 ってことで、Militia系列を一気に60-60-60にまで上げた。

 その中で、いろいろな槍やポールアームを作り、使ってみることになったので、それらを上掲の写真で一覧するとともに、少しだけ紹介したい。訓練用に屑鉄で作ったものも多いので、品質や耐久度はばらばらだけど、気にしないように。

 写真の上の4つはSpearmanのもの、下の4つはGuardのものになる。以下、ダミー人形相手に使ってみた感想などをつらつらと述べて締めとしよう。

  • Boar Spear: 普通の槍。スキル0で使えるSpearの上位互換。突きのみが強い。射程は他の2Hと同じくらい。
  • Short Pike: 対騎馬槍。操作が独特。突きを行うと、地面に石突きを固定して、その場で待ち構えることになり移動ができなくなる。そこに騎馬が突っ込んでくると大ダメージのようだ。スイングや振りかぶり操作も、構え状態では移動不可になり、リリースするとゆっくりと前に突くという動作になる。大人数で待ち構えるための武器のようだ。
  • Awl Pike: 普通の槍。Boar Spearとほぼ同性能のような気がする。軽くて要求STRが低いので、非ガチ戦闘勢の護身用にはいいのかもしれない。
  • Bec de corbin: どちらかというとポールアーム。ベック・ド・コルバン(鳥のくちばし)と読むらしい。ダメージは低めながらも全モーションがPierceダメージなので使い勝手はよいかも。
  • Glaive: なぎなた。Guardの武器全般に言えるけど、同じ両手武器であるAssaulter系列の武器に比べると、要求STRが低い。使いやすい。
  • Partisan: 見た目は槍。実態は斬ってヨシ突いてヨシの万能選手。でもどれも中途半端な器用貧乏。見た目がなかなか格好いい。
  • Guisarme: Partisanとどっこいどっこいの性能。スキル60に配置されている割には特徴がない感じがする。形状的にもスイングか振りかぶりのどちらかをPierceにするとか特徴が欲しかった。
  • Pole Axe: いわゆるハルバード。謎のChoppingダメージ武器。つまりどういうことなのかはよくわからない。今回の8種の中では唯一、要求STRが40を超えて装備者を選ぶ。