日記: 9月29日(2016年)

 The Crewのメインシナリオをコンプリートした。

 ということで感想回。

 【無料のうちにDLしておこう】

 非常に面白かった。このクオリティのゲームが期間限定とはいえ無料とは、太っ腹にもほどがある。まだDLしていない人は、10月11日までにDLしておくことを強く推奨する。

 【気楽なレースゲーム】

 正直、私はレースゲームは苦手だった。ひたすら同じコースを周回して、じわじわと自己新記録タイムを上げていってやがてクリアする、というストイックなジャンルであるという印象があって、そんな修行僧のようなことはできないぞ、と思っていた。

 そういうとっつきにくいレースゲームを、The Crewは「うまくとっつきやすくしている」という点が、最大の特徴だと思う。

 そのための工夫の1つはシナリオ、1つはレベル、1つはバリエーションだ。

 【シナリオドリブン】

 このゲームは、同じコースを何度も何度もプレイして、プレイヤースキルを磨く、というゲームではない(少なくともメインシナリオをするだけなら)。

 ほぼ1度限りのコースを、シナリオに導かれて走る、というゲームだ。だから飽きにくいし、次はどういうシナリオだろう、どういうコースだろう、という「先の見たさ」でどんどん走っていける。アトラクション感覚で遊べる。

 【難易度≠レベル】

 レースゲームで遊ぶ際に、クリアが難しいからといってゲームそのものの難易度をいじってしまうと、たとえクリアできたとしても、なんだかチートしたような気分になってしまって、心からクリアしたような気分にはなれなかったりする。

 しかしThe Crewの場合、そもそもゲームの難易度を変える仕組みがない。その代わりにドライバーや車をレベルアップさせるという仕組みがある。1度挑んできつかったコースも、少し上級なパーツをあつめて車のレベルを上げてやることで、簡単にクリアしやすくできるわけだ。

 やっていることは相対的に「ゲームの難易度を下げている」ことと同じなんだけど、ゲームの仕組みの中で工夫をしていることなので、チート感を感じないですむ。それが大きい。チート感を感じずに、でもストイックなプレイヤースキルの研鑽などはせずに、ちゃんとクリアしていけるのは、実にライトゲーマー向きで好感が持てる。

 【バリエーション】

 シナリオに導かれるままに、いろいろなジャンルのレースを行っていくことになる。

 ストリートレースから、ダート、道なき道をいくこともあれば、サーキットを走ることもある。対向車もあれば、警察車両に追われることもあれば、ジャンプ台で飛ぶこともあれば、競争相手の車両を体当たりで破壊することを求められたりもする。

 車でできる遊びを網羅した「レースゲームのテーマパーク」といった風情なので、飽きにくい。

 【残念な点もないではない】

 1番残念なのは、豊富な車種があるのに、それらを使い分けたりすることなく、ほぼ1車種しか使わないままに、シナリオが終わってしまう、ということだ。いろいろな車種をとっかえひっかえ使ってみて、気に入った車種をカスタムして、自己満足にひたる。そういうコレクター嗜好の追求が、シナリオエンド後の余生の楽しみにとどまっている感がある。もったいない。

 ファストトラベルが便利すぎるのも、ドライブゲームとしてはどうなんだろうな、と思わないでもなかった。はっきりいって私はファストトラベルを多用したけど、多用しながら「コレは邪道だな」と思っていた。連続使用制限とか、道路意外には飛べないとか、なんらか縛られて不便だったほうが、ゲーム体験は濃くなったかもしれない。

 自分のキャラがいまいちかっこ悪いのも、私としては大減点だ。キャラメイク機能でもあれば、没入感は数倍だったろうに。とはいえこの辺はRPGerの発想であって、レースゲーマーにとってはどうでもいいのかもしれないけどね。

 【ってことで】

 DLCを買うともう少しできることも増えるようだけど、面白かったのはメインシナリオだったわけで、それが増えないDLCはそんなに魅力を感じないかな。今のところ。バイクには乗ってみたかったんだけどね。

 なので、もうちょっと遊んだら、一気に稼動頻度は下がりそうだ。

 でも、かなり好印象だったので、短期間だったとはいえ、このゲームの私の中での地位は高い。レースゲームは好みじゃないという人にこそ、是非お勧めしたい。

 Fly!はThe Crewを応援しています。

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