月別アーカイブ: 2005年10月

EQ2JE: ’05/10の近況

 今日未明、EQ2のLU#13に伴うExpボーナス期間が終了した。私も、この3連休を利用して、手持ちの3キャラを、そろってLv30越えさせるべくちょっとだけ奮闘し、なんとか11日夜に、3キャラ目のアサシン(いや、ファーストキャラなんだけど)も、Lv30にすることができた。うーむ、Lv26から30までに数ヶ月かかるとは、このキャラ作成時には予想だにしなかったよ。うれしいかぎりだ。

 とはいえ、以前のエントリーでお伝えした、SHDがLv30になったときとは、すっかり時代が変わってしまったなぁ。Lv30になったから劇的に世界が変わる、というような10レベルごとの格差もゆるくなってしまったし、3人目であることもあってか、Lv30到達の喜びも控えめにならざるをえない。Lv28→29も、Lv29→30も大して変わらないのが今のご時勢。とりあえず数字のキリがいい、というにとどまっている。

 さて、LU#13なEQ2JEを1週間遊んでみても、LU#13に対する印象は、前回のものと変わっていない感じだ。次のステップが遠のいて、今の(または過去の)狩場に長く留め置かれること以外では、あまり悪い印象はなし。ソロでも、相手やクエストを選べば十分遊べるし、すでにExpの入らない状態だったゴミクエストが、再びExpの入るものになって、ジャーナルの消化が楽しくなったくらいだ。もちろん適正レベルに近いものは、かなり達成が困難になってしまったけど、グループを募れば全然達成可能なんだし、ゆっくりやっていけばいいかな、と思っている。今までのノーラスが安全すぎたのだ、うむうむ。

 で、今後の目標は、
  ASN: PGT入手
  SHD: グールベインの復元
  NEC: ……。

 む。NECの目標がないな。NEC自体は面白いんだけど、アイテムに対する依存度が低いせいか、なかなか欲望を刺激してくれない。EQJEでWIZをしていたときもそうなんだけど、どうもキャスターでは、装備を整えることに燃えることができないのだ。タンクやアタッカーだと、あっという間に物欲のカタマリになれるというのに…。そのせいかログイン前の「今日はこういうことをしたいぜ!」という発想を、あまり想起させてくれないキャラなため、NECでログインすること自体が、他の2キャラに比べて少なくなってしまいがちだ。自然、「SHDでもASNでもやることがない時専用キャラ」となってしまうのだ。大丈夫かなぁ。

 昨日は、ギルド初の新人が入ってきたし、週末のイベントも続々計画されているし、にわかに盛り上がってきた今日この頃。テキトーにごまかしながら3キャラを同時に育てていくプレイスタイルを、どこまで続けられるのかが見ものである。

日記: 10月9日 (2005年)

 私は外出時に、よくデジタルオーディオで音楽を聴きながら、歩いたり、電車に乗ったりする。別段音楽好きというわけでもなく、どちらかというとミュージックシーンには疎い部類なんだけど、「ただ歩く」「ただ電車に乗る」というのがすぐ苦痛になるので、気を紛らわすためにデジタルオーディオに頼ることが多いのだ。

 さて、今日も今日とてデジタルオーディオを酷使する生活を送っていたところ、どうにもイヤホンの調子が悪い。音へのこだわりが薄いから、これまでは長いことデジタルオーディオについてきた、付属品のイヤホンを使っていたんだけど、こいつがとうとう寿命になりつつあるらしい。どうやら配線が左右の耳に分岐するあたりで断線しているらしく、分岐点を指でグリグリしてやると、右側の音が聞こえるようになったり、聞こえなくなったりする。

 ってなわけで、イヤホンを新調することにした。特に下調べもせずに家電量販店へ直行し、イヤホン、ヘッドホン売り場に突撃した。

 到着してみると、あるわあるわ、普通のイヤホンから、密閉型のイヤホン、ネックストラップのついたイヤホン、イヤークリップ型のヘッドホン、普通のヘッドホン等々が、所狭しと壁にかけられている。うむ、なにが良いやら、全くわからん。

 そんな中で私の目を引いたのは、「コードの巻き取りができるイヤークリップ型のヘッドホン」だ。前述の通り私は「音のコダワリ派」ではないので、音に関しては「聞こえさえすれば」比較的なんでもいい。それよりも、コードの巻き取りというサイバーでメカニカルな機構に心を奪われてしまったのだ。実用面でも、今まで散々からまりあうコードと、その分解に心を砕いてきただけに、コードを巻き取って収納できるというのは、非常に有用なように思えた。

 というわけで、「コードの巻き取りができるイヤークリップ型のヘッドホン」を購入。周囲の音をシャットアウトでき、鮮明に音が聞こえそうな、密閉型のイヤホンにも心が動いたんだけど、結局メカニカルなイメージに負けた結果による購入となった。2800円也。

 で、使ってみたんだけど……む、失敗だったかも。

 巻き取りは面白いし、実際に絡まり事件も発生しなくて、非常に使用感がいい。んだけど、肝心の(言ってることが違うけど)音が悪いのだ。正確に言えば、音が悪いんじゃなくて、小さい、ということになるかな。私の音への最低限のコダワリである「聞こえさえすれば」さえ、クリアできていないのだ。今までのイヤホンと比べて、とにかく音が聞こえない。

 開放型のヘッドホンだから構造上仕方がないんだろうけど、内外の音の遮断性が非常に低い。周囲の騒音を通しやすいせいで、少し騒がしいところへいくと、すぐに外部の騒音で音楽がかき消されてしまうし、かといって聞こえるレベルまで音量を上げると、これまた音を通しやすいせいで、すぐに周囲に音漏れしてしまう。要するに、喧騒の中で使用するのに全く向いていないのだ。

 おもな使用場所が、1)電車の中、2)住宅街を徒歩、である私にとって、使用場所の半分を占める電車の中での使用感が、事実上大幅に劣化する結果となってしまった。絡まり事件の防止だけでは、到底ゼロサムにはならない、残念な結果といえる。

 うーん、チョイスをミスったかなぁ。ま、とりあえず使い続けてみるけど、次に壊れたら密閉型のイヤホンにしてみようかな。

EQ2JE: LU#13雑感

 昨晩LU#13なEQ2JEで3時間ばかし遊んでみた。使用キャラはアサシン。

 案の定変更の嵐。内容的には「数値上はnerf」というものが大半だったおかげで、ギルドチャットではネガティブキャンペーンが絶賛進行中。私はというと、アサシンに限って言えば、対強敵ソロ能力低下(カイティング)、対雑魚ソロ能力向上(殴り殺す)、グループ能力向上(dps向上)という感じで、不満点があまりない。おかげで不幸自慢大会にも参加できず、残念な限りだ。

 さて、わずか3時間の経験でえらそうに述べる。読め。

 ワールド全体の印象としては、モンスターの能力が全体的に底上げされていて、たとえば今までLv20~30向けだった場所が、Lv25~35向けになっている(あくまで例。数値はテキトー)といったふう。そのため今まで倒せていたモンスターにえらい苦戦したり、敗北を喫したりというシーンが多く現れているようだ。この辺にまず、数多く噴出している不満の一端があるらしい。ようするに、「モンスターが強くなっている」=「キャラクターが弱くなっている」、という不満。

 これはもう、「世界のルールが変わったんだな」ということを、我慢・納得できるかどうかが全てだと思う。実際は、本当のキャラ能力、すなわち能力対報酬比、時間対報酬比は余り変わっていない…はず。なのだけど、今までオレンジ色をサクサク狩れたのに、今は青が精一杯、というのは事実だし、それは外形的にはキャラクターの弱体化に見えてしまうので、多くの人にとって「キャラが弱くなった」という結論になってしまう。だけど、結果得られる報酬に差がないとすれば、「ゲームバランス」という観点では変更ないとみなすことができる。クエストの進行が大変になってると思うから、そういう部分では報酬が低下してるけどね。それ以外で、本当に報酬差がそんなにないのかは未検証だけど、すくなくともSOEの口ぶりからはそう思えるし、そこを大幅に変更するほどSOEもヌケてはいないはずだ。

 とはいえ、数値だけでゲームをするわけはなく、たとえば「新しい場所に行く」というような、数値では得られない大きな楽しみを、一時的にとはいえスポイルする結果になっているのは、重大なマイナスポイントのように思える。同じように、「今まで倒せていたのが倒せない」というのも、結果報酬はどうあれ、心理的にうれしいものではないはずだ。ルールの変更をしぶしぶ認めたうえで、かつ、すでに通り過ぎたはずの場所やモンスターにいちいち舞い戻って、新鮮味のない狩りをまたしばらく続ける事を強いられる。これは不満を持つべき、SOEが顧客に与えた「痛み」だと明言できる。

 さて、これとは別の問題として、クラスごとの変更に関する問題がある。これは要するに「特性の変更」であって、「総力の低下」ではないので、他のクラスやLU#12の頃と数値比較して「総力として弱くなった」という不満は往々にして早とちり、勘違い、感情論の類だと思う(モンスターと比較して「弱くなった」という主張に関しては前述の通りで、一面正しく、一面誤りといえる)。たぶん、「違うクラスになった」という不満が正解となる問題だ。もちろん、その「特性の変更」によって、立場が主力からサポートになったり、戦闘行動が単調になったり、完全なバランスを取れるわけもないから、若干総力が上下してもいるだろうけど、それはまた別な、ミクロな問題としてここでは扱わないことにする。

 で、ざっと変更点を眺めてみると、この種の変更は大きく2種類に分かれているように見える。

 1.世界のルールの変更に伴う、数値の見直し
 2.クラスの個性を鋭角にするための、特徴づけの強化

 1.で代表的なのは、アーツのダメージ量/ヒールの回復量の全体的な低下だ。ようするに「そういう値でバランスをとることにしました」というだけの変更というもの。今までよりも低下してるけど、結果報酬は余り変わらないケース。我慢・納得できるか次第なのは前述通り。

 2.で代表的なのは、アサシンのステルス時のDPS強化や、フューリーのDD強化で、どのクラスもそのクラス名が持つイメージに近い方向に変更が加えられている気配がある。この辺については強化だろうが劣化だろうが、イメージでクラスを選んだ「夢見るロールプレイヤータイプ」には不満がなく、キャラ性能でじっくり選んだ「堅実なネットゲーマー」には不満が多い。前者は「こうなるはずだよね、うん」と思い、後者は「こんなはずじゃなかった」と思うわけだ。持ちキャラのアサシンが上方修正気味だから言うわけではなく、私はイメージで選ぶほうなので、クラスの持つイメージにより近づいた今回の変更は、悪くないように思う。欲を言えば遠隔アーツをもっと減らして、ステルスアーツを増やしてくれると、私の持つアサシンのイメージにさらに近づくんだけど、その辺のイメージは人それぞれだからいいとしよう。

 でもこの変更は、「こんなはずじゃなかった」と思う人を、多数生み出してまでする必要がある変更だったのかは、正直なところ微妙だ。私はこういうトンガった変更が好きだけど、一般受けという観点で考えれば、もう少しフレキシブルに変化させてもよかったように思う。

 うーむ、ま、3時間のうちに直面した、マクロな問題はこのくらいかな。あとはこまごまとした仕様の変更がいっぱいあって、ユーザビリティが上がったり下がったり、忙しくなったり暇になったり、複雑になったり単調になったりしてるんだけど、そこまで言及すると、とても時間もスペースも足りないので、省略させてもらう。

 要するに今回の変更は、「世界の変更を受容できるか」と「キャラの変更を好めるか」という2点がキモだと思う。

 私の回答は、「しゃーないので我慢します」、「好きです」だ。
 
 しかし、うーん、SOEもずいぶん賭けに出たなあ。案外「我慢できません」、「嫌です」って人多そうなのに。自信があるのか、アフォなのか…。

EQ2JE: LU#13 has come!

 EQ2本家ではすでに導入されてから、少々時間が経過したLU(ライブアップデート)#13、通称「新戦闘システムパッチ」がいよいよ今朝、JEにも導入されたらしい。今までのEQ2がなかったことのように、なにからなにまで変更になり、各所に物議をかもしているLU#13で、ここしばらくは新鮮さあふるる混乱と混沌を楽しめそうだ。

 さて、私の持ちキャラである、アサシン、ネクロマンサー、シャドウナイトは三つとも他のクラスと比較したときに、相対的には上方修正されたという噂の「いわゆる勝ち組クラス」らしい。なので、正直なところ非常に…
 
 
 
 不機嫌だ。

 人気が出てレア度が下がるまえに、再びカウンターパッチで下方修正されてほしいものだ。頼むよSOE君。